スバル レヴォーグレイバックをマンガで解説! ワゴンベースのクロスオーバーSUVはどんな車?【人気車ゼミ】
カテゴリー: 特選車
タグ: スバル / SUV / クロスオーバーSUV / ステーションワゴン / フルタイム4WD / レヴォーグレイバック / 人気車ゼミ / 松本英雄 / 高橋満 / 田代哲也
2025/01/17

自動車テクノロジーライターの松本先生と、漫画家の田代先生が話題のモデルを深く分かりやすく掘り下げていく連載『人気車ゼミ』。今回紹介するのは新型レヴォーグレイバック。
講師紹介

自動車テクノロジーライター
松本英雄
自動車テクノロジーライター。かつて自動車メーカー系のワークスチームで、競技車両の開発・製作に携わっていたことから技術分野に造詣が深く、現在も多くの新型車に試乗する。車に乗り込むと即座に車両のすべてを察知。その鋭い視点から、試乗会ではメーカー陣に多く意見を求められている。数々のメディアに寄稿する他、工業高校の自動車科で教鞭を執る。『クルマは50万円以下で買いなさい』など著書も多数。趣味は乗馬。

マンガ家
田代哲也
マンガ家・イラストレーター。1987年『週刊少年ジャンプ・サマースペシャル』(集英社)でデビュー。少年マンガ誌、青年マンガ誌、スポーツ雑誌などジャンルを問わず執筆。絵本『田んぼの昆虫たんけん隊』『水泳大好き!トラ』(星の環会)。2004年より東放学園高等専修学校、東放学園映画専門学校で講師を務める。スズキの車を5台乗り継ぎ、現在の愛車はエスクード。



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スバル レヴォーグレイバック(初代) × 全国重要ワード(マンガ内※)解説
1995年に2代目レガシィツーリングワゴンをベースにしたレガシィグランドワゴン(写真)が登場。その後、レガシィがフルモデルチェンジを重ねるたび、レガシィランカスター、レガシィアウトバックと進化。現在、レガシィシリーズはアウトバックのみが販売されている。

1992年から続くスバルの代表的なコンパクトスポーツモデル。セダンやハッチバックなど、時代に合わせてボディタイプが変わってきた。2023年に発売された現行型のインプレッサハッチバックは、自動車安全性能評価でナンバー1を獲得している。

インプレッサをベースに開発されたコンパクトSUV。現行型からクロストレックという名称になり、先代まではXVという車名で販売されていた。街乗りでの燃費を重視する人のためにFF車も用意されている。4WD車には路面状況に応じてモードを選択できるXモードを搭載。

地面から車体のもっとも低い部分までの距離。凸凹のある未舗装路や轍のある雪道を走る際に最低地上高が低い車だと車体の下部を擦ったりぶつけたりするが、最低地上高が高いとそのリスクが少なくなる。悪路走行が想定されるSUVは最低地上高が高めに設計されている。

レヴォーグは硬めの足回りでスポーティなコーナリングを味わえる。また、スバルのモータースポーツ部門であるSTIが手がけた「STIスポーツ」もラインナップ。

ピストンが左右に動く水平対向エンジンは、ピストンが上下に動く直列エンジンや斜めに動くV型エンジンに比べると全高が低く(逆に幅が広くなる)、重心を下げる形で配置できる。

1966年に国産初の量産型FF乗用車としてデビュー。水平対向エンジンを縦置きにした前輪駆動という現代に続くスバルならではのレイアウトを確立した。

初代はまずクーペがデビューし、後にセダンやエステートバンを追加。4WDといえばクロカン車だった時代にエステートバンに4WDを設定。最低地上高を高くしてオーバーハングも短くすることで悪路走破性を高めている。1975年にはセダンに世界初の4WDを設定。

2代目インプレッサの後期型に航空機をモチーフにしたグリルと精悍なイメージのヘッドライトを採用。丸目(前期型)、涙目(中期型)に対して、「鷹目」と呼ばれる。現在のスバルの鷹目は水平対向エンジンの動きをイメージしたコの字型の車幅灯が配置される。

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