村田基はアメ車のスポーツカー「シボレー コルベット」で釣りに行く!? “釣りの王様”のミラクルな釣車事情に迫る!
2023/10/16
▲釣り場への移動やタックルを積み込む車は、もはや釣具だ。釣りを極める者はいかにして車を選び、どのように使っているのか? トップアングラーに釣車へのこだわりを聞いてきたジムの釣車はスポーツカー! でもタックルは積めるの?
釣車と聞いたときに自動的に連想されるのは、バンやワゴンタイプの「積める車」だろう。
だが、爆釣の化身ともいえる村田 基さんがメインの釣車として使っているのは、シボレー コルベットというアメリカ製の超高性能スポーツカーだ。……いや村田さん、それってネタじゃなくてマジなんですか?
▲ボディはド派手なイエロー。ルアーメーカー・ジャッカルと村田さんがコラボしたルアーで使用したこともあるカラーだ「もちろん大マジですし、僕は4代目モデルからずっとコルベットを釣車として使ってるんですよ。それどころか次のコルベット(※編注:8代目シボレー コルベット)もすでに注文していて、それも納車され次第、釣車として活躍する予定ですしね(笑)」
村田さんがシボレー コルベットを釣車として選んできた理由はふたつある。
ひとつは、そもそも村田さんは大の車好きであるということ。いや、車好きというか、そのレベルをはるかに超えた「ジムカーナ競技の元シリーズチャンピオン」だったりもするため、どうしても「釣りの行き帰りも“運転自体が楽しめるタイプの車”で移動したい」と考えてしまうのだ。


そしてもうひとつの理由は、意外にも歴代のコルベットは「釣車としても普通に使える構造を有しているから」だという。
「そもそもはロッド(釣り竿)じゃなくゴルフバッグを積載するための設計なんですが、コルベットの荷室って、実はリアタイヤの後ろ側が左右にすごく広いんですよ。そのため、ゴルフをする人はキャディバッグ2個をそこに積んでいるのですが、僕は釣り人ですので、長さ136cmのロッドケースをそこにすっぽり収めている――というわけです」
▲実際に村田さんがアマゾンに釣りに行く際のタックル一式(夏仕様)。ラゲージドアが大きく開くので竿が入れやすいそして136cm長のロッドケースを積んでもコルベットの荷室にはまだまだ余裕があるため、村田さんはそこに着替えやウェーダーなどが入った小ぶりなスーツケース1個とタックルボックス2個だけを入れ、国内各所あるいは海外各地へとぶっ飛んでいく。
「国内の管釣り(管理釣り場)に行くときだけでなく、例えばアマゾン川に行くときも、荷物の量はだいたいこれぐらいですね。これで十分足りちゃうんですよ」
あまりの暑さゆえに洗濯物はすぐ乾くため、着替えの量も最小限でOKなのだとか。そして「なんでもかんでも持っていけばいい」というわけでもないため、持ち歩くタックルの量も、決して膨大というほどではない。
▲2023年8月に五島列島へ数日間釣りに行った際の道具一式。これだけコンパクトなケースだけならコルベットの荷室サイズで釣りを楽しめる理由が見て取れる国内~世界で釣りをしてきたジムの答え
しかし、シボレー コルベットが意外とタックルやスーツケースなどが積めちゃう車であることはわかったが、車高が低いスポーツタイプの車だと、釣りの“現場”にたどり着くのが難しいのではないだろうか?
▲ホイール、キャリパー、エアロパーツはZ07パッケージ「そんなこともないですよ。例えばアマゾンとかに行くなら、空港まで高速道路で行けばいいだけですし、国内で釣りをする場合でも、とりあえず平らな駐車場までコルベットでビュッと行って、そこからタックルを持ってちょっと歩けばいいだけですからね。だから、実はスポーツタイプの車でも普通に釣りはできますし、『絶対にバンやワゴンを選ばなくちゃいけない』というわけでもないんですよ」

村田さんはシボレー コルベットの他にも車を所有しているが、それもやはりバンやワゴンではない。キャデラック CT6というラグジュアリーなセダンだ。
「CT6は『雨の日専用車』という感じですね。さすがに雨が強い日は最高出力650ps以上の後輪駆動車であるコルベットZ01だとちょっと危ないので(笑)、300ps台の4WD車であるキャデラック CT6のトランクにタックルを積んでいきます」
村田さんが実践している釣車選びは、もちろんそのまま簡単にマネできるものでもない。だが、村田さんの“スタンス”は、「釣りも好きだけど、スポーツカーも好きな自分は……いったいどうすりゃいいのよ!」と悩んでいるアングラーにとって、ひとつの大きな参考になるのではないだろうか。
▲ホイール、キャリパー、エアロパーツはZ07パッケージ▼検索条件
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自動車ライター
伊達軍曹
外資系消費財メーカー日本法人本社勤務を経て、出版業界に転身。輸入中古車専門誌複数の編集長を務めたのち、フリーランスの編集者/執筆者として2006年に独立。現在は「手頃なプライスの輸入中古車ネタ」を得意としながらも、ジャンルや車種を問わず、様々な自動車メディアに記事を寄稿している。愛車はスバル レヴォーグ STIスポーツ。
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