文字通り、東京モーターショーは車の祭典。実車に見て・触れて・体感するイベント。でもバーチャルの世界で手軽に車を楽しみたい、憧れのあのマシンをドライビングしたいという人もいるのでは?そんな人にオススメなのが2階中央モール・東ホール前にある『グランツーリスモ 5 プロローグ 次世代カーライフ体感アリーナ』だ。

グランツーリスモといえば、全世界で累計出荷数が4,700万本を超え、ゲームを超えたリアルな挙動を楽しむことができるリアルドライビングシミュレーターだ。今回出展されているのは、シリーズ最新作となる『グランツーリスモ プロローグ5』。

↑大のオトナが真剣にプレイする姿はやや滑稽。それほど現実に近いクオリティを備えるというわけだ

実際にプレイして感じたのは、さらに美しく進化したグラフィックと、ノーマルとプロフェッショナルの2種類から選択できる挙動タイプの違いだ。プレイステーション3によるHDクオリティのモデリング精度は、実車と見紛うばかりのリアルさ。プラットホームをプレイステーション3に移したことによる圧倒的な表現力がフル活用されている。またこれにより、同時走行の最大台数が16台へと大幅に増えているのも嬉しい点だ。

ノーマル/プロフェッショナルでの挙動の違いは、ノーマルでは操作(入力)に寛容なシミュレーターといった感じで、逆にプロフェッショナルはよりリアルでシビアな、実車に近い挙動を感じることができた。エントリーユーザーはノーマルで、過去のGTを経験したことのある熟練のドライバーはプロフェッショナルでと、自分の腕に合ったタイプを選択できる。挙動タイプを分けることができたのも、10年間という膨大な年月をかけて蓄積されたデータによるものだろう。

と、プレイした感想を述べてきたが、今作で一番の注目となるのは、超美麗なグラフィックもさることながら、ネットワークを駆使して体験できる数々のオンライン機能に違いない。

車好きなら誰もが知っている、『ベストモータリング』や『カーグラフィックTV』、さらにはイギリスBBCが誇る人気自動車番組『Top Gear』など、世界各国で作成された車に関する映像コンテンツをダウンロード&閲覧できる『GT.TV』。

↑このほかにも、スーパーGTやD1グランプリなど国内の人気レースの映像も配信される予定だ

さらに待望のオンライン対戦機能も追加されるのだ!もちろん16台同時の走行も可能となっているので、ユーザー同士の熱いバトルも期待できるはず。また、発売後に行われる予定のアップデートにより、チャットなどさまざまな機能が追加される予定だとか。

ほかにも、各自動車メーカーから発信される最新のニュースや新車CMを閲覧・視聴できる『オンラインカーディーラー』など、ゲームとしてのみならずユーザー同士の新しいコミュニケーションの場となり、次世代のカーライフを提案してくれるはずだ。

このグランツーリスモ5 プロローグ体験版は11月30日までの期間限定でダウンロードが可能となっており、製品版は12月13日にブルーレイディスク版 4,980円/ダウンロード版 4,500で発売が予定されている。車好きなら“必”購入だろう。

『グランツーリスモ 5 プロローグ 次世代カーライフ体感アリーナ』は中央モールにあり、メイン会場となるホールの通り道に位置していることもあって、平日でも20~30分待ちが予想される。プレイしたい人は急ぎ駆けつけよう!

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<カーセンサーnet編集部・フクダ>