▲ロードスターには、もっとインパクトのある元気なカラーを期待したい。イエローがあれば、軽快感あふれる走りを表現するのにピッタリ ▲ロードスターには、もっとインパクトのある元気なカラーを期待したい。イエローがあれば、軽快感あふれる走りを表現するのにピッタリ

これからの展開に期待したい、マツダ ロードスター

国内デビューを果たした4代目マツダ ロードスター。新型は、マツダが展開している新世代商品郡に属するため、従来以上にデザインに力が注がれているのは言うまでもない。同時にブランドのイメージアップに合わせてシックな雰囲気が強まっているのも事実だ。

ボディカラーを見ると、ブラックやホワイト、グレーといった無彩色が強いことに気づくだろう。色味がついている有彩色は彩度の低い(くすんだ)ブルーとお馴染みのソウルレッドの2色だけ。やや地味な印象も否めない。「ロードスターには、もっとインパクトと存在感のあるカラーを用意してほしい」。そんな声も聞こえてきそうだ。

だが、マツダのこと。今後の展開をすでに考えているはずで、歴代モデルと同様に、手を替え品を替え、様々なカラーや特別仕様車が発売されるに違いない。ここではスクープ班の期待を込めて2種類のモデルを予想していく。

ひとつは、全身イエローのポップなモデルだ。初代で2度にわたって限定販売されて人気を集めたJリミテッドを彷彿とさせる、明るく元気でロードスターらしいカラーは若いユーザーにもウケるのではないだろうか。

▲初代にイエローが初めて用いられた限定車、Jリミテッドは1991年にリリースされた。1993年に再販されたが、このときはAピラーがブラック仕上げされ、差別化された ▲初代にイエローが初めて用いられた限定車、Jリミテッドは1991年にリリースされた。1993年に再販されたが、このときはAピラーがブラック仕上げされ、差別化された

一方で、「Vスペシャル」のネーミングが似合いそうなエレガント仕様も提案してほしい。ブリティッシュグリーンのボディとタン内装の組み合わせで上質感を演出し、高価な輸入プレミアム2シーターに引けをとらないテイストを、手頃な価格で売りだせば支持層は得られるはず。

▲4色の専用色が用意された80周年特別仕様車「80th Special Color Limited」 ▲初代のVスペシャルを連想させる、オトナ向けのエレガントなブリティッシュグリーンをまとったモデルにも期待したい
▲こちらが、ユーノスロードスターに用意されたVスペシャル。タン内装とウッドのステアリングなどが特徴だった。1990年8月に追加設定。ネオグリーン(ブリティッシュグリーン)は、このときに初めてラインナップされた ▲こちらが、ユーノスロードスターに用意されたVスペシャル。タン内装とウッドのステアリングなどが特徴だった。1990年8月に追加設定。ネオグリーン(ブリティッシュグリーン)は、このときに初めてラインナップされた

こうしたカラー違いだけでなく、いっそうスマートに開閉できる電動トップ採用車が登場することにも期待したい。

※2015年6月16日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

【SPECIFICATIONS】
■予想発表時期:2016年以降
■全長×全幅×全高:3915×1735×1235(mm)
■搭載エンジン:1.5L 直4

text/マガジンX編集部 photo/マガジンX編集部、マツダ