三菱 ミラージュの新グレード「1.2G」は1L車よりコーナリングの安定性が増していた
2015/02/10
▲今回、試乗したのは1.2G。1.0Lでは物足りないというユーザーの声に応えて新たに追加した
今後の改良に期待したくなる、ポテンシャルの高さ
2012年に再登場した現行型のミラージュは、余計なデザインや装飾類をそぎ落として造り上げた軽量コンパクトなハッチバックである。もともと車重が800kg台という軽量で高剛性なボディやナロートレッドによるコンパクトさや空力性能に定評があった。
今回の一部改良では新たに1.2Lエンジンを搭載したグレードが設けられた。それに合わせてエクステリア、インテリアもそれぞれ変更を受けている。
試乗したのは、その1.2Gだ。ウインカーやアンテナ、フォグランプを改良しているが、エクステリアの際立った変更はない。ダッシュパネルなど余計な装飾はなく、飽きのこないデザインだ。燃費が良くひっそりと乗り続けるような慎ましさは登場時から引き継がれている。老練な夫婦に好まれる渋さが感じされる。
今回からアイドリングストップシステムを搭載。スターターモーターのトルクを増すためギアを追加した結果、走りだしはとてもスムーズになった。だが、モーターの音は気になった。副変速機付きCVTはエンジンの出力を抑えながらトルクを作り出していて、すなわちそれは燃費の改善へとつながる。
軽量なボディにも関わらず、剛性は高く、フロントスタビライザーが付いたため、1L車よりコーナリングの安定性が増した。気になったのはサスペンション。もっとよく動いてくれればショックを滑らかに吸収してくれるだろう。
この車の魅力である空力性能についてだが、時速60km程度でもニュートラルで走っているようにスムーズで風を切って走るが、横風の影響を受けたのが気になった。プラットフォームの出来は素晴らしく、車そのもののポテンシャルは高いと感じるだけに今後の改良に期待したい。
▲外観に大掛かりな変更はないが、ボディカラーに新色のチタニウムグレーメタリックが追加された
▲1.2Lモデル限定でドアミラーにはサイドターンランプが取り付けられた。また、フロントフォグランプも採用されている
▲アルミホイールは15インチにサイズアップ。そのためフロントスタビライザーを新たに備えた
▲今回搭載した1.2Lエンジン。燃費はJC08モードで25.0km/Lを記録
▲Gグレードのインテリアは本革巻ステアリング、スイッチパネルなどをピアノブラック調にすることで高級感を演出している
【SPECIFICATIONS】
■グレード:12G ■乗車定員:5名
■エンジン種類:直3DOHC ■総排気量:1192cc
■最高出力:57(78)/ 6000[kW(ps)/rpm]
■最大トルク:100(10.2)/4000[N・m(kgf・m)/rpm]
■駆動方式:2WD ■トランスミッション:CVT
■全長×全幅×全高:3710×1665×1505(mm) ■ホイールベース:2450mm
■車両重量:890kg
■JC08モード燃費:25.0km/L
■車両本体価格(税込):144万5040円
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