上質コンパクトの決定版、メルセデス・ベンツ Aクラスの登録済み未使用車がアツすぎる
カテゴリー: クルマ
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2016/01/29

お得な2015年モデルの登録済み未使用車に注目
時代がどうであろうと、景気の良い人・悪い人はいつだって混在しています。で、そこそこ景気の良い人は今、「ちょっとイイ感じのドイツ車でも新車で買ってみようかな。大きいやつはさておき、メルセデス・ベンツ AクラスとかBMW 1シリーズなら予算的にも何とかなりそうだし……」と考えているかもしれません。
どちらも大変ステキな車ですのでナイスアイデアだと思いますが、ひとつだけ提案があります。新車もいいですが、ここはひとつ「登録済み未使用車」にも注目してみてはどうでしょうか? 特に今、メルセデス・ベンツ Aクラスの登録済み未使用車がかなり狙い目になっていますので……!
ちなみに「登録済み未使用車」とは、その名のとおり登録はされているけどまだ使われていない車のこと(こうしたものは新車ではなく中古車となります)。生産台数のノルマ達成のためなどの理由で作られた場合が多いのですが、ケースによってはお買い得な物件もあります。

さて、Aクラスの話に戻りましょう。2012年11月に、それまでのモデルとはずいぶん違うスポーティなイメージに生まれ変わった現行メルセデス・ベンツ Aクラスは、スタイリッシュな造形とシュアな走りが魅力でスマッシュヒットとなりました。そして2015年11月、やや大がかりなフェイスリフト(大きめのマイナーチェンジ)が施された2016年モデルが登場しています。
そのフェイスリフトがきっかけとなって2015年モデルの「登録済み未使用車」が大量に発生し、そしてそれらが「かなりお買い得!」と言い切っても構わない価格水準になっているのです。具体的には、新車を買うより100万円近く安くなるケースも多いはずです。

価格面で詳細な数字を見てみましょう。Aクラスの2016年モデル新車をこれから買うとすると、ベーシックな「A180」の車両本体価格が326万円で、スポーティな「A180 Sports」が387万円。他に「A250 SPORT 4MATIC」などの上級グレードもありますが、それらはここでは割愛します。
で、新車を買う際の支払総額は、おおむねの数字ではありますがA180でたぶん385万円前後、A180 Sportsでは422万円あたりになるのではないかと思います(※あくまでもざっくりとした概算ですので、正確な金額は最寄りの正規ディーラーでご確認ください)。
この数字を見て「輸入新車の諸費用ってそんなに高いのか!」と思ったかもしれませんが、そうではありません。「パッケージオプション代」が結構かさむのです。
「超お値打ち価格」vs.「充実装備」、どちらを選ぶのが正解?
例えば2016年モデルA180の車両本体価格は前述のとおり326万円ですが、運転席のメモリー付きパワーシートや左右独立調整のクライメイトコントロールがセットになっている「ベーシックパッケージ」はどうしても付けたくなるはずです。せっかくのメルセデスですから。で、そのパッケージオプション料金が25万円です。
その他、ブラインドスポットアシストとディストロニック・プラス(先行車を認識して車間距離を維持・調整する機構)、レーンキーピングアシストなどがセットになった「レーダーセーフティパッケージ」もたぶん付けたくなるはず。21世紀のメルセデスですからね。で、付ける場合は19万円9000円がプラスとなります。
前出の概算総額にはオプション扱いになるメタリック塗装代6万6000円は入れてませんが、こういったモロモロに加えて各種税金や保険料、販売店手数料などを入れて計算してみると、支払総額はおおむね「A180で385万円ぐらい、A180 Sportsで422万円ぐらい」になるはずなんです。
しかし、フェイスリフトの影響で大量発生した「登録済み未使用車」であれば、個体により価格のバラつきはありますが、「15年式A180のベーシックパッケージ+レーダーセーフティパッケージ付きで支払総額290万~330万円ぐらい」というのがだいたいの相場です。……先ほど申し上げた「新車を買うより100万円近く安くなるケースも多い」というのはこれのことです。どうでしょう? かなりお値打ちな選択肢だとは思いませんか?

「とはいえ車の中身は2016年モデル新車の方が充実してるんでしょ?」という意見もあるでしょう。それはもちろんそのとおりです。
具体的には、Aクラスの2016年モデルは天候などに応じて配光モードを自動で切り替える「LEDパフォーマンスヘッドライト」が標準装備され、エンジンとトランスミッション、ステアリングなどの特性を統合制御する「ダイナミックセレクト」が追加され、ドライバーの疲労や眠気を検知し注意を促す「アテンションアシスト」が標準装備されました。どれも、なかなか魅力的な装備であることは間違いありません。
それを踏まえたうえでどう判断すべきかは……あなた以外にはできない作業ですが、「お得」という観点ではやはり2015年モデルの登録済み未使用車をオススメします。ぜひ検討してみてください。
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