予算100万円×ラグジュアリー系SUVの切り札は、2代目ハリアーだけじゃない!
2018/05/09
▲人気のラグジュアリー系SUVを予算100万円でゲットしたい! ……厳しい戦いにはなりますが、奇跡の逆転劇を目指してみませんか?中古SUVといえども、予算100万円では選択肢が少ない
予算100万円でSUVは買えるのか? ……答えはもちろん「イエス」。
だがその後には、“ただし”に続く、いささか悩ましい条件が付いてくる。
まずひとつ覚えておきたいのは、予算100万円でSUVを手に入れるとするなら、中古車で選ぶことが大前提となること。したがって、上記の“ただし”には「中古車だけどね」というフレーズが続く。
まあ、このあたりはみなさんもすでにご存じのことだろう。問題は、その先だ。
残念ながら、たとえ中古車であっても予算100万円で狙えるSUVの選択肢は少ない。
例えば、スズキのジムニーやハスラー、三菱 パジェロミニなどの軽自動車を除き、1車種の単1世代で中古車の流通量が全国で200台を超えるのはわずか5モデルのみ。具体的には以下のとおりだ。
・トヨタ ハリアー(2代目)
・日産 エクストレイル(初代)
・日産 エクストレイル(2代目)
・日産 ジューク(現行型)
・スバル フォレスター(2代目)
SUVの中でも、クロカン風味の濃いカジュアルな“遊び車”が好みなら、初代&2代目エクストレイルと2代目フォレスターという、そこそこ厚めの選択肢から選べるのでまだいいだろう。
▲こちらは、日産 エクストレイル(2代目)
▲こちらが、スバル フォレスター(2代目)運転ビギナーでも安心なコンパクトSUVに興味があるなら、ジュークだけではなく軽自動車にも目を向ければ選択肢はグッと広がる。
▲こちらが、日産 ジューク(現行型)2代目ハリアーと合わせて検討したい初代ムラーノ
だが、大きめボディで走りも快適、しかもデザインが都会的な、今一番人気のラグジュアリー系SUVに目を向けると、途端にハードルが高くなる。
新車時価格の高いモデルが多いため、中古車が予算100万円圏内で狙えるようになるには、新車時の人気や中古車市場での残存価値など、険しい条件をパスしていなければならない。
そういった意味でも、2代目ハリアーの存在はとても貴重である。予算100万円でラグジュアリー系SUVを探しているなら、2代目ハリアーを視界から外すことは避けるべきだ。
▲トヨタ ハリアー(2代目)
▲旧型といえど、インテリアまでしっかり作りこまれた正真正銘のラグジュアリーSUVそれでも、手持ちのカードは1枚のみ。それだけでラグジュアリー系SUVを攻略するのは難しい。
そこで注目したいのが日産 ムラーノ(初代)だ。
厳しい条件下では初代ムラーノが有利なケースも!
生産期間は2004年9月~2008年8月。エンジンは2.5L直4と3.5L V6の2タイプ。ボディサイズは2代目ハリアーよりやや大きい。もともと北米マーケット向けモデルだったゆえか、デザインは個性的だ。
似ている車が他にないため、いまだにその存在感は色あせていない。
また、本革シートを標準装備するなど、よりラグジュアリー度の高い3.5L車が予算100万円圏内で狙えるのもナイスなポイント。
しかも「本革シート付き」「走行距離8万km以下」「修復歴無し」という厳しい条件下では、2代目ハリアーより対象物件が多くなるというミラクルもある。
▲こちらが、日産 ムラーノ(初代)
▲ミラクルが起これば、本革シートもゲットできる……!?いずれにせよ、初代ムラーノは流通量が少ないのでエース級のカードとは言いがたい。
それでも、予算100万円×ラグジュアリー系SUVという厳しい戦いで、奇跡の逆転劇を起こしてくれるかもしれないワイルドカードとして、手の内に控えておきたい魅力的な選択肢だ。
▼検索条件
日産 ムラーノ(初代) × 総額100万円以下 × 全国この記事で紹介している物件
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