【2020年版】子育て世代の救世主! 50万円以下で手に入るスライドドア付き軽自動車5選
カテゴリー: 特選車
タグ: ホンダ / スズキ / 三菱 / ダイハツ / ワンボックスカー / 軽自動車 / キャブオーバー / 女性向け / 主婦向け / クルマを選び始めた人向け / お手頃 / かわいい / AT / MT / FF / MR / リアルタイム4WD / フルタイム4WD / 買い物 / レジャー / 送迎車 / ペット / バモス / パレット / eKワゴン / N-BOX / タント / 田端邦彦 / c!
2020/06/23
▲軽自動車でも今やすっかり一般的となったスライドドア。子育て世代には実に便利(写真は2代目タント カスタム)スライドドア車をリーズナブルに
子育て世代のマイカーには、やっぱりスライドドアが便利! 赤ちゃんをお世話したり、ベビーカーを載せたりするのに、スライドドアはとっても便利な機構です。狭い場所で乗り降りするのも楽々だしね。
そんな利便性の高さからスライドドア装備の軽トールワゴン、タントやN-BOXが大ヒットし、今や軽自動車で最も人気のあるカテゴリーになりました。でも、最近の軽トールワゴンって高価すぎません? 子供が小さい頃って何かにつけてお金がかかるし、車購入費用はできるだけ安く抑えたい……そんな気持ち、よく分かります。
そこで、コミコミ50万円以内で手に入るスライドドア車をセレクトしました! 実用的なトールワゴンからセミトール、キャブオーバーまで、個性豊かなラインナップになっています。
50万円以下で狙うならこの5台!
▲軽トールワゴンとしては後発の初代N-BOX。スッキリした外観が印象的
【概要・デザイン】
2011年から2017年までと比較的長い期間生産され、しかも売れまくったN-BOX。中古車としても大人気で長らく高値でしたが、ようやくデビュー当初のモデルがコミコミ50万円で手が届くようになりました。
デザインはシンプルで、デビューから10年近くたった今見てもかわいらしい! ベーシックな「N-BOX」と、エアロパーツをまとった「N-BOXカスタム」があります。デビュー当時、「N-BOX」はNA(自然吸気)エンジンのみで、ターボ車が用意されたのは2012年からでした。
【居住性】
2代目にも引き継がれた「センタータンクレイアウト」や後席のダイブダウン機構は初代からの特長。後席の座面を跳ね上げ、そこにベビーカーなど背の高い荷物をそのまま載せることもできるなど、子育て世代にとってうれしい機構がいっぱいです。
車内の広さは当時、クラストップ。今ではより大きな車内空間のライバルもいますが、使いやすさにおいては現代のトールワゴンに全くヒケを取りません。
【走り・燃費性能】
10年前、軽トールワゴンは「居住空間は広いけど、走りはフニャフニャしている」のが当たり前でした。しかし、N-BOXは当時から「軽らしからぬシッカリ感がある」と走りにおいても好評でした。
50万円以内という予算設定から考えると、必然的にNA車となりますが、日常使いするうえではパワーに不満ありません。2013年までの量販グレードではアイドリングストップ機構が付いていませんが、それでも燃費は24.5km/L(G・FF)と、悪くないレベルです。
【安全性】
運転席&助手席エアバッグは全車標準装備。2013年12月以降のモデルでは、「シティブレーキアクティブシステム」「誤発進抑制機能」などの予防安全装備がオプションも設定されましたが、50万円の予算で装着車を見つけるのは、ちょっと難しいでしょう。オプションのサイドカーテンエアバッグ装着車(G・Lパッケージのみ)を見つけられたらラッキーです
【中古車選びのポイント】
初代N-BOXの基本グレードは「G」と「G・Lパッケージ」のみというシンプルな展開。「G・Lパッケージ」はアルミホイールやパワースライドドアなどを装備した上級グレードです。
狙い目は2012年あたりの「G・Lパッケージ」。50万円以内の予算なら修復歴のない個体で、走行距離8.5万km以下を目安としたいところです。
【スペック・諸元】G・Lパッケージ(2012年12月~2013年11月生産モデル)
■全長x全幅x全高:3395×1448×1780(mm)
■エンジン種類:直列3気筒DOHC ■総排気量:658cc
■燃費:JC08モード 24.2km/L
▼検索条件
ホンダ N-BOX(初代)G・Lパッケージ×総額50万円以下×修復歴なし
▲助手席側センターピラーをドアに内蔵し、広大な開口面積を得た「ミラクルオープンドア」を初採用
【概要・デザイン】
初代の大ヒットを受けて2007年に登場した2代目タント。ベースモデルの「タント」はかわいらしいファニーフェイス、「タント カスタム」はアグレッシブ! とハッキリ個性が分かれています。
現在の軽トールワゴンにおけるトレンドからすると若干古いデザインテイストですが、「かわいらしいのが好き!」という方にはバッチリはまるでしょう。
【居住性】
90度近く開くドア、助手席側をセンターピラーレスとしてスライドドアと組み合わせた「ミラクルオープンドア」を初めて採用したのが、この2代目。抜群の乗降性がもたらされています。
ちなみにこの2代目、運転席側後部ドアは3代目以降のようなスライド式でなく、一般的なヒンジ式。ホイールベースは2490mmと歴代タントの中で最も長く、車内空間にも余裕があります。
【走り・燃費性能】
2代目タントは2011年11月に大きなマイナーチェンジを受けています。
自然吸気エンジンにダイハツ独自のエンジン&CVT統合技術「e:Sテクノロジー」を採用され、燃費が22.5km/Lから24.8km/Lへと一気に向上。走りも滑らかになりました。
ちなみに2代目タントでターボ車が設定されていたのは「カスタムRS」のみです。
【安全性】
ピラーレスの「ミラクルオープンドア」でもドア内部にピラーを内蔵することにより、高い衝突安全性が確保されています。ただ、現代の軽に採用されているような予防安全装備は2代目タントの時代、まだありませんでした。
ディーラーで後付けできるペダル踏み間違い時加速抑制装置「つくつく防止」が用意されているのはダイハツならでは。中古車にも装着できます。
【中古車選びのポイント】
モデルサイクルが長く、デビューが2007年と古いだけにモデル全体での中古車平均価格は49.7万円(2019年4月1日現在)。
オススメはエンジンやトランスミッションが一新された2011年以降のモデル。予算50万円で、最上級グレード「Xリミテッド」も狙えます!
【スペック・諸元】Xリミテッド
■全長x全幅x全高:3395×1475×1750(mm)
■エンジン種類:直列3気筒DOHC ■総排気量:658cc
■燃費:JC08モード 25.0km/L
▼検索条件
ダイハツ タント(2代目)Xリミテッド×2011年以降モデル×総額50万円以下×修復歴なし
▲トールワゴンで初めて両側スライドドアを実現したパレット
【概要・デザイン】
「パレット」は、スペーシアの前身となったモデルで、2008~2013年まで作られていました。もしかしたら日産にOEM供給されていた姉妹車、「ルークス」の方がお馴染みかもしれません。
背が高く、タイヤを四隅に配置してホイールベースを長く取ったスタイルは、当時のライバルだったタントを十分に意識したもの。ヘッドライトが大きめで愛嬌のあるフロントマスクのデザインです。2009年にはエアロパーツや専用フロントマスクで精悍な外観とした「パレットSW」が追加されました。
【居住性】
ボンネットのある軽自動車で、両側スライドドア機構を当時初めて採用! パレットの一大セールスポイントなのです。車内空間もヒロビロしていて快適。特に165mmスライドできる後席は一番前の位置でも十分に広く、荷室とフラットな床面になるダイブダウン機構も装備。軽トールワゴン創成期の車とは思えない利便性の高さです。
インテリアのデザインもシックで、高級感があります。
【走り・燃費性能】
パレットにはNA(自然吸気)とターボ、2種類のエンジンが用意され、それぞれにFFとフルタイム4WDが用意されていました。背が高い割りに乗り心地はしっとりと落ち着いているのが特長です。ターボモデルの乗り味は少し硬めにセッティングされていました。
2009年9月の改良で、トランスミッションが4ATからCVTに変わっています(Gグレードを除く)。走りが滑らかになっただけでなく、燃費も20 km/Lから21.5 km/Lに向上。さらに2010年の改良で22.5 km/L(すべてFF、10・15モードでの比較)まで燃費が伸びています。
【安全性】
現在のような先進的予防安全装置は用意されませんでしたが、運転席・助手席エアバッグを全車標準装備。さらにXやLグレードにはサイドエアバッグが、最上級のTSグレードにはサイドカーテンエアバッグが標準装備されています。
【中古車選びのポイント】
2010年以降のモデルで、できるだけ走行距離の少ないものを選びましょう。個人的なオススメは、ターボを搭載してパワフル、かつ両側パワースライドドアなど便利装備も付いた「T」、もしくは「パレットSW」の「TS」です。
【スペック・諸元】T
■全長x全幅x全高:3395×1475×1735(mm)
■エンジン種類:直列3気筒DOHC ■総排気量:658cc
■燃費:JC08モード 18.8km/L
▼検索条件
スズキ パレット T・SW TS×2010年以降モデル×総額50万円以下×修復歴なし
▲片側スライドドアが採用されたekワゴンは、2代目の一部グレードのみ
【概要・デザイン】
スライドドアが欲しいけど、背高ボディだと運転しづらくてイヤ! ……という人、実は結構いるのではないでしょうか? 2代目「ekワゴン」はハッチバックとトールワゴンの中間的スタイルでありながら、一部グレード(アルファベットの最後に「S」が付くグレード)で助手席側スライドドアを実現した、世にも希な1台なのです。
デザインは少し前の軽コンサバ路線ですが、このシンプルさがかえって潔い印象。スライドドアを動かすためのレールをボディ外板ではなく、ドア内側に隠した「インナーレール方式」を採用しているのも外観上のポイントです。
【居住性】
スライドドア装着車といってもシルエットはハッチバック車に近いので、軽トールワゴンのように広大な居住空間は期待できません。またスライドドア開口部も、ヒンジドア仕様の方が広いくらい。
ただし、左側を路肩に寄せた状態など、狭い場所での乗降性は圧倒的。よほどの大家族でなければ、これでイイんじゃない? またインパネシフトを採用しているおかげで、前席も広く感じます。
【走り・燃費性能】
2代目ekワゴンに搭載されていたエンジンは、ライフサイクルを通じてNA(自然吸気)直列3気筒SOHCのみ。50psなので正直、力強くはありませんが、滑らかで実用上さほど不満のないエンジンです。ボディの軽さ、コンパクトさも相まって、街中では機敏に走ってくれます。
燃費対策は2010年以降のモデルでメーター内に低燃費運転をサポートする「ECOランプ」が付いた程度。スライドドア装着車は約10kgほど非装着車より重くなりますが、19.6 km/L(2012年型GS・2WD・JC08モード)という当時の軽自動車としてはまずまずの燃費性能でした。
【安全性】
運転席・助手席エアバッグやABSは全車標準装備。特別仕様車「ブルームエディション」ではメーカーオプションのブレーキアシスト付きABSが標準装備化されています。2012年には法規制強化に対応し、ヘッドレストを大型化、ISO-FIXチャイルドシートアンカーが標準装備されました。
【中古車選びのポイント】
50万円の予算で最終年式である2012年式で、電動スライドドアの付いた最上級グレードのGSが十分、手に入ります。いずれにしても年式が古いので、走行距離のなるべく少ない個体を選ぶべきでしょう。
【スペック・諸元】GS
■全長x全幅x全高:3395×1475×1550(mm)
■エンジン種類:直列3気筒SOHC ■総排気量:657cc
■燃費:JC08モード 19.6km/L
▼検索条件
三菱 ekワゴン(2代目)GS×2010年以降モデル×総額50万円以下×修復歴なし
▲レジャー用途を意識して作られたバモス。エンジンはなんと後部座席下!
【概要・デザイン】
広い車内とスライドドアは、軽トールワゴンの専売特許じゃありません。むしろワンボックスが元祖。「バモス」はホンダが作ったキャブオーバー型ミニバン。キャブオーバーとは、座席の下にエンジンがあるタイプの車で、ワンボックスの一種です。運転席下にエンジンを搭載するのが一般的ですが、「バモス」の場合は後席下。つまりミッドシップということもできるわけです。スポーツカーみたい!
1999~2018年という長きにわたって生産された、超ロングセラーでもあります。軽ワンボックスというと商用車と思われがちですが、バモスは乗用ナンバー。外観やインテリア、使い勝手においても、プライベートユースを存分に意識して作られていました。
【居住性】
真四角で広い車内は、とにかく使いやすい! 床面は低くてフラット。まさに部屋がそのまま移動している感覚です。両側スライドドアは窓を開けることもできちゃう(開閉は手動ですが)。
2001年のマイナーチェンジで後席が足元スペースにダイブダウンする方式となり、荷室の使い勝手がさらに良くなりました。最近のトールワゴンに見られるような豪華さは皆無ですが、実用性の高さでは抜群です。アフターパーツも豊富なので、内装カスタマイズを楽しむのもいいですね。
【走り・燃費性能】
バモスにおける唯一にして最大の弱点とも言えるのが走り。サスペンションの構造は軽トラックに近く、乗り心地やハンドリングがよいとは言えません。
エンジンもかつてはターボが設定されていましたが、現実的に手に入りやすい2010年以降のモデルではNA(自然吸気)直列3気筒SOHCエンジンのみ。しかも2WD仕様は45PSでトランスミッションも3速ATであるなど、現在の軽自動車に比べると明らかに見劣りします(4WDは52ps、4AT)。速さや乗り心地のよさ、燃費の良さは要らない、ただ広くて使いやすい車内があればいい、とキッパリ割り切れる人にのみオススメできます。
【安全性】
運転席・助手席エアバッグ、ABSは標準装備。2015年以降のモデルでは、荷物を積んだときなどに前後輪の荷重に合わせてブレーキの強さを加減してくれるEBD(電子制御制動力配分システム)付きABSが装備されました。
【中古車選びのポイント】
バモスは2012年にグレードが整理され、「G」のみのモノグレード展開となりました。2WDと4WDがあり、それぞれに5MTと3ATまたは4ATが用意されます。
2018年まで製造されたはずですが、中古車市場では2016年以降のモデルがほとんど見つかりません。よってファミリーカーとして購入するなら、2012~2015年式あたりが現実的な選択肢となってきます。
ちなみに、4WD仕様は雪国に住んでいる方以外にもオススメ。燃費は少々悪くなりますが、エンジンは52ps仕様に、トランスミッションも4ATとなるからです。
【スペック・諸元】G 4WD 4AT
■全長x全幅x全高:3395×1475×1755(mm)
■エンジン種類:直列3気筒SOHC ■総排気量:656cc
■燃費:JC08モード 14.6km/L
▼検索条件
ホンダ バモス G 4WD 4AT×総額50万円以下×修復歴なし
自動車ライター
田端邦彦
自動車専門誌で編集長を経験後、住宅、コミュニティ、ライフスタイル、サイエンスなど様々なジャンルでライターとして活動。車が大好きだけどメカオタクにあらず。車と生活の楽しいカンケーを日々探求している。プライベートでは公園で、オフィスで、自宅でキャンプしちゃうプロジェクトの運営にも参加。
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