ハイブリッド登場でガソリン車市場が動く!? 今こそ、2.4Lのオデッセイに注目せよ!
2016/03/28
▲ダイナミックな加速と優れた燃費性能を両立する直噴技術のエンジンを用いたガソリン車ハイブリッドが注目されている影で……
発売直後から大注目のオデッセイ ハイブリッド。驚異の低燃費や静粛性、さらに磨きのかかった使い勝手などから話題を呼び、メーカーの予想を上回る初期受注を獲得しています。今回ご紹介するのは、このハイブリッドモデルのベースになっている現行型のガソリン車。「ずっとオデッセイに乗りたかった!」という方にはもちろん、「遠くない将来、ミニバンが必要になるかも……」という方にも、今こそ、カーセンサーnetで、このオデッセイをちょっとだけマメにチェックすることをオススメしたいのです。
これからが美味しい! 2.4L中古市場
中古車に詳しい方ならご存じかと思いますが、新型車の登場は、同モデル中古車の価格を大きく変動させます。型落ちすることで、モデルの価値が変化するからです。(もちろん高くなってしまう場合もアリ)
ところがオデッセイの場合、今回のハイブリッドモデルは「新型」ではなく追加グレードに近い位置であることや、そもそもの在庫台数が少なめなことから、現状、ガソリン車相場にそこまで大きな動きはありません。もちろん下落傾向ではありますが、とてもゆるやかです。では、なぜここまで編集部が「要注目!」と念を押しているのでしょうか?
これも、中古車に詳しい方ならご存じのことと思いますが、2月~3月は中古車業界の繁忙期。進学や就職など、新生活の準備で中古車を購入する人が多く、それに応じて全体の相場も上がりがちな時期と言えます。しかし、現行型オデッセイの相場を見てみると、この繁忙期に上昇していません。
なるほど、この時期にも順調に下がっているのなら、今後はさらに美味しくなるのでは……? そう期待せずにはいられないのです。
▲これは、2月末時点でのグラフ。このまま年度末にかけても、ゆるやかな下降傾向にあります(緑色折れ線=平均価格)どうせ狙うなら、高年式
さて、もしこんな予測に賛同しウォッチしていただける方がいらっしゃるなら、ぜひ高年式モデルを射止めていただきたいです。理由は、装備面。マイナーチェンジした2015年式以降は「Honda SENSING」が標準装備となった後のモデルですので、安全装備が充実した物件が多く存在しています。
また、ちょっと個人的な感想を含んで良いのならば、この現行モデルは、年次改良が顕著に乗り心地に響いていると思います。そもそもオデッセイは、個性が際立つミニバン。先代から受け継ぐ超低床設計など、独自のフォルムやそれに伴う独特の使い勝手・乗り心地に魅了されたファンも多いでしょう。きっと、そんなファンこそ実感すると思うのですが、高年式のものであればあるほど、乗り心地が洗練されています。もちろん、低年式のものが悪いわけではありませんし、あくまで個人的な感想です。
そんな意味でも、高年式に焦点を当てるのはオススメです。ぜひ、ご参考に。
▲高級感漂うコックピット。低床設計のため、運転席からの景色はミニバンを思わせません
▲サスペンションが強化されていたりと、より上質な走りが楽しめるアブソルートグレード【関連リンク】
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