新型日産 ムラーノが日本で買える! 価格は約800万円。内装やサイズなど徹底解説
2026/09/07
▲ついに日本市場にも導入されることとなった新型日産 ムラーノ日本では2015年に2代目モデルの販売を終了していた日産の上級SUV「ムラーノ」が、およそ12年ぶりに日本市場へ復活します。
今回導入されるのは、北米で生産されている最新の4代目を日本に導入する「逆輸入」モデル。注文受付は2026年6月にスタートし、デリバリーは2027年初頭から開始予定です。この記事では、原稿執筆時点で判明している日本仕様の特徴や魅力を解説します。
▼検索条件
日産 ムラーノ(全世代) & 米国日産 ムラーノ(全世代)新型ムラーノのサクッとまとめ
【概要】北米生産の4代目ムラーノを左ハンドルのまま日本へ輸入
【価格】「SV」の単一グレードで、新車の車両価格は796万4000円
【特徴】全幅約2mの迫力ボディに、日本初導入となる2LのVCターボを搭載
新型ムラーノが逆輸入! 日本仕様の特徴を解説
新型日産 ムラーノは、北米市場を主戦場として開発されたプレミアムSUV。日本市場では、通算4代目にあたる最新型を北米工場(米国テネシー州スマーナ工場)から輸入して販売する形態がとられます。
| 項目 | 特徴 |
|---|---|
| ステアリング位置 | 左ハンドルのみ |
| グレード構成 | 「SV」グレードのみ |
| パワートレイン | 2L「VCターボ」+9速AT |
| ボディサイズ | 全長4900mm×全幅1980mm×全高1725mm |
| 乗車定員 | 2列シート5人乗り |
| 項目 | 特徴 |
|---|---|
| ステアリング位置 | 左ハンドルのみ |
| グレード構成 | 「SV」グレードのみ |
| パワートレイン | 2L「VCターボ」+9速AT |
| ボディサイズ | 全長4900mm×全幅1980mm×全高1725mm |
| 乗車定員 | 2列シート5人乗り |
最大の魅力は堂々としたサイズ感と上質なデザイン。日本の一般的な道路環境に合わせた右ハンドル仕様ではなく、本場アメリカで走っている仕様をダイレクトに味わえる仕立てになっている点も大きなトピックです。
▲こちらは北米仕様。先進的ながら、アメリカの大地に合うたくましさも同居している日本仕様でも基本は北米向け。左ハンドルのみで、右は未設定
日本仕様として販売されるとはいえ、車両のベースは北米マーケット向けそのものです。そのため、購入を検討する前にいくつか知っておきたいポイントがあります。
- ●運転席は「左ハンドル」のみ(右ハンドル車の設定なし)
- ●ウインカーレバーはステアリング「左側」(一般的な輸入車と同じ配置)
- ●メーターの言語は英語/スペイン語/フランス語のみ
- ●プロパイロット、インテリジェントクルーズコントロールの最高速度が144km/h
一方でヘッドランプ配光や、プロパイロットおよび一部の安全運転支援機能の設定などは日本市場に合わせて変更。
ETCやドライブレコーダーなど一部の電装品も、日本専用のディーラーオプションなどでの対応となります。

ライター・伊達軍曹日本と北米では、車に求めるニーズも道路環境も異なります。そのため、日本市場における新型ムラーノの立ち位置や存在感も、現地とはひと味違う種類のものになってきます。ここからは新型ムラーノの「日本で乗るからこその具体的な魅力」について見ていきましょう。
価格・ラインナップ:新車で796万4000円。グレードは「SV」のみ
日本仕様となる新型ムラーノは、新車の車両価格が796万4000円。ラインナップはシンプルで、グレードは「SV」と呼ばれるガソリン車の4WDのみとなっています。
北米仕様のムラーノには複数のグレードが存在しますが、日本仕様の「SV」は現地のエントリーグレード「(北米版)SV」をベースとし、日本市場向けにパッケージングされたものです。
メーカーオプション(工場装着オプション)の設定はなく、装備は基本的に完成された状態で出荷。販売店で装着するディーラーオプションも現時点では少なめで、日産の公式サイトでアナウンスされているフロアカーペットなどの基本的なアイテムが中心となっています。
外観:サイズは国産大型SUV級。全幅は2m弱
アメリカの基準では「ミッドサイズ(中型)SUV」に分類されるムラーノですが、日本の道路環境においては、堂々たる「ラージサイズ(大型)SUV」に相当するといっていいでしょう。
| 項目 | ボディサイズ |
|---|---|
| 全長 | 4900mm |
| 全幅 | 1980mm |
| 全高 | 1725mm |
| 項目 | ボディサイズ |
|---|---|
| 全長 | 4900mm |
| 全幅 | 1980mm |
| 全高 | 1725mm |
国産のラージサイズSUVと比較すると、全幅はトヨタ ランドクルーザー250(同1980mm)と同等。全長はクラウンエステート(同4930mm)やマツダ CX-80(4990mm)などと比べると、わずかに短めです。
一方で全高は1725mmと抑えられており、ワイド&ローで安定感のある独特なプロポーションを持っています。
▲新型ムラーノは国産ラージサイズSUVよりも「全長は長すぎず、幅が広く、背は控えめ」という、やや独特なシルエット。画像は北米仕様外装は力強さと上質さを両立。ボディカラーは3種類
エクステリアのデザインコンセプトは「エネルギッシュ エレガンス」で、エネルギッシュ(力強さ)とエレガンス(上質さ)それぞれを見事に表現しています。
| テーマ | 該当箇所 |
|---|---|
| エネルギッシュ | フロントマスクには左右いっぱいにワイド化したデジタルVモーショングリルを採用。足元には20インチ大径アルミホイールを標準装備し、踏ん張り感のある力強い佇まいを演出 |
| エレガンス | ルーフが後方に向けてなだらかに傾斜する、クーペライクなシルエットを採用。薄型LEDヘッドライトや、左右一直線につながるリアコンビネーションランプによって、洗練された高級感を表現 |
| テーマ | 該当箇所 |
|---|---|
| エネルギッシュ | フロントマスクには左右いっぱいにワイド化したデジタルVモーショングリルを採用。足元には20インチ大径アルミホイールを標準装備し、踏ん張り感のある力強い佇まいを演出 |
| エレガンス | ルーフが後方に向けてなだらかに傾斜する、クーペライクなシルエットを採用。薄型LEDヘッドライトや、左右一直線につながるリアコンビネーションランプによって、洗練された高級感を表現 |
▲左右に広がるリアコンビネーションランプに加え、20インチの大径アルミホイールを装備し、ワイドで存在感のあるプロポーションを実現しているそしてボディカラーは3色を設定。気になるラインナップは以下のとおりです。
- ●ターコイズブルー:新型ムラーノのイメージカラー。鮮やかな青緑色
- ●プリズムホワイト:光の加減で表情が変わるメタリックカラー
- ●スーパーブラック:メタリックやパールは入っていないソリッドカラー
▲左からターコイズブルー、プリズムホワイト、スーパーブラック▼検索条件
日産 ムラーノ(全世代) & 米国日産 ムラーノ(全世代)室内空間:余裕たっぷりの広さ。幅はランクル250以上
大柄なボディを生かし、室内は前席・後席ともに大人がゆったりとくつろげる余裕ある広さが確保されています。
| 項目 | 室内寸法 |
|---|---|
| 室内長 | 1965mm |
| 室内幅 | 1640mm |
| 室内高 | 1230mm |
| 項目 | 室内寸法 |
|---|---|
| 室内長 | 1965mm |
| 室内幅 | 1640mm |
| 室内高 | 1230mm |
特に室内幅は1640mmと余裕たっぷりで、これは本格クロカンであるランドクルーザー250(同1600mm)をも上回る数値。横方向のゆとりが十分であるため、左右の乗員同士に適度な距離感があり、長距離のドライブでも圧迫感を感じさせません。
内装はスマート。日本仕様の内装色はブラックのみ
インパネまわりは水平基調のすっきりとしたデザインで、12.3インチの大型ディスプレイが2枚並ぶ先進的なインターフェイスが目を引きます。日本仕様の内装色は落ち着いた「ブラック」のみの設定となっており、シンプルでモダンに仕上がっています。
▲洗練されたデザインのアドバンスドドライブアシストディスプレイと、12.3インチ ディスプレイ付きオーディオは標準装備後席の足元空間や頭上空間にも十分なゆとりがあるため、快適に過ごすことができます。
▲大柄なSUVだけあって、後席の空間は十分以上に広い。写真は北米仕様荷室は大容量! 後席使用時でも900Lオーバー
荷室の容量は非常に大きく、後席を使用した通常の状態でも900L以上を誇ります。ゴルフバッグや大型スーツケースも余裕で積み込める広さです。
荷室内には小物の固定に便利な6個のラゲージフックが備わる他、フロア下には普段使わないアイテムを収納できるラゲージアンダーボックスも装備。実用性や使い勝手への配慮もしっかり行き届いています。
走り:日本初導入の2L「VCターボ」でパワフル
パワートレインには、日本市場向けの日産車として初搭載となる2L直列4気筒のVCターボ(可変圧縮比ターボ)エンジンが採用されています。
VCターボは、運転状況に応じてピストンの圧縮比を自在に変化させる日産の独自技術。アクセルを深く踏み込んだ際は低圧縮比でハイパワーを発揮し、巡航時は高圧縮比で低燃費を実現します。
2Lという排気量ながら最高出力245ps/最大トルク352N・mという3.5L並みのパワーとトルクを発揮し、多段化された9速ATと組み合わされることで、大柄なボディを滑らかかつ力強く加速させてくれます。
▲日本仕様の駆動方式はフルタイム4WD。路面からの入力に応じて減衰力を自動制御する「周波数感応型ダンパー」を採用し、上質な乗り心地と、しっかりとした走行安定性を両立▼検索条件
日産 ムラーノ(全世代) & 米国日産 ムラーノ(全世代)装備:ややシンプルめ。実用面では必要十分
4代目ムラーノの北米仕様では、マッサージ機能付きシートや多彩なアンビエントライティングといった豪華装備が、最上級グレードなどに用意されています。しかし日本仕様の「SV」では、そういった派手な快適装備はあえて省かれています。
- ●12.3インチ統合型インターフェイスディスプレイ(ツインディスプレイ)
- ●前席パワーシート&シートヒーター
- ●左右独立温度調整フルオートエアコン
- ●インテリジェント アラウンドビューモニター
- ●20インチアルミホイール&LEDヘッドライト
過剰な演出や豪華装備こそありませんが、日常のドライブやロングツーリングで重宝する基本装備は標準で備わっています。実用面においては「必要十分な内容」ということができるでしょう。
先進安全装備は充実。ただしプロパイロット2.0は未設定
4代目ムラーノの日本仕様には、現代のSUVに求められる先進運転支援システムはひと通り標準装備されています。
- ●プロパイロット(高速道路での巡航・追従・車線中央維持アシスト)
- ●インテリジェント エマージェンシーブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)
- ●踏み間違い衝突防止アシスト
- ●ブラインドスポットインターベンション(後側方衝突防止支援システム)
- ●リヤクロストラフィックアラート(後退時車両検知警報)
ただ残念ながら、高速道路でハンズオフ走行が可能な「プロパイロット2.0」や、自動駐車を行う「プロパイロット パーキング」といった高機能装備は設定されていません。
しかし、通常のプロパイロットをはじめとする360°セーフティアシスト(全方位運転支援システム)などは標準装備されているため、高速道路や街中での安全運転を十分にサポートしてくれます。
▲車両に設置された4つのカメラ映像を組み合わせ、空から見下ろしているかのような映像をディスプレイに表示。人や自転車など周囲に動くものがあると、表示とブザーで注意を促す新型ムラーノがオススメな人
新型ムラーノは、国産車でありながら「本場アメリカの空気感」をそのまま味わえる非常にユニークな存在。
大柄で迫力のある車が欲しいけれど、街で見かける定番の高級SUVとはひと味違う個性を楽しみたい――と考える人にはピッタリの1台であり、特に次のような人にオススメです。
- ●「周囲と絶対に車種がカブりたくない」というこだわり派の人
- ●アメリカンカルチャーやUSDM(北米仕様の日本車)の雰囲気が好きな人
- ●国産車・輸入車を問わず、横幅の広い堂々としたワイドボディが好みの人
- ●週末のロングドライブやアウトドアへ、ゆったり優雅に出かけたい人
左ハンドル車であるという点に懸念をもつ人もいるかもしれません。
しかし、上記のようなアメリカンカルチャーやUSDMの雰囲気が好きな人にとっては、「本物の左ハンドル車」を日本の正規ディーラーの保証付きで安心して乗れるのは、逆に喜ばしいことではないでしょうか。
▲左ハンドルであることやボディが大きめであることは、日本においては不利な面もある。だが、そこを通じて「リアルなアメリカを感じることができる」というのは確かだ▼検索条件
日産 ムラーノ(全世代) & 米国日産 ムラーノ(全世代)新型ムラーノは欲しいけど……とお悩みなら中古車の高級SUVに注目
北米から輸入される車ならではの魅力をもつ新型ムラーノですが、車両本体で約800万円という価格は決して手頃とはいえません。また、全幅が2m近くあるため駐車環境は選びますし、今から注文しても実際の納車は2027年初頭以降と少し先になってしまいます。
「新型ムラーノのゆったりした雰囲気やデザインは好きだけど、価格やサイズ、納期の面で悩んでしまう……」という方は、中古車の高級SUVに目を向けてみるのも賢い選び方です。

ライター・伊達軍曹中古車であれば、ムラーノとおおむね同様にスタイリッシュで上質なSUVを予算に合わせて購入でき、納車もスピーディに進めることが可能です。
値段を抑えたいなら2代目アウディ Q7
▲2016年に上陸した2代目の「アウディ Q7」。写真は2020年8月以降の大幅改良モデル新型ムラーノと同様に周囲とカブりにくい大柄なプレミアムSUVで、都会に似合うデザインをまとい、なおかつ新型ムラーノより手頃な予算で狙えるクロスオーバーモデルといえば、2代目アウディ Q7が有力候補となります。
2代目Q7は、2016年に登場した全長5065mm×全幅1970mm×全高1705~1735mmのLサイズSUV。3列シート仕様の設定もあるゆえ、全長こそ新型ムラーノより16cmほど長くなりますが、全幅と全高はおおむね同寸です。
そして「内外装ともきわめてスタイリッシュである」という点も新型ムラーノと同様で、「アウディ」というブランドイメージは、人によってはムラーノ以上に良好と感じられるでしょう。
▲なんともスタイリッシュな2代目Q7の内装。2020年8月の改良で、12.3インチディスプレイの「アウディバーチャルコックピット」を標準装備2016年に登場した前期型はビジュアル面でさすがにやや古く感じられますが、2020年8月の大幅改良以降のモデルであれば、内外装のセンスも問題なし。そしてパワーユニットやインフォテインメントシステム、先進安全装備なども大幅に刷新されています。
中古車価格は、3L V6ガソリンターボに48Vハイブリッドシステムを組み合わせたパワーユニットを搭載する中心的なグレード「55 TFSI クワトロ Sライン」が総額450万~590万円といったところです。
▼検索条件
アウディ Q7(2代目)× 2020年8月~サイズを下げたいなら2代目メルセデス・ベンツ GLC
▲メルセデスのコンパクトSUVである(日本ではミドルサイズに相当)2023年に登場した2代目メルセデス・ベンツ GLC新型ムラーノは確かに魅力的だが、全長4.9mに全幅約2mというのはさすがにちょっと大きすぎるかも……と感じる人には、2代目メルセデス・ベンツ GLCがぴたりとフィットするかもしれません。
2代目メルセデス・ベンツ GLCは、2023年に登場したメルセデス・ベンツのSUV。ボディサイズは全長4720mm×全幅1890mm×全高1640mmで、国産の「ミドルサイズSUV」と呼ばれている定番モデルと全幅以外はおおむね同等の、ちょうどいいサイズ感です。
それでいて「ベンツ」としての威光もあってか、存在感は十分以上。新しい世代のモデルということで、内外装のデザインも大いに今どき風でスタイリッシュです。
都会の中心部では周囲とカブってしまうときもあるでしょうが、全国レベルで考えれば新型ムラーノ同様に「希少性」も十分。そしてもちろんメルセデス・ベンツですから、先進安全装備のレベルは十分以上です。
▲2代目GLCの運転席まわり。運転席側に6度傾けた縦型の11.9インチメディアディスプレイや、自立型の12.3インチ メーターディスプレイが印象的パワーユニットはマイルドハイブリッド機構付きの2L直4ディーゼルターボとプラグインハイブリッドの2種類ですが、市場で流通している物件のほとんどはマイルドハイブリッドの2L直4ディーゼルターボ。
総額650万~780万円付近の予算感で、走行数千kmレベルの「GLC 220 d 4マチック(ISG搭載モデル)AMGラインパッケージ」が容易に見つかるでしょう。
新型日産 ムラーノに勝るとも劣らぬ魅力をもつ中古車のプレミアムSUV。これらを即納で入手し、なる早で「素敵なSUVがある、素敵な毎日」をスタートしていただけましたら幸いです。
▼検索条件
メルセデス・ベンツ GLC(2代目)▼検索条件
日産 ムラーノ(全世代) & 米国日産 ムラーノ(全世代)
自動車ライター
伊達軍曹
外資系消費財メーカー勤務を経て出版業界に転身。輸入中古車専門誌複数の編集長を務めたのち、フリーランスの編集者/執筆者として2005年に独立。現在は「手頃なプライスの輸入中古車ネタ」を得意としながらも、ジャンルや車種を問わず、様々な自動車メディアに記事を寄稿している。愛車はスバル レヴォーグ STIスポーツR EX Black Interior Selection。
オススメ関連リンク
この記事を読んでいる人にオススメの動画
紹介したモデルに関連するオススメ記事
この記事で紹介している物件
メルセデス・ベンツ
GLC 220 d 4マチック (ISG搭載モデル) AMGラインパッケージ ディーゼルターボ 4WD レザーEXCPKG ワンオーナー 黒革 メモリーパワーシート スライディングルーフ シートヒーター ブルメスター ヘッドアップディスプレイ ダイナミックセレクト ワイヤレス充電 オートリアゲート ACC
本体価格589.0万円
支払総額609万円