高級そうな車でもリーズナブルに狙えるものばかり

単なる実用車ではなく、奥様の魅力を引き立てる車たちを選んでみました。しかも意外なほどリーズナブルに中古車市場で出回っています。ご主人が運転しても満足度はかなり高いはず。子供たちだって、フツーの車じゃないことに優越感を覚えることでしょう。気になる車は中古車カタログや物件をチェックしてみてください。5位から1位までは輸入車のみになってしまいましたが、どれも満足度が高いものだと思います。

第5位はアルファロメオアルファ166(現行)。オススメするのはマイナーチェンジ前の不思議な顔をしたモデルです。中古車相場は相当こなれてきましたけど、相変わらずの“えたいの知れない感”は現役。最初はヘンに見えるアルファ166ですが、見慣れてくるとその素晴らしい造形にうっとりすることでしょう。ハンドルを握る奥様を、問答無用にカッコ良く見せてもくれます。小回りは利かないかもしれませんが、フルサイズセダンとしての使い勝手に文句はありません。

第4位はBMW3シリーズカブリオレ(旧型)。4シーターオープンスポーティカーを、日常の足として使う奥様を想像してください。平凡なはずの送り迎えや買い物が、とても豊かな時間になると思いませんか? 3シリーズクーペよりもラゲージスペースは狭いですが、4シーターをうまく利用すれば大概は対応できるでしょう。200万円弱から狙えるって、絶対にお買い得です。オープンエアを満喫できる毎日は、かけがえのない思い出になります。オシャレでエレガントです。

第3位はルノーアヴァンタイム(絶版)。ミニバンのスタイルをしたクーペ、って発想が凄いです。トヨタエスティマや日産エルグランドと並んでも、運転席からの目線はほぼ同等です。これはかなり不思議な感覚。もう2度とこんな車は登場しないのでは? 生産を受託していた会社が倒産し、あっけなくラインナップから外されてしまいました。一応、5人乗りで荷物もたっぷり積めます。でもクーペなんです。そんなフランスのエスプリを奥様が楽しむ姿って、素敵だと思います。

第2位はM・ベンツCLクラス(旧型)。Sクラスベースのクーペなので、本当に広いです。新車時はメチャメチャ高いのに、中古車になって旧型となると200万円台です。どこまでも疲れ知らずな走りは、旧型でも現役クラス。しかも、どんなドライブでもエレガントさを味わえます。奥様がCLクラスを運転すれば、どこぞのマダムに変身できます。良妻賢母でも、やっぱりエレガントなのは絶対に好きなはず。エルメスの高い鞄を買うくらいなら、これでしょう。

第1位はジャガーXJ(現行)。フルサイズセダンという面で日常ユースに文句は一切ありません。それどころか軽快感たっぷりの、走れるセダンに仕上がっています。高級感もスポーティさも網羅している車なのに新車販売は苦戦し、中古車相場はガタ落ち中です。これほどコストパフォーマンスの高い車、珍しいかもしれません。とても200万円台で購入できるとは思えません。奥様が乗っても、夫が乗っても、オシャレかつ優雅。幸せなカーライフが過ごせること間違いなしです。

フォトコレクション

写真:第5位:アルファロメオアルファ166(現行)|なんでもベスト10

第5位:アルファロメオアルファ166(現行)

写真:第4位:BMW3シリーズカブリオレ(旧型)|なんでもベスト10

第4位:BMW3シリーズカブリオレ(旧型)

写真:第3位:ルノーアヴァンタイム(絶版)|なんでもベスト10

第3位:ルノーアヴァンタイム(絶版)

写真:第2位:M・ベンツCLクラス(旧型)|なんでもベスト10

第2位:M・ベンツCLクラス(旧型)

写真:第1位:ジャガーXJ(現行)|なんでもベスト10

第1位:ジャガーXJ(現行)

Report/渡辺 敏史