ホンダ ビート楽しすぎ! スチャダラパーBoseが見つけた国産ネオクラ2モデル
2023/01/24

日本のヒップホップシーンで名曲を作り続けているスチャダラパーのMCであるBoseが、ぶらりと車を見て回る探索バラエティ番組『Bosensor』。今回は1980~90年代のネオ・クラシックな国産車を扱う販売店「ボーダレス」を見て回った。
この記事では、動画後編でBoseのセンサーにビビッときた中古車2台を紹介。未公開となったBoseのコメントを交え、車の詳細な情報をお届けする。なお、探索の様子はカーセンサーの公式YouTubeで視聴できる。こちらも必見だ!

スチャダラパー
Bose
1990年にデビューし、1994年「今夜はブギー・バック」が話題となる。以来ヒップホップ最前線で、フレッシュな名曲を日夜作りつづけている。スチャダラパーが満を持してYouTubeチャンネルを開設! 詳しくは公式HPへ。愛車はフィアット ウーノターボなど
日産 サニーカリフォルニア

1966年に初代が登場した日産のコンパクトファミリーセダンであるサニー。そのステーションワゴン版がサニーカリフォルニアだ。初代サニーカリフォルニアは1979年1月に登場。1977年にフルモデルチェンジした4代目サニーとプラットフォームを共有していた。
今回、発見したのは1985年にフルモデルチェンジした3代目サニーカリフォルニア。搭載するエンジンは3種類で、1.3L、1.5L、1.7Lディーゼルを設定。ルーフから大きく傾斜したラゲージドアが特徴的だ。初代から引き継がれてきたデザインだったが、1990年に登場した4代目からはこの傾斜は廃止された。
こちらの物件は2度目のマイナーチェンジを受けた1989年式。1.5Lエンジンを搭載しており、トランスミッションは5MTという希少車だった。

小さくて、スタイルが良くて、適度に“枯れた”コンパクトワゴン。実車を前にして「ボルボ 240エステートに乗っている子が好きだろうな」と思った。今はSUV全盛だし、国産ワゴンはほとんどなくなっているから、旧車で楽しむのはアリでしょ!
車名にカリフォルニアと付いているだけあって、どこか「アメリカ西海岸の青空」をイメージさせる。だったらヤレを直さずに乗れば、アメリカを30年前から走っていそうな雰囲気が漂ってカッコいいと思う。値段もそこまで高くないし、乗りつぶすつもりで遊びたいね。
ホンダ ビート

ビートは1991年5月に発売された軽2シータースポーツモデル。同時期に発売されたマツダ AZ-1とスズキ カプチーノそれぞれの頭文字を取って『ABCトリオ』と呼ばれることもあった。
特筆すべきは、量産車で世界初となるミッドシップレイアウトのフルオープンモノコックボディの採用。さらに、軽自動車で初めて四輪ディスクブレーキも装備した。搭載される直3 SOHCエンジンで、軽自動車の自主規制いっぱいの最大出力64psを発揮する。
見つけた物件は1991年式で、前オーナーが新車から大切に乗り続けたワンオーナー車だ。足回りには無限のショックアブソーバー、ホイールはワタナベのアルミホイールを装着。前オーナーの愛情がうかがえた。なお、すでにカーセンサーでは掲載が終了している。

ビートは日常の速度域、それこそ40km/hくらいで街中を流していたり、信号待ちから交差点を左折したりするだけで笑いが止まらないくらい楽しい! これ、すごいことだよ。「こんなに楽しい車、街で乗っていいの?」って感じ。実際に物件を試乗させてもらったけど、スケボーやMTBのような面白さがあったよ。
ABCトリオの中ではビートが最も中古車の流通台数が多いから、条件が良い物件を探しやすいのもポイントだよ。ただ、デビューから30年以上が経過して中古車相場が高くなってきているのも事実。気軽に楽しむなら、今がラストチャンスかもしれないね!
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