Car sensor IN MY LIFE 送りたい毎日から考える、クルマ選び。

親も自分も使える福祉車両の選び方

親も自分も使える福祉車両の選び方

足腰が弱ってクルマの乗り降りがツラそうな親を見て、そろそろ福祉車両が必要なのかなと思うけれど、愛車と福祉車両の2台体制はちょっと難しい。そんなときは、普段は普通に愛車として使える福祉車両がオススメだ。

紹介するクルマは、見た目や使い勝手は普通のクルマとほとんど同じ。むしろ、乗り降りしやすい機能が備わっただけ、と考えた方がわかりやすい。

高齢になって足腰が弱ると外出が億劫になり、外へ出なくなる。すると筋力が衰えてさらに足腰が弱り……という悪循環におちいりがち。そんな負の連鎖を断ち切るためにも、乗り降りしやすい機能を備えた愛車を選ぼう!

福祉車両選びのポイントもやっぱり使いやすさ!

親も自分も使える福祉車両の選び方

普段使いもできる
回転昇降シート車がオススメ

福祉車両は大きく分けて2種類ある。1つはシートが回転&昇降して車外に出ることで乗り降りが楽になる回転昇降シート車。もう1つは車椅子ごと乗る車いす仕様車だ。回転昇降シート車はシートが回転&昇降する以外、普通のクルマとほとんど同じだし、回転&昇降するシートには誰でも座れる。一方の車いす仕様車は、後ろから荷物が入れにくかったり、シートアレンジに制限があったりするなど日常の使い勝手はやや劣る。普段の愛車としても使いたいなら回転昇降シート車がオススメだ。

親も自分も使える福祉車両の選び方

軽自動車からSUV、ハイブリッドまで
車種が豊富

福祉車両というと特殊な車というイメージがあるかもしれないが、実は車種バリエーションが豊富だ。軽自動車やコンパクトカー、ミニバン、SUV……とボディタイプはたくさんあるし、ハイブリッドカーもある。また、例えば日産のミニバンで言えば「ハイウェイスター」など、スポーティなグレードにも用意されている。衝突被害軽減ブレーキなど先進技術が用意されているなど、装備面でも遜色がない。普段使う愛車を選ぶように、乗り降りしやすい機能を備えたクルマを選ぶことができる。

親も自分も使える福祉車両の選び方

選ぶ際は親と一緒に販売店へ出かけよう

回転&昇降シート車を選ぶ際に重要なのが、シートに座る親が使いやすいかどうか。そのため一度は販売店へ一緒に行って確認した方がいい。実際に座ってもらい、シートを動かしてみよう。症状によって、例えば、膝を曲げにくくて足が引っかかるようなら、より開口部の広い車を選ぶ必要がある。またシートが車内に出入りする際に、頭がぶつからないよう背もたれを自動で倒すタイプもあるが、このとき、親が不安を感じたなら別のクルマを検討した方がいい。

親も自分も使える福祉車両の選び方

普段運転する人が使いやすいかも重要だ

普段の買い物や子どもの送り迎え、ドライブなど愛車として使える回転昇降シート仕様車。それだけに普段運転する人が使いやすいかどうかも大切だ。取り回ししやすいか、欲しい装備が揃っているかなど、運転する人の目線で選ぶようにしよう。ちなみに福祉車両は車両本体価格の消費税が非課税になる他、オプションも非課税になる。つまり衝突被害軽減ブレーキなどの先進安全機能といった安全運転をサポートしてくれる装備も選びやすくなる。

Choice

日常使いが普通にできて、乗り降りも楽になる

福祉車両と言われると車椅子のまま乗ったりするクルマを想像しがちだが、こういった便利なシートが付いたクルマもある。使い勝手は普通のクルマとそう変わらない。まずは回転&昇降シートのクルマから検討してみてはいかがだろう。

トヨタ ヴォクシー

現行型:2014年1月~
車両価格帯:145万~398万円
ボリュームゾーン:200万~270万円

親も自分も使える福祉車両の選び方

2L・5ナンバーサイズミニバンの代表格

助手席が回転&昇降する8人乗り(4WD車は7人乗り)か、2列目シートが回転&昇降する7人乗りを選べる。室内高1400mm、2列目スライドドアの開口部が805mmあり、2列目シートが回転&昇降する際に開口部が広くて乗り降りがしやすい。またフロント大型バンパーやフロントバンパー、先進安全機能のトヨタセーフティセンスC、両側パワースライドドアを標準装備するなど装備の充実したZSを選べる。

ダイハツ タント

現行型:2013年10月~
車両価格帯:50万~298万円
ボリュームゾーン:100万~160万円

親も自分も使える福祉車両の選び方

広々とした室内をもつスーパーハイト系軽自動車

助手席と後席の間に柱がない「ミラクルオープンドア」からシートが回転&昇降する。そのため回転&昇降中のシート周りに空間の余裕があるので、足が曲げにくいという人も楽な姿勢で乗り降りしやすい。また助手席背面には大型アシストグリップも装備。後席の人が乗り降りしやすく、乗車中も身体を支えやすい。先進安全機能のスマートアシストIIIを標準装備。スポーティなスタイルのタントカスタムも選べる。

トヨタ プリウス

3代目:2009年5月~2015年11月
車両価格帯:35万~379万円
ボリュームゾーン:80万~160万円

親も自分も使える福祉車両の選び方

ハイブリッドカーの代名詞

プリウス、さらに7人乗りもあるプリウスαにも、助手席が回転&昇降するタイプが用意されている。いずれも1.8Lにモーターを組み合わせ、燃費はプリウスが30.4km/Lまたは32.6km/L、プリウスαは26.2km/L(いずれもJC08モード)。グレードはSまたはSツーリングセレクションで、運転席は電動パワーシートが標準装備、運転席と助手席の間にある大型コンソールボックスも備わる。またプリウスαの2列目シートは左右別々にスライド&リクライニングできるなど、使い勝手もほぼ変わらない。

ホンダ フリード

初代:2008年5月~2016年8月
車両価格帯:9万~249万円
ボリュームゾーン:60万~120万円

親も自分も使える福祉車両の選び方

ちょうどいいコンパクトさが便利

コンパクトだから子どもの送り迎えや普段の買い物に便利だし、3列目シートもあるから家族みんなでドライブにも出かけられるホンダ フリード。助手席が回転&昇降するタイプと、2列目シートが回転&昇降するタイプの2種類があるが、乗車定員が異なるので家族にあったタイプを選ぼう。助手席が回転&昇降するタイプは6~7人乗りと、3列目シートのない4人乗りがある。一方2列目が回転&昇降するタイプは3列目シートのない4人乗りのみだが、4WDも選べる。

使いやすい福祉車両はまだまだある

やはり大事なのは日常使いができること。大事な親のためとはいえ自分が納得できるクルマ選びは重要。回転&昇降シートのクルマなら種類も豊富だ。

トヨタ シエンタ(初代)

トヨタ シエンタ

初代:2003年9月~2015年6月
車両価格帯:144万~208万円
ボリュームゾーン:10万~90万円

日産 セレナ(4代目)

日産 セレナ

4代目:2010年11月~2016年7月
車両価格帯:49万~330万円
ボリュームゾーン:130万~180万円

日産 ノート(現行型)

日産 ノート

現行型:2012年9月~
車両価格帯:26万~248万円
ボリュームゾーン:60万~130万円

  • 【検索条件】トヨタ ヴォクシー(現行型)&ダイハツ タント(現行型)&トヨタ プリウス(3代目)&ホンダ フリード(初代)&トヨタ シエンタ(初代)&日産 セレナ(4代目)&日産 ノート(現行型)の回転昇降シート仕様
  • 詳しくはこちら
  • ※上記の平均価格帯は2017年3月30日現在のものです

CREDIT
イラスト:株式会社コットンズ+sayaka iso
写真:トヨタ、日産、ホンダ、ダイハツ
文:籠島康弘

 

RELATED ARTICLES

自宅はハイエース!? 野外選曲家・河合桂馬は日本中を駆け巡る|Carsensor IN MY LIFE
READ MORE
WANIMAがドライブプランを妄想!?みんなで「さすらう旅」がしたい|Carsensor IN MY LIFE
READ MORE
WANIMAがドライブプランを妄想!?3人が乗りたいクルマを描く|Carsensor IN MY LIFE
READ MORE
親子で熱中するストライダーとは?クルマが支えるスポーツと子育て|Carsensor IN MY LIFE
READ MORE
初めてのスーパーカーはフェラーリ!失敗しない選び方と買うべき車種
READ MORE
バイクトライアル元世界王者・有薗啓剛は自転車教育で交通社会を変える|Carsensor IN MY LIFE
READ MORE

LATEST ARTICLES

今こそ検討したいキャンピングカーのススメ!メリットと魅力を解説
READ MORE
自宅はハイエース!? 野外選曲家・河合桂馬は日本中を駆け巡る|Carsensor IN MY LIFE
READ MORE
WANIMAがドライブプランを妄想!?みんなで「さすらう旅」がしたい|Carsensor IN MY LIFE
READ MORE
WANIMAがドライブプランを妄想!?3人が乗りたいクルマを描く|Carsensor IN MY LIFE
READ MORE
親子で熱中するストライダーとは?クルマが支えるスポーツと子育て|Carsensor IN MY LIFE
READ MORE
玄人キャンパーに学ぶ、キャンプ道具をクルマに無駄なく積む方法|Carsensor IN MY LIFE
READ MORE