CX-5とCX-30▲クロスオーバーSUVを多数ラインナップするマツダの中でも、比較的近いサイズのCX-5(3代目)とCX-30(初代)。キャラクターの違いはどこに?

同じマツダ・ブランドで、ともにクロスオーバーSUVであるCX-5とCX-30。CX-5は2026年5月に新型、CX-30は2026年8月に改良型が登場し、どちらを購入するか迷っている人もいるでしょう。

この記事ではニーズ別にCX-5とCX-30の選び方を解説。さらにボディサイズや室内空間などを詳細に比較しつつ、オススメ中古車の選び方も紹介します。
 

CX-5とCX-30をサクッとまとめ

【選び方】「快適さ・安全性」重視ならCX-5、「扱いやすさやコスト」重視ならCX-30
【主な違い】注目すべきはサイズと室内空間、パワートレイン、安全装備
【共通の魅力】走りの良さと内外装のデザイン、質感の高さ
 

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マツダ CX-5(3代目)

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マツダ CX-30(初代)
 

CX-5とCX-30買うならどっち? 選び方の基本を解説

CX-5とCX-30は前提として「クラス」が異なります。CX-5はミドルサイズであるのに対して、CX-30は一回り小さいコンパクトサイズです。

車はサイズが大きくなるほど高額となり、性能や装備もハイグレードになるのが一般的。その原則はCX-5とCX-30にも当てはまります。

特にCX-5は新型が登場したばかりということもあって、その違いは明確。結果どちらを選ぶかの基本的な基準は、次のとおりです。
 

  • 車内の広さや快適さ・安全性を重視するならCX-5
  • 扱いやすさや購入価格・維持費を優先するならCX-30
CX-30▲2019年10月に登場したCX-30。コンパクトサイズのCX-3とミドルサイズのCX-5の間を埋める、絶妙なサイズ感がウリ

CX-5とCX-30のオススメな人

基本的な基準は前述のとおりですが、実際CX-5とCX-30はどんな人にオススメなのでしょうか? それぞれに適した用途やライフスタイル、予算を考えると、次のような人物像が浮かび上がります。
 

CX-5がオススメな人

  • キャンプなどギアが多いレジャーを家族3~4人で楽しみたい人
  • 家族が快適に乗れて、荷物も積めるSUVが欲しい人
  • 室内の使い勝手だけでなくスマートさも求める人
  • 高速道路や山道などシーンに合った走りを楽しみたい人

CX-30がオススメな人

  • 家族2~3人でアウトドア遊びや旅行に出かけたい人
  • 買い物などちょっとしたドライブでも爽快感を味わいたい人
  • 立体駐車場にも止められるSUVが欲しい人
  • 初期費用や維持費を抑えながらも、質の高いSUVを求める人

価格はCX-5の車両価格が新車で330万円~なのに対して、CX-30は264万円~。最安値のグレード同士では約66万円、最高額同士では約55万円の価格差があり、CX-30の方が検討しやすくなっています。
 

CX-5とCX-30の価格

車種 グレード 価格
CX-5 S 330万~353万6500円
G 352万~375万6500円
L 407万~430万6500円
CX-30 20C 264万円
20S 273万4600円
20G 297万円
20 エア エディション 319万円
25L 341万~364万6500円
25 エア エディション 352万~375万6500円
車種 グレード 価格
CX-5 S 330万~353万6500円
G 352万~375万6500円
L 407万~430万6500円
CX-30 20C 264万円
20S 273万4600円
20G 297万円
20 エア エディション 319万円
25L 341万~364万6500円
25 エア エディション 352万~375万6500円
※20 エア エディションと25 エア エディションは特別仕様車
 

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選びきれないならCX-5とCX-30の違いをチェック

新車価格帯やクラスが異なるCX-5とCX-30ですが、一見すると似たようなキャラクターに見える部分があるかもしれません。自分が求める用途やニーズが、どちらにも当てはまる……というケースも考えられます。

そこで、ここからはより詳細に違いを比較していきましょう。注目すべきポイントはサイズと室内空間、パワートレイン、安全装備の4つです。
 

項目 CX-5 CX-30
サイズ 全幅が広め、全高が低めのミドルサイズ 機械式駐車場に収まるコンパクトサイズ
室内空間 クラス相応で、室内幅に余裕 クラス相応で、室内高に余裕
パワートレイン 現在はマイルドハイブリッド車のみ 中古車ならディーゼル車も選べる
安全装備 衝突回避も運転支援も高機能 上位クラスに迫る充実ぶり
項目 CX-5 CX-30
サイズ 全幅が広め、全高が低めのミドルサイズ 機械式駐車場に収まるコンパクトサイズ
室内空間 クラス相応で、室内幅に余裕 クラス相応で、室内高に余裕
パワートレイン 現在はマイルドハイブリッド車のみ 中古車ならディーゼル車も選べる
安全装備 衝突回避も運転支援も高機能 上位クラスに迫る充実ぶり

特に実用面で差を生むのはサイズと室内空間の広さなので、ポイントの説明順に自分に合っているかチェックしていければ、どちらがライフスタイルに適しているか判断できるでしょう。
 

CX-5▲CX-5はサイズが大きい分、アウトドアレジャーなどにも使いやすい

なお、クラスは違えども走りの良さなど根源的な魅力は両車共通。デザインも好みの違いこそあるものの、ともにハイレベルです。これらは、どちらも満足できる水準にあるため、神経質に違いを見比べる必要はないでしょう。
 

項目 共通する魅力
走り 「人馬一体」に基づいた自然な走行感覚。乗り味はスポーティ
外装 躍動感のある「魂動デザイン」を採用。スタイリッシュで、街に映える
内装 運転席中心のレイアウトで、操作性に優れている。質感もクラス上位
項目 共通する魅力
走り 「人馬一体」に基づいた自然な走行感覚。乗り味はスポーティ
外装 躍動感のある「魂動デザイン」を採用。スタイリッシュで、街に映える
内装 運転席中心のレイアウトで、操作性に優れている。質感もクラス上位
 

比較① サイズ:大きさの差は明確。実用面でも違いがある

両モデルの最も根本的な違いが、ボディサイズです。CX-5とCX-30、それぞれのボディサイズは次のとおり。
 

項目 CX-5 CX-30
全長 4690mm 4395mm
全幅 1860mm 1795mm
全高 1695mm 1540mm
項目 CX-5 CX-30
全長 4690mm 4395mm
全幅 1860mm 1795mm
全高 1695mm 1540mm

特に大きな違いを感じるのは全幅です。CX-5はCX-30より約65mmも幅広。ワイドなことで走りにも安定感がもたらされています。高速道路やワインディングを走る機会が多い人にとっては、特に恩恵が感じられるでしょう。

対するCX-30はコンパクトで、最小回転半径も5.3m。狭い路地や駐車時でも扱いやすくなっています。特に全長・全高が控えめで、一般的な機械式立体駐車場にも止められる点は見逃せません。
 

CX-5▲CX-5は、フロントノーズが長めの伸び伸びしたフォルム
CX-30▲全高を低く抑えつつ、SUVらしい腰高なシルエットに仕上げられているCX-30
 

比較② 室内空間:長さは大差なしだが、広さはCX-5の方が上

室内空間も、使い勝手の大きな違いとなります。CX-5とCX-30の室内サイズを比べました。
 

項目 CX-5 CX-30
室内長 1890mm 1830mm
室内幅 1592mm 1492mm
室内高 1299mm 1211mm
項目 CX-5 CX-30
室内長 1890mm 1830mm
室内幅 1592mm 1492mm
室内高 1299mm 1211mm
※CX-30の室内寸法は2026年8月以降の改良型
 

ボディサイズはそれなりの差がありましたが、インパネから後席シートバックまでの室内長は、60mmほどしか変わりません。

一方で室内幅と室内高はクラス差相応の違いとなっています。CX-5はシートサイズや肩まわり、膝まわりの空間も余裕たっぷり。十分な開放感が感じられます。
 

CX-5 室内▲CX-5はミドルクラスSUVの中でも広めの室内幅を確保
CX-30 室内▲限られたボディサイズの中で、後席にも十分な空間がもたらされているCX-30の室内
田端邦彦

ライター・田端邦彦CX-5もCX-30も、クラス相応の十分な広さを備えているものの、同カテゴリーの競合車種と比べて、室内空間が特別広いわけではありません。というのも両車の内装における特徴は広さでなく質感の高さにあり、上質に仕上げられているのが特徴です。

CX-5の荷室容量はCX-30より150L以上大きい

室内長は大差ない分、両車の荷室長の差は開いています。
 

項目 CX-5 CX-30
荷室長(通常時) 約994mm 約810mm
荷室長(リアシート可倒時) 約1845mm 約1730mm
荷室幅(タイヤハウス間) 約1050mm 約1000mm
項目 CX-5 CX-30
荷室長(通常時) 約994mm 約810mm
荷室長(リアシート可倒時) 約1845mm 約1730mm
荷室幅(タイヤハウス間) 約1050mm 約1000mm
※荷室長は助手席をシート最前端部まで寄せた位置で助手席シートバックまでの長さ
 

これによって荷室容量はCX-5が583L、CX-30は430Lと150L以上の差がついています(ともにVDA方式・サブトランクを含む)。

アレンジはどちらも後席シートバックを前倒しする格納方法ですが、CX-5は4:2:4の分割式で、CX-30はシンプルな6:4分割式。CX-5の方が細かくアレンジでき、4人乗車でも後席中央を空けて長尺物を積むことが可能です。

大人4人での小旅行程度ならCX-30でも十分ですが、「後席に人を乗せたまま、ゴルフバッグやスノーボードなど遊びのギアも積みたい」といったニーズにはCX-5が向いています。
 

CX-5 荷室▲CX-5の荷室には、後席を起こしたままゴルフバッグを4個積載できる
 

比較③ パワートレイン:CX-30は2Lガソリン車も選べる

新車販売中モデルのパワートレインはどちらもガソリンエンジンによるマイルドハイブリッド「e-スカイアクティブ」を搭載。CX-5は2.5L、CX-30は2022年8月の改良で2L、2026年8月の改良で2.5Lのマイルドハイブリッド車が設定されています。

街中での移動ならCX-30の2L車で力不足を感じるシーンはまずありません。さらに、2.5L車なら「高速道路でスムーズに合流したい」「フル乗車&荷物満載でもストレスなくドライブしたい」といった要望にもバッチリ応えてくれます。

CX-5も同じ2.5Lエンジンが搭載されており、動力性能は十分。CX-30より車両重量が200kg前後重くなっているものの、あらゆるシーンで爽快な走りが楽しめます。
 

エンジン▲CX-5とCX-30ともにe-スカイアクティブG 2.5を搭載するが、それぞれの性格に合わせてチューニングされている

加えてCX-30の場合、中古車を視野に入れれば1.8Lディーゼルターボ「スカイアクティブ D」も選択可能。2.5Lのマイルドハイブリッドに負けないトルクを発揮し、坂道でもグイグイ進むことができます。

他にも2Lガソリンエンジンの「スカイアクティブ G」と「スカイアクティブ X」が選べます。
 

項目 パワートレイン 最高出力 最大トルク
CX-5 e-スカイアクティブ G2.5 エンジン:178ps
モーター:6.5ps
エンジン:237N・m
モーター:60.5N・m
CX-30 e-スカイアクティブ G2.0 エンジン:156ps
モーター:6.8ps
エンジン:199N・m
モーター:48.5N・m
e-スカイアクティブ G2.5 エンジン:179ps
モーター:5.4ps
エンジン:238N・m
モーター:60.5N・m
スカイアクティブ D1.8 130ps 270N・m
スカイアクティブ G2.0 156ps 199N・m
スカイアクティブ X2.0 190ps 240N・m
項目 パワートレイン 最高出力 最大トルク
CX-5 e-スカイアクティブ G2.5 エンジン:178ps
モーター:6.5ps
エンジン:237N・m
モーター:60.5N・m
CX-30 e-スカイアクティブ G2.0 エンジン:156ps
モーター:6.8ps
エンジン:199N・m
モーター:48.5N・m
e-スカイアクティブ G2.5 エンジン:179ps
モーター:5.4ps
エンジン:238N・m
モーター:60.5N・m
スカイアクティブ D1.8 130ps 270N・m
スカイアクティブ G2.0 156ps 199N・m
スカイアクティブ X2.0 190ps 240N・m
※スカイアクティブ Xは2020年の改良後。発売当初は最高出力180ps/最大トルク224N・m
※スカイアクティブ G 2.0は2019年10月~2022年7月、スカイアクティブ X 2.0は2020年1月~2023年9月、スカイアクティブ D 1.8は2019年10月~2026年7月に設定

意外にも燃費の差はそこまでない

燃費性能では、車両重量の軽いCX-30がやはり有利。特に1.8Lディーゼルエンジン車の燃費性能が際立っています。
 

項目 パワートレイン WLTCモード燃費
CX-5 e-スカイアクティブ G2.5 14.2~15.2km/L
CX-30 e-スカイアクティブ G2.0 16.2~16.8km/L
e-スカイアクティブ G2.5 14.5~15.5km/L
スカイアクティブ D1.8 18.7~19.5km/L
スカイアクティブ G2.0 14.8~16.2km/L
スカイアクティブ X2.0 16.8~17.3km/L
項目 パワートレイン WLTCモード燃費
CX-5 e-スカイアクティブ G2.5 14.2~15.2km/L
CX-30 e-スカイアクティブ G2.0 16.2~16.8km/L
e-スカイアクティブ G2.5 14.5~15.5km/L
スカイアクティブ D1.8 18.7~19.5km/L
スカイアクティブ G2.0 14.8~16.2km/L
スカイアクティブ X2.0 16.8~17.3km/L
※スカイアクティブ Xは2020年の改良後。発売当初は15.8~17km/L
 

ランニングコストを抑え、浮いた分をお出かけなどの費用に使いたい人にとって、CX-30は格好の選択肢となるでしょう。
 

田端邦彦

ライター・田端邦彦ただ2.5Lのマイルドハイブリッド車で比べるとCX-5も大健闘。CX-30とわずか0.3km/Lの差しかありません。燃費性能はどちらも優秀で経済的といえます。

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比較④ 安全装備:CX-5の方が高機能

CX-5はCX-30よりも車格が上であり、かつ後発のため、CX-30には設定されていない安全機能が備わっていました。しかし、CX-30は2026年8月に改良されたことで、衝突回避支援の機能差は縮まりました。
 

共通の主な先進安全装備

  • スマート・ブレーキ・サポート
  • 前側方/後側方接近車両検知
  • 緊急時車線維持支援機能
  • マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール
  • レーンキープ・アシスト・システム

改良前からCX-30はよほど安全性能にこだわる場合でなければ問題ないレベルでしたが、さらに安全性能が強化されています。

しかし、そうはいってもCX-5の方が装備は充実。CX-30には設定されていない、あるいは機能差のあるCX-5の主な先進安全装備は以下のとおりです。
 

装備名 内容・機能差
プロアクティブ・ドライビング・アシスト アクセルペダルを離したときに先行車と近づきすぎないようブレーキ操作を支援する
クルージング&トラフィック・サポート CX-30に採用されていない緊急停止支援機能/ハンズオフアシスト機能/車線変更アシスト機能を搭載
ドライバー異常時対応システム 運転者が急病などで運転の継続が困難になった際に、車両を減速・停止させる
装備名 内容・機能差
プロアクティブ・ドライビング・アシスト アクセルペダルを離したときに先行車と近づきすぎないようブレーキ操作を支援する
クルージング&トラフィック・サポート CX-30に採用されていない緊急停止支援機能/ハンズオフアシスト機能/車線変更アシスト機能を搭載
ドライバー異常時対応システム 運転者が急病などで運転の継続が困難になった際に、車両を減速・停止させる
CX-5▲特に運転支援系はCX-5の方が高機能。高速道路などの運転疲れを軽減し、ドライブをより快適に楽しめる
 

CX-5とCX-30を買うなら中古車に注目!

ここまで読んで、CX-5とCX-30のどちらが自分に合っているか判断できたなら、具体的に物件を選んでいきましょう。

新車に限定せず、中古車を含めて検討すれば、オトクに手に入れられる可能性がアップ。特にCX-30はデビューから7年近く経過していることもあり、リーズナブルな物件が散見されます。

CX-5は登場からまだ間もないため、現時点での中古車流通台数はごくわずか。しかし、早々に流通していることを踏まえると今後、順調に増えていくと予測されます。そういう意味でも、注目株といえるでしょう。
 

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CX-5のオススメの選び方&グレード

CX-5▲CX-5は単一のパワーユニットで、グレードは「S」「G」「L」の3種類。それぞれに2WDと4WDが用意される

CX-5の魅力であるキビキビした走りや実用性は「S」でも同じ。価格重視で「S」を選ぶのも手です。

ただ、CX-30でなくCX-5を選ぶなら、快適さや安全性も重要視しているはず。となれば、ハンズフリー・パワーリフトゲートやドライバー異常時対応システムなどを備える最上級のLが候補でしょう。

Sには設定されていない、クルージング&トラフィック・サポートのハンズオフアシスト機能/車線変更アシスト機能も標準装備しているので、高速道路のクルージングも楽ちんです。
 

CX-5 Lグレード内装▲こちらがLグレードの内装。15.6インチの大型ディスプレイや運転席&助手席シートベンチレーションが標準装備される

中古車流通台数は4台で、GとLの登録済未使用車が2台ずつ。価格はGが総額360万円前後、Lが総額410万円前後と新車とほぼ変わりません。そのため、希望条件と合っていて「少しでも早く乗り出したい」という場合は有力な選択肢となります。
 

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CX-30のオススメの選び方&グレード

CX-30▲CX-30は計5種類のパワートレインをラインナップ。ただ原稿執筆時点では、2026年8月に設定された2.5Lマイルドハイブリッド車は流通していない

CX-30の中古車は、豊富なバリエーション、幅広い年式や価格の中から選べるのが魅力です。中古車流通量は930台前後と豊富。しかも中古車平均価格220万円前後とリーズナブルです。

グレードはパワートレイン別に体系化されているため、まずはパワートレインを決め、「Lパッケージ」や「ブラック セレクション」など細かいグレードを検討するのが物件選びのセオリーです。

その中で価格を優先して選ぶなら断然2Lガソリン車「20S」系がベター。海へ山へとアクティブに使いたいなら、1.8Lディーゼル車「XD」系がイチオシです。
 

オススメ①:価格重視なら「20S」

CX-30▲デビュー時のモデル。これまで9度改良されたが、グレードおよびパワートレインのラインナップ変更や装備類の拡充がメインで、内外装は大きな手直しを受けていない

20S系をオススメする理由は2つあります。1つ目の理由は価格が控えめなこと。走行距離3万km以下の物件でも、デビュー直後の年式なら総額250万円前後から狙うことができます。

2つ目はCX-30本来の魅力である走りや使い勝手の良さが、他パワートレインのグレードと大きく変わらないこと。最廉価の仕様であり、「20S」や「20S Sパッケージ」など一部グレードでは装備が簡素ですが、不便を感じることはほぼないでしょう。
 

CX-30 20S内装▲他パワートレインの車より廉価な20Sだが、その上位に当たる「ブラックセレクション」や「ツーリング」なら装備も充実

6速AT仕様に加え、6速MT仕様も設定されていたので、人馬一体の走りを求める人なら狙ってみてもよいかも。ただし、20S系のMT車はかなりレアなので、気になる物件を見つけたなら早めの行動が吉です。
 

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マツダ CX-30(初代) × 20S系

オススメ②:アクティブに使うなら「XD」

CX-30 XD▲ディーゼル車はパワフルで加速がスムーズ。ストップ&ゴーの多い市街地でも運転しやすいのも利点

XD最大の魅力は、なんといっても動力性能。上り坂や多少荒れた道でも力強く走ってくれます。そもそもコンパクトサイズのSUVにディーゼルが搭載される例はまれなので、「それだけでも価値がある」といえます。

中古車流通台数は約340台で、価格帯は総額140万~360万円。走行距離3万km以下の物件が総額210万円前後から見つけやすくなります。
 

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マツダ CX-30(初代) × XD系ディーゼル車

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マツダ CX-30(初代)
文/田端邦彦 写真/マツダ、篠原晃一
※記事内の情報は2026年8月4日時点のものです。
田端邦彦(たばたくにひこ)

自動車ライター

田端邦彦

自動車専門誌で編集長を経験後、住宅、コミュニティ、ライフスタイル、サイエンスなど様々なジャンルでライターとして活動。車が大好きだけどメカオタクにあらず。車と生活の楽しいカンケーを日々探求している。プライベートでは公園で、オフィスで、自宅でキャンプしちゃうプロジェクトの運営にも参加。

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