【トヨタ ラクティスの中古車を買うなら】オススメの選び方や相場、グレードなどを徹底解説
2021/03/22
▲先代に当たるファンカーゴを継ぎ、2005年10月にデビューしたラクティス。ファンカーゴ同様、ヴィッツをベースに開発された。ライバルは日産 キューブやホンダ フィットなどトヨタ ラクティスの中古車は今
ラクティスは、同社のヴィッツをベースにしたコンパクトカーながら、広い室内空間をもつトールワゴンだ。初代は2005年10月に登場し、2代にわたり2016年8月まで生産された。現在ラクティスのポジションを継いでいるのはルーミー/タンク(ダイハツ トールのOEM車)となる。
原稿執筆時点での中古車台数・平均価格は、初代が約400台・約26万円、2代目は約700台・約50万円。どちらも支払総額50万円で十分狙える手頃なコンパクトトールワゴンとなっている。
ここからは初代と2代目に分け、それぞれの特徴や中古車相場について紹介する。
ラクティス(初代)の特徴と中古車相場
■ラクティス(初代)DATA
生産期間:2005年10月~2010年10月
中古車流通量:約400台
中古車価格帯:10万~80万円
▲バックドアは、ハッチバックのように上に跳ね上げるように開ける方式。321Lと広いラゲージながら、後席の膝元は420mmと余裕がたっぷりある
▲シフトレバーはインパネに備わる。オプションでルーフの約7割を占める広さのガラスルーフが用意されていた
▲2WD車は、写真のようにフラットなラゲージで、自転車のタイヤを外すことなくそのまま積み込める。後席は6:4分割なので、片側だけ倒すことも可能だ■ラクティス(初代)の特徴
全長4mを切るコンパクトなボディながら、クラストップレベルの広い室内空間を備えている。室内高1365mmは、後継にあたるルーミー/タンクの1355mmよりも高く、ラゲージ容量は5名乗車時で321Lと、全長の短いルーミー/タンクの205Lよりも広い。
また、2WD車は後席の背もたれにあるレバーを引くと、床へ沈み込むように収めることができるので、簡単にフラットなラゲージスペースを作り出せる。
搭載されたエンジンは、1.3Lと1.5Lのガソリンで、これにCVTが組み合わされる。1.5L車には4WDも用意された。
2007年12月のマイナーチェンジでは、運転席&助手席エアバッグとカーテンシールドエアバッグが全車に標準装備された。2009年10月には、1.5L車の2WDの10・15モード燃費が18.0km/Lから18.6km/Lに向上している。
■ラクティス(初代)の中古車相場
年式相応で、走行距離5万km以上が約7割を占める。10万km未満でも、5万km未満でも車両総額30万円から見つけることができるなど、走行距離での価格差はあまりない。走行距離や年式だけでなく、キズやシートの汚れなどコンディションを必ず確認するようにしよう。
半数以上が1.5L車となり、ウリのひとつだった大型サンルーフを備えた中古車は、10台以下だ。こちらも距離数による価格差はなく、総額40万円程度の予算で手に入れることができる。
また、9割近くが2WDとなる。つまり、選びやすいのは1.5Lの2WDで、走行距離5万km未満でも支払総額50万円で十分狙える。
装備の充実を重視する人は、スタートボタンを押すだけでエンジンを始動できる、スマートエントリーやオートエアコンを備えた「Lパッケージ」がオススメだ。全体の約4割近くあるので、見つけやすいはずだ。
▼検索条件
トヨタ ラクティス(初代) × 全国ラクティス(2代目)の特徴と中古車相場
ラクティス(2代目)DATA
生産期間:2010年11月~2016年8月
中古車流通量:約700台
中古車価格帯:20万~150万円
▲初代同様、大型のガラスルーフがオプションで用意された。最小回転半径は2WDで4.9mだが、幅広タイヤ(185/60R16)を履くスポーティグレード「S」は5.4mとなる
▲1.5L車のCVTにはシフトレバーで操作する7速マニュアルモードと、アクセルオンの応答性が高くなる「スポーツモード」が備わる。また、スポーティグレードの「S」にはパドルシフトが備わる
▲後席背もたれを倒しても初代のように床へ沈み込まないが、代わりに後席の座り心地が向上した。初代と全幅は同じだが、ラゲージ開口部が60mm拡大された
▲2代目に設定された新グレード「レピス」。フロントまわりのデザインが変わる他、シートもツートーンになる(ブラックの内装の場合モノトーン)■ラクティス(2代目)の特徴
2010年11月に2代目へとフルモデルチェンジが行われた。初代と比べて全長はわずかに40mm伸びたが、それでも3995mmと4mを切るサイズに収められた。
一方で、燃費向上のために全高は55mm低くなった。そのため、室内高は1310mmと初代より55mm低いが、それでも頭上には余裕がある。
容量が429Lへと拡大されたラゲージには、高さを2段階で調整できるデッキボードが用意された。
また、2WDはラゲージ側に新たに備えられたレバーで後席の背もたれを倒して、簡単にラゲージを拡大できるようになったが、沈み込まないので初代ほどフラットにはならない。
搭載されたエンジンは、新しい1.3Lと1.5Lガソリンエンジン。いずれもCVTが組み合わされ、1.3L(2WD)と1.5L(2WD)の10・15モード燃費はどちらも20.0km/L、1.5Lの4WDは16.6km/Lとなった。
グレードバリエーションは初代と比べて増加。専用フロントバンパー&グリルやインテリアカラーが与えられた「レピス」や、スポーティな走りを楽しめる足回りを備えた「S」が加えられた。また、スバルでもOEM車「トレジア」が販売されるようになった。
2012年7月のマイナーチェンジで、1.5L車のCVTに改良が行われた結果、JC08モード燃費が18.4km/Lから19.0km/Lに向上。さらに、1.3Lと1.5Lの2WDにアイドリングストップ機能がオプションで設定された。
2013年10月に横滑り防止装置のS-VSC&TRCが全車に標準装備され、2014年5月には内外装デザインが変更された。
■ラクティス(2代目)の中古車相場
2代目も1.5L車が6割以上、2WDが9割近くを占める。また、走行距離5万km未満が5割近くあり、1.5L車の2WDなら台数も豊富で支払総額50万円から十分狙えて選びやすい。2代目が欲しいなら1.5L車の2WDを中心に選ぶといいだろう。
2代目のガラスルーフ車はより希少で掲載は数台のみ。走行距離約10万kmの個体で総額80万円程度となっているので、希少が故プレミア化している印象だ。
スポーティグレードの「S」は約60台見つかり、他グレードとあまり価格差はない。走りも楽しい方がいいという人は狙ってみよう。
一方、専用のエクステリア&インテリアとなるレピスは30台未満。こちらは5万km超が多いので、走行距離を重視するなら他のグレードも合わせて検討するようにしよう。
福祉車両も50台以上見つかった。室内空間の広さを生かした車いす仕様車が多く、支払総額50万円以上と、通常のモデルよりやや高めだ。とはいえ、運転しやすいサイズで車いす仕様車はあまりないので、台数の多い2代目の車いす仕様車はオススメだ。
▼検索条件
トヨタ ラクティス(2代目) × 全国※記事内の情報は2021年6月24日時点のものです。

ライター
ぴえいる
『カーセンサー』編集部を経てフリーに。車関連の他、住宅系や人物・企業紹介など何でも書く雑食系ライター。現在の愛車はアウディA4オールロードクワトロと、フィアット パンダを電気自動車化した『でんきパンダ』。大学の5年生の時に「先輩ってなんとなくピエールって感じがする」と新入生に言われ、いつの間にかひらがなの『ぴえいる』に経年劣化した。
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