Report/古賀 貴司

快適に、優雅に、エレガントに

今年の帰省用に今から車を買うのはもうムリでも今後の帰省のお供に、こんな10台はいかがでしょうか?故郷に錦を飾るもよし。優雅に帰省ドライブを楽しむもよし。またまた担当者の独断と偏見でセレクトしてみました。コストパフォーマンスの高さはもちろん、こんな車たちでドライブしたら“面白い”だろうなぁ、と思えるものにしておきました。気にもとめなかった車もあるでしょうが、中古車カタログや物件をぜひチェックしてみてください。意外な盲点になっていたかもしれませんよ!!

第10位はトヨタセンチュリー。かつての国産車最高峰モデルで、国産車唯一の12気筒エンジン搭載車です。“泣く子も黙る”センチュリーで帰省すれば、故郷に錦を飾れること間違いなし。両親を乗せてあげれば、息子の成功に涙することでしょう。新車時価格は1000万円近いのに、今となっては200万円ちょっとで結構程度の良いモノが探せます。最終型セルシオよりお得です。国産車のレベルで言えば極悪燃費ですが、輸入車の12気筒モデルと比べるとかなり良好。

第9位は日産プレジデント(旧型)。旧型のデザインは、なぜか古臭さがありません。生産された期間が長かったので、幅広い選択肢があるのも魅力的です。どことなく和風な雰囲気が、お正月にぴったり。センチュリー同様、両親や親戚を乗せてあげれば喜ばれること間違いなし。ディーラーの認定中古車(保証付き)でも、100万円くらいから探せます。どうせカタチは同じですから、あえて後期型を狙う必要もないのでは?あらゆる意味でコストパフォーマーです。

第8位はジャガーXKクーペ(旧型)。大型クーペにもかかわらず、後ろ2座は大人にはちょっとツライです。大人数の移動には向いていませんし、両親を乗せるにもちょっと・・・。でもエレガントなクーペで帰省すれば、優雅な気分に浸れることをお約束します。デビューから10年ほどたった今、200万円そこそこで狙えるのは朗報です。日本ではジャガーに対する“壊れやすい”、という先入観からあまり売れていません。実際のところ、ほかの輸入車と同等ですよ。

第7位はBMW6シリーズ。エレガントなスポーツクーペは、ハッキリ言って文句のつけどころがありません。カッコいいし、速いし、乗り心地もイイ。ただ新車の需要はあっても中古車の需要が少ない、というのが実情だと中古車販売業者は口をそろえて言っています。新車時価格の約7割で3年落ちの現行モデルが買えるって、お買い得だとは思うんですけどね。中古車購入予算に700万円以上確保できる人には、オススメです。日本でクーペはウケないのでしょうか?

第6位はトヨタエスティマハイブリッド。これは帰省の王道ですね。広いし、大勢乗れるし、燃費も良いし、後席ではDVDを楽しんだり、TVゲームをしたりしながら暇つぶしができます。オプション装備の5.1chサラウンドシステムで、気分は映画館です。運転するお父さんは大変でしょうが、乗る人は快適です。渋滞している高速道路でミニバンを観察すると、このような光景によく出くわします。日本のミニバン人気って、実は週末の道路事情のせいでは?

フォトコレクション

写真:第10位:トヨタセンチュリー

第10位:トヨタセンチュリー

写真:第9位:日産プレジデント

第9位:日産プレジデント

写真:第8位:ジャガーXKクーペ

第8位:ジャガーXKクーペ

写真:第7位:BMW6シリーズ

第7位:BMW6シリーズ

写真:第6位:エスティマハイブリッド

第6位:エスティマハイブリッド