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1995年にテレビ東京で放送されたアニメ作品『新世紀エヴァンゲリオン』。14歳の少年少女が「汎用人型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン」を操り、謎の敵である使徒と戦いながら成長する物語だ。写真は主人公碇シンジが乗るエヴァ初号機 ▲1995年にテレビ東京で放送されたアニメ作品『新世紀エヴァンゲリオン』。14歳の少年少女が「汎用人型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン」を操り、謎の敵である使徒と戦いながら成長する物語だ。写真は主人公碇シンジが乗るエヴァ初号機

3人のパイロットの性格からオススメの1台を考えた

今年は『新世紀エヴァンゲリオン』が放送されてから20年目となるメモリアルイヤー。コラボ商品やHDリマスターされたテレビシリーズのBlu-ray BOXが発売されるなど、いまだに盛りあがりを見せている。ちなみに、作中で使徒が襲来するのも2015年。このことも、ファンの間ではちょっとした話題だ。そこで今回は、エヴァンゲリオンに搭乗する3人のパイロットにオススメの車を考えてみた。

ちなみに、エヴァンゲリオンは電気を動力としており、アンビリカルケーブルという電源が外れると5分で活動が停止する。この性質から電気自動車を選びたくなるが、今回はエヴァンゲリオンというより、パイロットの性格からオススメの車をセレクトしたいと思う。

ストーリーをもの凄く簡潔に説明しよう。物語の舞台は、セカンドインパクトと呼ばれる災害後の世界。一連の災害や紛争で世界人口の半数が失われている。話の中心となる場所は現在の箱根にあたる第3新東京市。ここに謎の敵「使徒」が襲来する。その使徒と戦うために、汎用人型決戦兵器である人造人間「エヴァンゲリオン」に乗り込む14歳のパイロット達の戦いと成長を描く。

パイロットは零号機に乗る綾波レイ、初号機に乗る碇シンジ、弐号機に乗る惣流・アスカ・ラングレーの3人だ。

綾波レイには子育て世代をターゲットにしたあの軽自動車

綾波レイの特徴といえば、そのミステリアスさ。過去の経歴はすべて抹消済みで、シンジやアスカとのコミュニケーションも最低限。私生活も謎に包まれており、殺風景な部屋で1人暮らしをしている。ちなみに、搭乗する零号機はホワイトとオレンジを基調としたボディカラーだ。

実は、レイはシンジの母である碇ユイのクローン的な要素をもつ存在。それ故シンジはレイに母性を感じることがある。また、レイは体を張ってシンジを守ることがある。「私が守るから」は、レイが放った有名な台詞のひとつだ。

そんなレイにオススメの1台を整理すると、ママ向けの車で、かつ子供をしっかりと守る安全設備が充実している車。だとすると、CMでもママと子供を前面に押し出しているダイハツ タントはどうだろうか。VSC(横滑り防止装置)とTRC(発進時タイヤの空転防止装置)が全グレードに標準装備。2015年5月以降のモデルの一部グレードには、衝突回避支援システム「スマートアシストII」も採用している。

▲現行型タントは大ヒットモデルだけあってカーセンサーにも2065台も掲載されている(2015年10月13日現在)。なお、「スマートアシストII」には、従来の前方車両に接近したときの衝突警報装置や自動ブレーキに加えて、車両逸脱警報装置、誤発進抑制制御機能などが追加された ▲現行型タントは大ヒットモデルだけあってカーセンサーにも2065台も掲載されている(2015年10月13日現在)。なお、「スマートアシストII」には、従来の前方車両に接近したときの衝突警報装置や自動ブレーキに加えて、車両逸脱警報装置、誤発進抑制制御機能などが追加された

碇シンジにはヒツジの皮を被った狼な1台

次は、碇シンジだ。彼は自分に自信がない少年。ただし、エヴァの操縦には欠かせないシンクロ率という数字は高く、生粋のエヴァパイロットといえる。また、搭乗する初号機の戦闘能力は高く、特に“暴走”状態になると、最強といわれる敵でも一方的にフルぼっこだ。

ただ、作中の初期では「乗りたくて乗っているわけじゃない」などネガティブな発言が多い。あまり目立ちたくない性格が良く表れている。それでもエヴァに乗るモチベーションのひとつが、父親であり、エヴァンゲリオンを所有する特務機関NERVの最高司令官である碇ゲンドウに認められたいという思い。そんな複雑な感情が入り乱れた一言が、有名な「逃げちゃダメだ」の台詞である。

そんなシンジのオススメの1台だが、外観に目立つ派手さはないながらも、アクセルを踏み込めば高いポテンシャルを発揮する1台がいいだろう。例えば、VW ゴルフ R(現行型)などはどうだろうか。一見するとゴルフだが、Rはゴルフシリーズのフラッグシップだけあってハイパワー。もちろん、動力性能も高い。ハッチバックだと甘く見られて煽られても、逃げる必要なんかない(もちろん、挑発に乗って公道で無理な運転はダメ、絶対)。

▲2015年7月以降のゴルフ Rだとカーセンサーに掲載されている中古車は1台のみ。現行型のR全体だと14台掲載されている ▲2015年7月以降のゴルフ Rだとカーセンサーに掲載されている中古車は1台のみ。現行型のR全体だと14台掲載されている

見た目も気にするアスカには、あの真っ赤なスポーツカー

最後は、惣流・アスカ・ラングレー。エヴァンゲリオンを所有する特務機関NERVのドイツ支部出身だ。エヴァンゲリオンの操縦技術も高く、スピード感のある戦闘が特徴だ。搭乗する弐号機はレッドを基調としたボディカラー。アスカは弐号機に愛着を持っており、他のエヴァに搭乗しようとしない。また、火山のマグマに突入する際に着用した耐熱スーツにより、太った外観になった2号機に嫌悪感を示したことからも、エヴァ2号機の見た目にも気を使っていることがわかる。

そんなアスカにオススメの1台だが、ドイツ車でスピード感があり、さらに真っ赤なボディがさまになる車といえば、アレしかない。そう、ポルシェだ。なぜ赤がさまになるかって? “大人の事情”で歌詞は書けないが、山口百恵も赤いポルシェのことを歌っていたではないか。中でも、現行911のGT3 PDKはどうだろう。スタイリッシュでスマートなデザインはアスカの美的センスにもピッタリだ。

肝心の性能だが、レッドゾーンはなんと9000回転。超敏感なアクセルワークが必要で、また動きはシビアでシャープ。乗り心地も路面の情報をダイレクトに伝える硬質感が特徴的だ。まさに、疾走感がある戦闘を見せるエヴァ2号機を彷彿とさせる……かも。

▲カーセンサーでの掲載台数は12台。新車時価格は2530万円(税込) 。0-100km/h加速3.5秒、最高速は315km/hと脅威の動力性能を誇る ▲カーセンサーでの掲載台数は12台。新車時価格は2530万円(税込) 。0-100km/h加速3.5秒、最高速は315km/hと脅威の動力性能を誇る

いまだに人気の衰えないエヴァンゲリオン。熱狂的なファンが多いだけに、異論も多いだろう。もちろん、認める。自分なりに、エヴァパイロットにオススメの1台を考えてみてくれ。

text/コージー林田