マセラティ好きで悪いか!【カーセンサーEDGE 10月号】
カテゴリー: 編集部からのお知らせ
タグ: マセラティ / セダン / クーペ / SUV / 3200GT / クアトロポルテ / ギブリ / EDGEが効いている
2021/08/27
▲エンジンはマセラティ伝統の3.2L V8を搭載。美しいシルエットやブーメラン型のLEDテールランプなど、3200GTにしかない妖しさに満ちている。販売期間が1998年から2001年までと短いため、中古車流通量は少なめ。中古車価格帯は220万~300万円一見わかりにくいが、一度所有するととりこになる。そんなマセラティの魅力を徹底検証
100年を超える歴史、そして各世代に代表的な名車もあるのに、日本ではブランドの魅力が伝わりきれていないのがマセラティ。
その歴史は1914年からスタートし、他の自動車メーカー同様に創設時に力を入れていたレース参戦で名を上げていきます。
マセラティのブランドカラーがつかみにくい要因は、その歴史が複雑なためでしょう。ブランドの舵取りをする人物や会社が変わり、1960年代後半にはシトロエン、1970年から1990年代までがデ・トマソ、その後にファット傘下となるものの、1997年からはフェラーリの技術が取り込まれると、実に数奇な運命をたどっています。
しかし、どんな時代でも「美しさ」や「官能」など、ブランドの芯は残されています。だから、フェラーリやポルシェといったライバルに比べると絶対数は少ないものの、世界中に熱烈なファンが存在しているのです。
今月の特集では、そんな謎の多いイタリアの古豪にフォーカスしています。
マセラティを今所有している、もしくは過去に所有していた人は、どんなところに惹かれたのでしょうか?
今、中古車のマセラティにはどんな選択肢があるのでしょうか?
もし購入したとして、故障やトラブルなどは大丈夫なのか?
マセラティを手に入れその魅力にとりつかれたとき、「マセラティ好きで悪いか!」と、みなさんが笑いながら言えるように、今号のカーセンサーEDGEではマセラティの真の姿に迫ってみたいと思います。
▲ブランド創設時から数多くの名車を生み出してきたマセラティ。創設直後はTipo 6CM(写真中央)をはじめとするレーシングカーで結果を残してその実力を証明。その後も、3500GT(写真左)のようなGTモデルからカムシン(写真右)のようなスーパースポーツまで、様々なモデルを発売しファンを獲得してきた
▲現在、SUVのレヴァンテとともに、ブランドを支える主力モデルが4ドアサルーンのギブリ。V6ガソリンエンジンの他に、2L直4エンジンを採用したハイブリッドモデルも追加。美しさと走る楽しさを兼ね揃えた、イタリアンGTのお手本のような仕上がりで、好調なセールスを続けている。新車の車両本体価格は956万円~▼検索条件
マセラティ ギブリ(現行型)× 全国
▲1975年から続いたデ・トマソ時代、最後のモデルとなるのが1992年から1997年まで販売されたギブリ。ビトゥルボシリーズの最終形態だけあり、美しいデザイン、豪華な車内、パワフルなエンジンと、この時代のマセラティの良さが凝縮されている。中古車の流通量は非常に少ない。濃厚なマセラティワールドを楽しめる、やや上級者向けモデルである▼検索条件
マセラティ ギブリ(初代)× 全国
▲世界の自動車メーカーがアタマを悩ませる環境問題に対応するため、スーパーカーとしてはコンパクトなV6エンジンを搭載して登場するマセラティの最新スポーツモデル、MC20。CFRP製モノコックボディなど多くの最新技術を集約。1年遅れて3モーター、800Vシステムに対応したBEV版も発売される予定となっている。まさに、マセラティの「今」を象徴するモデルである。新車価格は2650万円
▲マセラティを始めとする古いイタリア車を買おうと思った場合、切っても切り離せない問題が「維持費」である。特に、マセラティは年代によってはフェラーリとパーツを共有する、いわば高級車。ランニングコストが高いと思っている人が圧倒的に多い。では真実はどうなのか? 本当に大変なのか? 日本を代表するマセラティの駆け込み寺にて尋ねてみた(取材協力=ミラコラーレ)【関連リンク】
カーセンサーEDGE 10月号
マセラティ好きで悪いか!

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