スポーティなホットハッチは新型車だけじゃない! コルト ラリーアートバージョンRはいかが?
2017/12/22
▲ベースとなるコルトに、フロントバンパーやボンネットのエアインテーク、そしてオーバーフェンダーを装備して大きくイメージを変えているバージョンR新車は予算的にちょっと……という人にオススメの1台
コンパクトなハッチバックボディを持った大衆車に大きなエンジンを搭載し、スポーツカー顔負けの動力性能を発揮するホットハッチ。元々は1977年に登場したフォルクスワーゲン ゴルフGTIがその元祖といわれています。
スポーツカーとは異なり、専用のボディを持たなくてもいいことから比較的安価にスポーツ走行ができる車種として、90年代には日本でもホットハッチブームが起こり、ホンダ シビックや三菱 ミラージュ、トヨタ スターレットなど多くの名車が誕生しています。
ここ最近はスポーツモデル受難の時代といわれながらも、ヴィッツGRやマーチNISMO、そして新型スイフトスポーツなど、ホットハッチが人気を集めているのはご存じのとおり。
もちろん、ベースが大衆車なだけに日常的な使い勝手は折り紙付きなので、ファミリーカーとしても使える柔軟さも魅力的です。
しかし、いくら安価とはいえ、車両価格200万円前後となると、気軽に購入できるものではありません。
また、中古車市場でも人気が高く、意外と値落ち幅が少ないのも事実。
そこで、ちょっとマイナーなホットハッチを狙ってみるのはいかがでしょうか?
その車は、三菱 コルト ラリーアートバージョンR(初代)です!
ランエボの遺伝子を受け継いだターボホットハッチ
三菱の新たなコンパクトカーとして2002年に登場したコルト。
当時提携していたダイムラークライスラーとの共同開発で生まれた車種であり、地味ながらまじめな作りのコンパクトカーでしたが、登場時はホットモデルなどが存在せず、販売面で苦戦が強いられていました。
そこで、まずテコ入れとして2004年に1.5Lターボエンジンを搭載した「ラリーアート」が追加されます。
しかし、MTが用意されていないなど、走り好きのユーザーからは物足りないという声があり、2006年に満を持して登場したのが、このバージョンRというわけです。
エンジンは通常のラリーアートと同じですが、163ps/21.4kgf・mまで出力が引き上げられました(MC後モデルの数値)。そこにゲトラグ社製のマニュアルトランスミッションが組み合わされる硬派な組み合わせ(CVT車も設定)です。
▲1.5Lながら163ps(初期は154ps)を発生させるエンジン。赤く塗られたヘッドカバーがやる気にさせます外観はオーバーフェンダーやボンネットに開けられたエアアウトレットなど、ミニランエボと言っても過言ではないほどの迫力のエクステリアを獲得しています。
もちろん走りに関する部分も大幅に手が加えられ、標準車の1.5倍ものスポット溶接を実施して高剛性のボディを獲得しました。
それに伴い足回りも強化品が装備され、ブレーキも抜かりなく強化。さらに純正タイヤには、ハイグリップタイヤのADVAN NEOVAを装着する力の入れようだったのです。
さらに2008年には連続シーム溶接を採用してさらにボディ剛性をアップさせ、ラリーアート製マフラーやレカロのバケットシートを標準装備としたバージョンR スペシャルが300台限定で発売されました。
連続シーム溶接とは、点で溶接するスポット溶接とは異なり、線で溶接する方法で、このために専用溶接マシンを導入し、1台1台手作業で作り上げるといったこだわりの仕様でした。
なお、同グレードは2010年にも200台限定で再販されています。
▲連続シーム溶接は、開口部の大きな前後ドア部分に施されました。これにより、筑波2000でのタイムが2秒短縮されたとか(当時のカタログより)
▲熱い走りにも対応するレカロシートは、後から買うと高価なので、装着済みの個体を狙うのもアリ!
▲写真のイエローカラーは初期型に設定されたもの。こういうレア色を選ぶのもいいかもしれないですねそんな隠れた名作ホットハッチのコルトラリーアート バージョンRの中古車は、原稿執筆時点で110台ほど掲載されています。最終型の低走行車だと総額200万円前後となってしまいますが、2006年の初期型であれば、総額40万円ほどで狙える個体もそこそこの台数が存在しています。
ボリュームゾーンとしては総額100万円前後といったところで、内容を考えればかなりお手頃価格と言えるのではないでしょうか?
▼検索条件
三菱 コルト ラリーアートバージョンR×修復歴なしこの記事で紹介している物件
あわせて読みたい
【2026年最新】買ってよかった軽自動車、 用途別オススメ12選!人気ランキングTOP10も紹介
新型RAV4の燃費は良い? ハイブリッドとPHEVどちらがオススメかも解説
レジャーでも災害時の備えでも役に立つ! 乗車人数別車中泊にぴったりな車5選
【2026年】燃費のいい車ランキング&上位22選|軽自動車、ミニバン、SUVなどタイプ別に紹介
車のエアロパーツとは? 効果やスポイラーなどの種類、純正エアロまで分かりやすく紹介
軽自動車は小さいって決めつけてない? “広くて便利”な軽自動車3選
マイナーチェンジが実施されたフィットだけど、ほっこりフェイスの先代(前期型)の中古車相場も要チェックだ!
日産 マーチの歴代モデルを徹底解説! 初代から4代目までの特徴や購入のポイントも紹介
三菱 デリカD:5の燃費は? ディーゼル車だから良い? 実燃費も検証
ヤリスの新車価格はいくら? ハイブリッド車は高い? 乗り出し価格の試算なども解説









