スカイライン ▲外観デザインが刷新されて、2026年度中に登場する次期スカイライン。シャシーには、V35型から使われているプラットフォームが、エンジンには現行400Rの3L V6ツインターボが踏襲される見込みだ


※当記事はムックハウス社の発行する雑誌「マガジンX」編集部より寄稿いただたものです。内容は雑誌の内容をWEB用に一部再編成しています。マガジンXの詳細は記事末のリンクをご確認ください

生誕70周年を迎える老舗ブランド

日本の自動車史を引っ張ってきた老舗ブランドのスカイラインは、2027年に生誕70周年を迎える。一時は「廃止されるのではないか」とのウワサさえ広まった。しかし、同車は日産のハートビートモデルを象徴する1台として、今後も存続する。
 

スカイライン▲公開されたティーザー映像。フロントノーズには、頭文字「S」のマークが復活
スカイライン▲もう1点のティーザー映像。リアフェンダーにはサーフライン、しかも立体的な造形が織り込まれる

歴代のオマージュを織り込んだエクステリア

公開済みのティーザー映像を読み解くと、次期スカイラインのエクステリアには歴代モデルを思い起こさせるディテールが随所に織り込まれることが予想できる。

例えば、前方をにらむツリ目ヘッドランプは3代目「ハコスカ」や10代目のR34型を連想させる。

リアフェンダーには、5代目、通称「ジャパン」に用いられたサーフラインをモチーフにした、立体的な造形が織り込まれることも読み取れる。

また、リアエンドにかけて末広がりの流麗な造形を作り出す、Cピラーからは4代目、通称「ケンメリ」を思い出す方もいるかもしれない。

スカイライン▲2014年に国内デビューした、現行V37型。海外仕様と同じインフィニティバッジが与えられた。2017年のビッグマイナーチェンジで、プロパイロット搭載とともにフロントノーズが刷新された

届け出の省略化も視野にV37型を名乗り続ける

使い道の少ないモノコック構造のFRシャシーが刷新される可能性は低く、11代目V35型から使われているフロントミッドシップ方式のプラットフォームは、モデルチェンジ後も踏襲される。

パワートレインには、現行400Rに搭載されている、V6 3Lツインターボのリファイン版が用いられ、引き続き、純エンジン車として販売される。

また、車両形式には現在のV37が継承される。真新しいV38型に切り替えるよりも、届出事項が少なく済むため、認証作業を省力化ができる点がメリットだ。

2027年はスカイライン生誕70周年のメモリアルイヤーでもあり、ワールドプレミアは華々しく行われるに違いない。2027年春にアンベールされた後、夏ごろに発売されて、デリバリーが始まるだろう。

文/マガジンX編集部 写真/マガジンX編集部、日産自動車
※2026年8月20日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

【諸元・スペック】
■予想発表時期:2027年3月
■全長×全幅×全高:4800×1825×1440(mm)
■搭載エンジン:3L V6+ツインターボ