愛車選びをファッション・ステートメントに
変化させてしまうマジック

巷でよく言われる草食系、何も日本だけではなく世界的な傾向のようです。女性の社会進出が一般化してきて、社会的にも精神的にも女性が“強く”なってきているのかもしれません。今回は、予算100万円で草食系というイメージからの脱却を図れそうな車をピックアップしてみました。ここにピックアップした車に乗れば、単におとなしいのではなく秘めた何かを感じさせる演出ができるでしょう。気になる車は中古車カタログや物件をチェックしてみてください。


第10位はジープラングラー(旧型)。単純明快にワイルドです。悪路走破性を持ち合わせていることがわかるデザインから、乗っている人にアウトドア派のイメージが備わります。ある意味、ファッションの一部です。旧型は11年間販売されていましたから、中古車台数はアメ車としては豊富です。ソフトトップモデルを選べば、フルオープンにもなるんです。風を感じながら走れば、ゆっくり走っても気分爽快です。ラングラーに乗るだけで、毎日が非日常に変わります!


第9位はキャデラックコンコース(絶版)。最近、アメ車とて世界市場を気にし始めているのか、ボディサイズが小ぶりになりつつあります。その点、コンコースの威風堂々としたスタイルは、天然記念物級の古き良きアメ車です。アメリカ人が考えたフォーマルな高級車は、あくせくしない優雅さを重んじていますね。小さく“まとまる”ことが正しいことのような風潮のなか、時代に逆流した車に乗ることはロックな魂を演出できます。程度の良いモノを今のうちに。


第8位はメルセデス・ベンツEクラス(旧々々型)。“今さらW124?”って思うかもしれませんが、最近はW124の中古車市場が落ち着きいています。特にオススメしたいのは、ポルシェと共同開発した500E/E500です。歴代オーナーによってしっかり維持されてきたものなら、極上中古車ライフが待ち受けています。5LのV8エンジンのトルクにモノを言わせた走りは、20年近く前の車とは思えません。趣味性、ノスタルジー、ワイルドさ、すべてを兼ね備えています。


第7位はジャガーXJ(旧々型)。予算100万円台なら、旧々型のなかでは熟成が図られた後期型が選びたい放題です。前期型と後期型では内外装がちょっと変わっているだけのように思われがちですが、走りは別物です。フルノーマルのキレイな車両に、ライバルの高級車と比べて品格を感じるのはひいき目でしょうか?(笑) 車の性質上、ちょっとやり手でクールな紳士を演出できるはずです。


第6位はM・ベンツSLクラス(旧型)。旧型になって時間もたっていますから、ギラギラした雰囲気はありません。発進時のパワフルかつ滑らかな様は新幹線のようで、おとなしそうに見えて実は今の基準で考えてもかなりの実力派。草食系男子が乗れば、車のキャラクターと被って本物感の演出ができます。かつてセレブに愛された車、その良さは今でも健在です。値段や目新しさにとらわれることなく本物を求めるスタンス、今の時代には賢者に映ることでしょう。

Report / 古賀 貴司