Ferrari V8 ~呼吸する傑作! 名エンジンの血統を手に入れる!~【カーセンサーEDGE2023年4月号】
カテゴリー: 編集部からのお知らせ
タグ: フェラーリ / ランチア / セダン / クーペ / F355 / 360モデナ / F430 / 458イタリア / テーマ / 458スペチアーレ / EDGEが効いている
2023/02/27
▲フェラーリのV8エンジンの系譜は大きく分けて2系統ある。最初の世代は308から360モデナまで。第2世代が430から最新モデルまで。写真は458スペチアーレが積んでいた605ps、4497ccのV8エンジンフェラーリ人気を支えているのはフラッグシップのV12ではなくV8モデル
フェラーリのエンジンといえば、まずV12を思い描く人が多いはずです。512BB、テスタロッサ、F50とV12エンジンを積んだフェラーリは多くの車好きにとって憧れの存在です。
しかし、昨今のフェラーリ人気を支えているのは、V8フェラーリです。
別の言い方をすれば、現在の中古フェラーリの価格高騰を生み出している要因はフラッグシップのV12ではなく、V8エンジンを積むモデルといえるのです。
その中心は308から始まったV8ミッドシップフェラーリです。すでにクラシックの領域に入り、入手することが難しくなりつつある308、328、348。まだ手が届く価格帯ながらMTモデルになると中古車価格が1000万円を軽々超える355や360。自然吸気エンジンとして完成した430、そして最後の自然吸気V8の458。それ以降のモデルも、近年は高値安定が続いています。
ミッドシップ以外でも、カリフォルニアやポルトフィーノといったエントリーモデルも高値が続いています。
今号はそんなフェラーリのV8エンジンに着目。歴史、人気の理由、最新の価格情報からマラネロ製V8エンジンを積んだ他ブランドの異色モデルまで、様々な角度からフェラーリ製V8エンジンの魅力に迫ります。
▲どのV8フェラーリも中古車相場は高値だが、近年急激に高騰しているのがMTモデル。355、360、そして最後のMT車が用意されていたF430あたりは激しい争奪戦となることが予想される▼検索条件
フェラーリ F355(MT)× 全国▼検索条件
フェラーリ 360モデナ(MT)× 全国▼検索条件
フェラーリ F430(MT)× 全国
▲V8エンジンを作っているメーカーは多いのに、なぜフェラーリが最も高く評価され、人気を得ているのか。その秘密は内製化にこだわる姿勢、エンジンにかける情熱にあるという
▲2023年2月現在、458イタリアの中古車相場は1980万~3500万円。上位モデルの458スペチアーレになると6000万~8000万円にもなる。比較的安価といえるモデルが、MRなら360モデナのF1マチック搭載車で750万~1800万円、FRならカリフォルニアで1100万~2550万円となる(取材協力=ロペライオ練馬)▼検索条件
フェラーリ 458スペチアーレ× 全国▼検索条件
フェラーリ 458イタリア× 全国▼検索条件
フェラーリ 360モデナ(F1マチック)× 全国▼検索条件
フェラーリ カリフォルニア(F1マチック)× 全国
▲マラネロで生産されたフェラーリ製エンジンを積んだモデルは、極めて少数だが他ブランドにも存在している。その一例がランチア テーマ。上位グレードの8.32には、308のV8をベースとしたエンジンが搭載されていた(取材協力=コレツィオーネ)
▲ランチア テーマ8.32のエンジンカバーには「Ferrari」のロゴが入れられている ▼検索条件
ランチア テーマ8.32× 全国【関連リンク】
カーセンサーEDGE 2023年4月号
Ferrari V8

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