趣味を満喫するセカンドリビングとカイエンが収まるガレージ【EDGE HOUSE】
2020/06/28
▲愛車であるカイエンが収まるのは車2台分の間口をもつガレージ。その奥は1階にあるセカンドリビングとフラットにつながっている。手前には施主の希望でヤシの木が植栽された仲間とのひとときを楽しむための場所
映画館のスクリーンに映し出された『イージー・ライダー』は、多感な少年の心を一瞬でつかんだ。
以降、Kさんはアメリカンカルチャーに憧れるようになり、いつかはハーレーを、ガレージハウスのあるライフスタイルを、と胸に抱くようになった。
都心で暮らしていた頃はなかなか叶わなかったが、約3年前に念願のガレージハウスを海の近くに建てた。
65歳を過ぎた今でも、週末はサーフボードを抱えて、歩いて海へ向かう。
長い年月の中で、モノづくりの趣味も増えた。
釣り竿、ルアー、カスタムナイフ、カヌー……ログハウス作りではテレビ番組に出演した経験もある。
「人が人を呼び、いろんな達人と巡り合え、一流のモノづくりの技を教えてもらえました」
こうした仲間の中から、今も一緒にサーフィンを楽しむ友人がたくさんできたという。
だから1階は、そんな気のおけない友を迎えるゲストハウスにしたい。
愛車はどこからでも眺められ、ハーレーはセカンドリビングにも入れたい。
そんな数多のリクエストは、設計を担当したフリーダムアーキテクツデザインの川西隆広さんと田村優美さんの2人によって、素材感と塩害対策を両立させながらカタチにしていった。
ガレージ裏には、海から上がった体を洗うシャワールームと、サーフボードを置く収納が用意された。
「もう65歳を越えたからね、楽しめるうちに楽しんでおかないと」
そう、このガレージハウスは、念願を叶えた記念碑ではなく、これからの人生を謳歌するための布石にすぎないのだ。
▲1階セカンドリビングの床と右側の壁は、格調が高く水や汚れにも強いセラミックタイル。写真右に見えるガラス張りはエタノール暖炉
▲中庭からも(写真手前に位置する)ガレージやセカンドリビングが見えるように全面ガラス張りに。中庭で家族や友人たちとバーベキューを楽しむことも多いそう。最近、寒い日も過ごせるようにとヒーター付きパラソルも備えた。写真奥の階段はガレージ上のテラスへと通じている施主の希望:
いくつもの要望を融合して週末が楽しみになるガレージに
ガレージから1階リビングへハーレーが入れられるようにしたい、家のどこからでも愛車が眺められるようにしたい、中庭でバーベキューがしたいなど、たくさん要望を出しましたが、設計担当の川西さんと田村さんが上手くまとめてくれました。おかげで今でも週末が楽しみだと思える、そんなガレージハウスになりました。
建築家のこだわり:
ハイグレードな空間を目指して素材とディテールにこだわる
Kさんは多趣味な方ですが、ラフではなくスマートでハイグレードな生活空間にしようと考えました。1階にあるセカンドリビングの床のタイルも、半端な一片が出ないよう、見た目が美しくなるように目地割りを行い、中庭からも愛車が美しく映えるようガレージのライティングを工夫。ステンレス階段のディテールにもこだわりました。
▲家族と過ごすのは2階のリビングがメイン。7.1chのオーディオシステムを備え「音量を上げて楽しんでいる」とか
▲階段回りをすべてガラス張りにしたので、ガレージを覗くこともできる
▲外からは見えないがガレージ上や母屋の屋上にもテラスがある。「天気の良い日は、そこで朝食を食べるのが楽しみ」■主要用途:専用住宅
■構造:木造軸組構法
■敷地面積:247.06㎡
■建築面積:124.42㎡
■延床面積:193.13㎡
■設計・監理:フリーダムアーキテクツデザイン
■TEL:0120-489-175
※カーセンサーEDGE 2020年8月号(2020年6月27日発売)の記事をWEB用に再構成して掲載しています
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