’79 メルセデス・ベンツ 450 SEL 6.9|大排気量の名エンジンを搭載した希少なスーパーサルーン!【名車への道】
2025/02/06

これから価値が上がっていくだろうネオクラシックカーの魅力に迫るカーセンサーEDGEの企画【名車への道】
クラシックカー予備軍たちの登場背景や歴史的価値、製法や素材の素晴らしさを自動車テクノロジーライター・松本英雄さんと探っていく!

自動車テクノロジーライター
松本英雄
自動車テクノロジーライター。かつて自動車メーカー系のワークスチームで、競技車両の開発・製作に携わっていたことから技術分野に造詣が深く、現在も多くの新型車に試乗する。「クルマは50万円以下で買いなさい」など著書も多数。趣味は乗馬。
大排気量エンジンこそラグジュアリーモデルの“王道”
——今回は久しぶりにメルセデス・ベンツを紹介したいと思っているんですよ。
——例えばどんなモデルですか?
——松本さんは大排気量モデルが好きですよね?
——なるほど、大排気量こそがラグジュアリーモデルの王道ですか。紹介したいモデルも、そんな大排気量のとっておきの1台なんですよ。


——そこまで絞れるんですね……。まさにそのうちの1台で、ヴィンテージ湘南さんで450 SEL 6.9を見つけたんですよ。
——なんと、巨匠に勧められていたモデルだったんですか?

—— M100型はAMGにも関係があったんですか?
——AMGの“基本”を生み出したユニットは、その後この車に繋がっていくんですね?
メルセデス・ベンツ 450SEL 6.9
300SEL 6.3(W109型)の後継と言うべき、W116型のSクラスに用意されたスーパーサルーン。1975年に登場、600に搭載されていた6.3L V8エンジン(M100型)を6.9Lに拡大、足回りにはハイドロニューマチックサスペンションを採用する。当時としては驚きのパフォーマンスを備えつつも、内外装はスタンダードモデルと同様のベーシックなスタイルに仕立てられているのも特徴となる。


※カーセンサーEDGE 2025年3月号(2025年1月27日発売)の記事をWEB用に再構成して掲載しています
【関連リンク】
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
あわせて読みたい
M・ベンツのセダン狙いのあなたに推したい“粋な別解”4ドアクーペ CLSクラス。新車で1000万円超えが今中古車なら総額300万円台! オススメの選び方は?
メルセデスの名車に乗る|W201型からSLS AMGへ。“ネオクラとAMG覚醒”をいま読み解く【カーセンサーEDGE 2026年1月号】
優先すべきはヘリテージか 経済効率? マセラティのモデナ回帰にみるブランドの価値とは【スーパーカーにまつわる不思議を考える】
R32型 スカイラインGT-Rが50万円から? あの時買っときゃ良かった……のモデルを振り返り“後悔を楽しむ”
新型CX-5が待ちきれないあなたに贈る「納車までの期間、代わりにコレどうですか?」5選
新型日産 エルグランドの発売が待ちきれないあなたに贈る「代わりにコレ、どうですか?」5選
“いまは”日本未導入のGAC(広州汽車集団)AION Y Plusに試乗してきた!
プロショップで聞いた600万円前後で狙える初代 ポルシェ マカンのリアル! 狙うは前期型の高性能グレードか? それとも後期型のベーシックグレードか?
トヨタ センチュリーがブランド化! クーペタイプも公開された今、改めて歴代モデルを振り返ってみよう!
M・ベンツ GLEの現行型(2代目)が600万円から狙える! プレミアムSUVの今オススメの買い方・選び方は?









