フィアット 500|1.2Lポップ系かツインエア系が選びやすい【予算100万円ならコレが買い】
カテゴリー: 特選車
タグ: フィアット / ハッチバック / クルマを選び始めた人向け / 500 / 総額100万円で狙おう / 中野剛
2020/02/29
▲2008年の登場以来、そのポップでかわいらしい見た目から、老若男女問わず人気のフィアット 500(チンクエチェント)。総額100万円以内の物件が増えているが、狙い目となるモデルを考えてみたイタリア生まれの超人気ハッチバック
フィアット 500(チンクエチェント)は、イタリアの老舗自動車メーカーであるフィアットが、自車の往年の名車である小型大衆車500を現代的解釈で復活させたモデル。
母国イタリアはもちろんのこと、日本でも2008年3月に発表されるやいなや大ヒット。
丸みを帯びたレトロなルックスや日本の道路事情にもマッチしたは3ドアハッチバックのコンパクトボディで、若い女性にも人気のモデルだ。
エンジンは1.2Lと1.4Lの4気筒の他、ツインエアと呼ばれる875ccの2気筒ターボを用意。いずれも指定ガソリンはハイオクだ。
組み合わされるトランスミッションは、ATモード付き5速シーケンシャルミッションがメインで、スポーツ系グレードには5速MT仕様も設定。駆動方式は前輪駆動の2WDのみとなる。
サイズは軽自動車より一回り大きい全長3.55m×全幅1.63m×全高1.52mで、乗車定員は4人となる。
室内は大人4人が乗れるスペースを確保。通勤や通学など、普段使いのパーソナルカーとして使い勝手も申し分ない。
登場から10年以上が経過するが、古さをみじんも感じさせないルックスも大きな魅力。
その意味でも、低予算で中古車を狙うにはうってつけのモデルといえるだろう。


予算100万円圏内には低走行車も豊富
現在の中古車流通量は780~820台の水準で推移している。
昨年後半から年末にかけて相場は上昇傾向にあったが、直近は下落トレンドに入っているようだ。
エンジン排気量別の割合は、1.2L車がおよそ5割を占め最多で、それにツインエアが続く。1.4L車は比較的レアな存在だ。
予算100万円で狙うなら、まずは流通量の多い1.2L系の中でも選択肢が豊富なベースグレードの1.2 8Vポップと1.2ポップに注目。
年式はやや古くなるものの、走行距離5万km以下の物件も多く、選びやすい状況にある。ボディカラーは白と赤が多い印象だ。
▲こちらポップの内装のひとつ種類豊富な限定車に注目するのも◎
1.2ポップ系と並行して、低燃費の2気筒ターボエンジンを搭載したツインエアもチェックすると、さらに選択肢の幅が広がる。
2011年3月に追加されたグレードのため、高年式車狙いの人はこちらを本命にして良いだろう。
1.2ポップ系ほどではないが、走行距離5万km以下の物件も射程圏内に入っている。
数多くの限定モデルが存在するのも500の魅力のひとつ。
ベーシックな1.2ポップ系やツインエア系ではなく、あえて限定車を狙うのも、500の中古車選びでは有効だ。
中でも注目は初期に設定された1.4 16VラウンジSS。
上級グレードの1.4ラウンジ系に、16インチアルミホイールやサンルーフなど上級装備を奢った最上級モデルだ。
この他、イタリアのアパレルブランド「ディーゼル」とコラボレーションしたバイ ディーゼルや、MT仕様の設定もあるスポーツグレードのスポーツ/スポーツSSも、非常にレアだが予算100万円で見つけることができるので、チェックしてみよう。

▼検索条件
フィアット 500(現行型)×総額100万円以下×全国【関連リンク】
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