古き良き「ゴツめワイルド系SUV」狙いに朗報! ホンダ クロスロードが、いろんな意味で“ちょうどいい”かも
2017/02/07
▲“アクティブ・ライフ・ナビゲーター”をコンセプトに開発された「ホンダ クロスロード」。この車が、ある種の人にとっては高コスパじゃないかというご提案です流行りのSUVが欲しい! でも……
ここ2、3年で、人気が急上昇しているSUVカテゴリー。流行りに乗ってか、国内外のどのメーカーも開発やPRに力を入れているのが見て取れます。
次々に発売されるニューモデルたちは、一昔前と違って、燃費や安全装備など性能も格段に進化していますね。さらに、多彩なデザイン、多様なサイズのモデルが誕生したことから、悪路や雪道を走行しない人たちでも当たり前に選択肢に入れる時代になりました。素晴らしいことです。
しかし一方で、ちょっとさみしく思うところもあります。それは、“武骨な見た目のSUVが少なくなった”ということです。
一昔前のSUVといえば、燃費はすこぶる悪く、インテリアも商用車のような味気ない雰囲気で、とにかくデカいし幅をとるし……で、ザ・ガテン系! といったモデルが主流でした。
それらは、現代のラグジュアリーでおりこうさんなSUVに比べると、どうしても男くさいし維持費はかかるし、少し手間を要することは間違えありません。
しかし、それらを背負ってでも手に入れたいと思ってしまうんです……あの、角のあるゴツゴツしたボディラインを。武骨な顔つきを。
新型SUVモデルに多く見られるデザインは、角のとれて丸みを帯びたシュッとしたカタチ。もちろん、トヨタ ランドクルーザーやメルセデス・ベンツ Gクラスのように、古き良きスタイルを引き継いでいるモデルもあります。
しかし、トレンドはマツダ CX-5やホンダ ヴェゼル、レクサス RX/LXのような流線形を描いたボディの上品なSUVです。
もちろん、そんなイマドキSUVも素敵なんです! 素敵なんですけど……やっぱり、ゴツゴツした大きなボディを背負ったワイルドなSUVが欲しい! と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今日は、そんな方々にぜひ提案したい「ホンダ クロスロード」をご紹介させていただきます。
▲こちらが、クロスロード。力強さ・存在感を演出したボディ形状は「スカルプチュアル・タフ・フォルム」というのだそう重要視したいスタイリング
クロスロードは、ホンダが2010年まで発売していたSUVで、大きく2世代が存在します。今回オススメしたいのは、2代目。超スクエアなボディが印象的な1台です。
センターピラーやウインドウまわりが彫り深く面取りされているので、三菱 パジェロやジープ ラングラーのような超王道の“ゴツさ”とはひと味違った良さもあります。求めていた武骨さに加えて、ちょっとした個性も手に入る魅力的なスタイリングです。
▲正面から見ると、まさにスクエア!
▲こちらが面取りされているウインドウ周辺。たくましさを表現しているそうです今買うと、いろんな意味でコスパ高め
ちなみに、押し出し感強めな顔つきからは意外なのですが、全長は4285mmと短め。最小回転半径は、5.6mと取回しにも優れています。
一方でシートはしっかり3列あり、7名が乗車できるのは嬉しいところ。燃費も、FF車で13.8km/L(10・15モード走行燃費消費率)と悪くありません。
つまり、求めていた武骨なデザインに、諦めていた使い勝手もある程度は備わっているのです。「武骨さを極めすぎても、周りに引かれるかな」「デザインは昔のSUVが好きだけど、古すぎも心配」といったちょっとした不安がある方には、まさに“ちょうどいい”具合ではないでしょうか。
▲簡単操作で様々なアレンジが可能な3列シート。2列目シートは肩口のレバー操作で倒れたり前にスライドします
▲アレンジすれば、荷室容量を増やすこともできます
▲インストルメントパネルは、直感的な視認性や操作性を大切にした立体造形。大きさと配置に変化をつけた異形4眼メーターもカッコいいそして気になるおカネのお話ですが、2017年2月3日現在、中古車平均価格は約105万円(本体価格)。最安値帯は50万円台と、SUVにしてはかなりリーズナブルな域です。
前段で挙げたような最新ゴツゴツ系SUV(現行ランドクルーザーやGクラス)を買おうと思うと、中古でも200万円では足りませんから、これはなかなか美味しいお値段です。
今買うなら、修復歴が無く、走行距離5万km以下あたりの物件がコスパ高め。4WDにこだわったとしても160万円前後で購入可能で、2WDでも良ければ110万円前後から選ぶことができます。
ワイルド系なゴツゴツデザインが手に入るうえ、この価格。もし少しでも興味が湧いた方がいらっしゃるなら、ぜひ一度チェックしてみてください。
▲街乗りでもサマになるデザインですよ♪▼検索条件
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