クロスビー▲2017年12月に登場したコンパクトSUVのスズキ クロスビー(初代)。その燃費性能を紹介。画像はデビュー時の前期型

キュートな見た目と扱いやすいボディサイズ、高い実用性で人気のスズキ クロスビー(初代)。2025年10月の改良でデザインやパワートレインなどが一新され、ますます魅力的になっています。

そんなクロスビーの燃費性能を解説。カタログ燃費やライバル車比較、初期費用を抑えるための賢い買い方もご紹介します。

クロスビーの燃費をサクッとまとめ

【燃費性能】新車販売されているクロスビーのWLTCモード燃費は最高で22.8km/L
【実燃費】ユーザーからのクチコミでは13~16km/Lを記録
【車種比較】クロスビーの燃費はトヨタ ライズ(初代)のガソリン車を上回る優秀さ

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スズキ クロスビー(初代)
 

クロスビーのカタログ燃費は最高で22.8km/L

クロスビーの新車販売中モデルは「ハイブリッド MZ」と「ハイブリッド MX」の2グレード展開。グレード間で燃費に違いはなく、駆動方式による差しかありません。WLTCモード燃費は2WDで22.8km/L、4WDで21km/Lとなっています。

さらに燃費性能を見ていきましょう。実際の走行シーンを想定した「市街地モード」「郊外モード」「高速道路モード」の燃費は、次のとおりです。

項目 2WD 4WD
WLTCモード(総合) 22.8km/L 21km/L
市街地モード 20.1km/L 18.4km/L
郊外モード 23.4km/L 21.8km/L
高速道路モード 23.8km/L
項目 2WD 4WD
WLTCモード(総合) 22.8km/L 21km/L
市街地モード 20.1km/L 18.4km/L
郊外モード 23.4km/L 21.8km/L
高速道路モード 23.8km/L

最も燃費性能が高かったのは高速道路モード。2WDの23.8km/Lと、なかなかの好燃費です。郊外モードでも燃費が良いのは、マイルドハイブリッドによるアシストが利いているからでしょう。

さらに、ストップ&ゴーを繰り返す市街地でも、2WDなら20km/L超え。街乗りから遠出まで幅広いシーンで燃費を抑えられるのはうれしいところです。

クロスビー 後期型▲こちらが新車販売中のクロスビー。四角いフォルムが強調され、とてもスタイリッシュ

クロスビーの燃費はモデルによって異なる

クロスビーは「前期型」2017年12月~2022年7月、「中期型」2022年8月~2025年9月、「後期型」2025年10月以降の3つのモデルに分類。

後期型では、マイルドハイブリッドの構造をそれまでの1Lガソリンターボ×6速ATから、1.2Lガソリンエンジン×CVTの組み合わせに刷新。燃費が4~4.6km/Lほど向上しています。

ハシモトタカシ

ライター・ハシモトタカシ後期型の燃費はコンパクトSUVの中では高水準ですが、前期型・中期型も17~18.2km/Lと決して悪いわけではありません。2017年にデビューしたことを踏まえると、かなり健闘しています。

クロスビー 前期型▲こちらはクロスビーの前期型。後期型と比べると曲線的なデザインで、ややかわいい印象
 

クロスビーの実燃費は? 購入者のクチコミを紹介

続いてクロスビーの実燃費をチェックしてみましょう。以下は、カーセンサー内のクチコミ評価ページに寄せられたユーザーの実燃費。いずれも1Lガソリンターボを搭載した前期型~中期型です。

投稿者 エリア グレード 実燃費
トニーさん 北海道 ハイブリッド MZ ブラックインテリア パッケージ装着車 4WD 13km/L
T.Nさん 福島県 非公表 15km/L
X-Beeさん 北海道 ハイブリッドMZ 4WD 16km/L
投稿者 エリア グレード 実燃費
トニーさん 北海道 ハイブリッド MZ ブラックインテリア パッケージ装着車 4WD 13km/L
T.Nさん 福島県 非公表 15km/L
X-Beeさん 北海道 ハイブリッドMZ 4WD 16km/L

1Lターボ車のWLTCモード燃費は、2WDが18.2km/L、4WDが17km/L。走り方や走行環境によって多少の差があるものの、郊外路が多い地方ではカタログ燃費に近い値に収まっていることがわかります。

北海道や東北地方など寒い地域では、低温や暖機運転などによって冬季の燃費が悪化しやすい中、カタログ値に近い実燃費は優秀といえるでしょう。

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スズキ クロスビー(初代)
 

クロスビーの燃費をハスラーと比較

クロスビーの燃費は他の車種と比べてどうなのでしょうか? まずは、同じスズキの軽SUVのスズキ ハスラー(2代目)と比較。燃費の良い2WDで比べてみました。

車種 グレード パワートレイン 燃費
クロスビー(初代) ハイブリッド MX 1.2Lマイルドハイブリッド 22.8km/L
ハスラー(2代目) ハイブリッド G 660ccマイルドハイブリッド 24.3km/L
ハイブリッド Gターボ 660ccマイルドハイブリッドターボ 22km/L
車種 グレード パワートレイン 燃費
クロスビー(初代) ハイブリッド MX 1.2Lマイルドハイブリッド 22.8km/L
ハスラー(2代目) ハイブリッド G 660ccマイルドハイブリッド 24.3km/L
ハイブリッド Gターボ 660ccマイルドハイブリッドターボ 22km/L

なんと、ターボ車での比較なら排気量が小さいハスラーよりもクロスビーの方が好燃費!

もちろん、ハスラーには税金面など軽自動車ならではの利点があります。しかし、排気量に余裕があり、室内も荷室も広いクロスビーの方が実用面においては、より幅広いシーンで活躍してくれそうです。

ハスラー▲こちらが2代目ハスラー。クロスビーは「デカハスラー」といわれるほど見た目が似ているが、シャシーやパワートレインなどは共有されていないため、完全に別もの

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スズキ ハスラー(2代目)
 

クロスビーの燃費をトヨタ ライズと比較

スズキの現行コンパクトSUVの中で最も低燃費なクロスビー。続いて、他メーカーのライバル車とも比べてみましょう。

対象は同じコンパクトSUVでサイズも近いトヨタ ライズ(初代)。最も燃費の良いグレードの2WD同士で比較してみました。

車種 グレード パワートレイン 燃費
クロスビー(初代) ハイブリッド MX 1.2Lマイルドハイブリッド 22.8km/L
ライズ(初代) Z 1.2Lガソリン 20.7km/L
1.2Lハイブリッド 28km/L
車種 グレード パワートレイン 燃費
クロスビー(初代) ハイブリッド MX 1.2Lマイルドハイブリッド 22.8km/L
ライズ(初代) Z 1.2Lガソリン 20.7km/L
1.2Lハイブリッド 28km/L

エンジンで発電しモーターで走行するライズのストロングハイブリッド車には及びませんでしたが、同排気量のガソリン車より燃費性能は上。そのため、クロスビーの燃費は十分に良好といえます。

ハシモトタカシ

ライター・ハシモトタカシちなみにライズのストロングハイブリッド車は、高速道路モードでは26.1km/L。 燃費差が2.3km/Lまで縮まります。長距離移動が多く、ガソリン車の自然な走行感覚に慣れているならクロスビーを選ぶのもアリでしょう!

ライズ▲コンパクトSUVの中でトップクラスの人気を誇るライズ。ダイハツ ロッキー(2代目)のOEM車で、その中身は基本的に同じ

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トヨタ ライズ(初代)
 

クロスビーを検討しているなら中古車も経済的

コンパクトSUVとして優秀な燃費を誇るクロスビーですが、中古車なら購入費用も抑えられ、さらに経済的に。前期・中期型はデザインがよりキュートで、上位グレードも狙いやすい状況です。

原稿執筆時点における中古車の平均総額は約180万円前後。最安の物件は総額で約70万円となっており、走行距離5万km以下に絞っても総額100万円程度から見つけられます。

掲載台数も約1300台と豊富なので、条件に合った1台を見つけやすくなっています。

オススメの選び方①:コスパを重視するなら前期型の「ハイブリッド MX」

クロスビー 前期型 ハイブリッド MZ▲こちらは前期型クロスビー。画像はハイブリッド MZ

初期費用を抑えるなら、前期型のハイブリッド MXがオススメです。

ハイブリッド MXはエントリーグレードの位置づけですが、マイルドハイブリッド付きの1Lターボエンジンは上位グレードと変わらず、フルオートエアコンといった実用装備も一通り揃っています。街乗り中心なら、購入後に大きな不満は出にくいでしょう。

クロスビー ハイブリッド MX 内装▲本革巻ステアリングなど質感を高める装備は採用されていないが、実用装備は一通り揃っている

ただし、初期型は衝突被害軽減ブレーキなどの先進安全機能「スズキ セーフティ サポート」がオプションとなっています。日常での安心感を得るためには「スズキ セーフティ サポートパッケージ」の装着車に絞った方が良いでしょう。

中古車の流通台数は約130台、価格帯は総額で約70万~230万円。ボリュームゾーンは総額100万~140万円ですが、総額100万円強で走行距離5万km以下の「スズキ セーフティ サポートパッケージ」の装着車を見つけることができます。

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スズキ クロスビー × 2017年12月~2022年7月 × 1.0 ハイブリッド MX系 × 1.0 ハイブリッド MX スズキ セーフティ サポートパッケージ装着車系

オススメの選び方②:アウトドアに活用したいなら中期型の「ハイブリッド MV」

クロスビー 中期型 ハイブリッド MZ▲こちらが中期型。前期型との外観上の主な違いはフロントグリルとアルミホイール。なお、画像はハイブリッド MZ

アウトドアなどでガシガシ使いたいなら、2020年10月に追加されて中期型でも設定された「ハイブリッドMV」にご注目ください。

ハイブリッド MVは中間グレードであり、デュアルカメラブレーキサポートなどを備えたスズキ セーフティ サポートが標準装備。防汚タイプラゲージフロアや後席パーソナルテーブルなども備わり、安全機能と実用性のバランスに優れているのが特徴です。

クロスビー 防汚タイプラゲージフロア▲こちらが防汚タイプラゲージフロア。汚れ物や濡れ物を載せても掃除しやすいので、アクティブに使いたいユーザーにうってつけ

中古車の流通台数が約60台とやや少なめで、価格帯は総額で約130万~250万円。ボリュームゾーンは総額160万~200万円ですが、総額170万円ほどから走行距離5万km以下を見つけることができます。

中期型は大きな装備の変更がないため、年式をあまり気にせず選べるのもポイントです。

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スズキ クロスビー × 2022年8月~2025年9月 × 1.0 ハイブリッド MV系

オススメの選び方③:ドライブを楽しみたいなら後期型の「ハイブリッド MZ」

クロスビー 後期型▲デザインが刷新された後期型。最新装備が充実しているので購入後の満足度は高い

街乗りから長距離ドライブまでこれ1台で済ませたいなら、最新装備が充実した後期型の最上位グレード「ハイブリッド MZ」がピッタリです。

長距離運転の疲労を軽減してくれる電動パーキングブレーキ(EPB)とオートブレーキホールド機能を標準装備。後期型では先進安全装備も「デュアルセンサーブレーキサポートII」へ進化し、自転車や自動二輪車の検知にも対応しています。

パワートレインも刷新され、燃費性能だけでなく、走りもスムーズになっているのが魅力です。

クロスビー 後期型 内装▲SUVらしく実用性に優れたインテリア。当然ハイブリッド MZでも防汚タイプのラゲージフロアなどを採用

中古車の流通台数は約200台と豊富。価格帯は総額で約220万~360万円ですが、高価な個体はカスタムが施された未使用車です。

ボリュームゾーンは総額200万~300万円ですが、掲載される個体のほとんどが未使用車。新車より納車も早いので、好みの条件が揃えば選ぶメリットは十分にあるといえそうです。

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スズキ クロスビー(初代) × 2025年10月以降 × 1.2 ハイブリッド MZ

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スズキ クロスビー(初代)
文/ハシモトタカシ 写真/スズキ、トヨタ、篠原晃一
※記事内の情報は2026年7月31日時点のものです。
ハシモトタカシ

自動車ライター

ハシモトタカシ

大学時代はプロダクトデザインを専攻する傍ら、自動車系ニュースサイトで学生記者としてアルバイト。卒業後は大手自動車ポータルサイトに入社し、広告営業・編集者として約10年間コンテンツ制作に従事し独立。愛車でサーキット走行に興じる傍ら、車3台・バイクを3台を所有し大型免許も保有する無類の乗り物好き。

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