スズキ パレット VS ダイハツ タント PART2:取り回し性能対決
2008/04/15
PART2 走行性能対決
スズキ パレット
ダイハツ タント
パレットはインパネの厚みが駐車時に圧迫感を与えてくる
総じて言えば、両車とも視界が非常に広くて明るい。つまり駐車の容易性では、どちらも非常に有利ということを意味する。事実、今回の検証でも視界の良さを十分に実感できた。この企画では縦列駐車と車庫入れという“日常で頻繁に行うこと”をテスト項目にしている。とくに車庫入れのパターンでは、パレット、タントともに、リアウインドウの下端が低い点がありがたかった。日本のスーパーマーケットやショッピングモールの駐車スペースへはオシリから入れるケースが大半。なので車の後ろが視認できるかどうかは重要だ。
ただ両車を比べると、視界の点ではタントがやや優勢。C、Dピラーの作りがスリムで視界の邪魔にならないからだ。パレットはDピラーの幅を感じ、少し視界が邪魔される印象がある。
駐車する際のステアリング操作感はタントが上
では縦列駐車は? ここで気になるのは、両車の車両感覚の印象の差。両車とも、運転席に座り、短いノーズがまったく視界に入らないのは共通。が、ドライバーの視野に入るインパネのボリューム感は、パレットのほうが圧倒的に上。高さ、奥行き方向のどちらにもマス感があり何となくうっとうしい。このため、インパネ自体がスッキリと感じるタントのほうが、扱い時の抵抗が少ない分、やりやすい。ちなみにタントのインパネはセンターパネル部を助手席側にオフセットした左右非対称。それくらい配慮しながら、扱いやすさへの気配りをしているのである。
それともう一つ、ステアリングの操作感ではタントのほうが上に思えた。というのも直進から半周ほどステアリングを回した時点でのレシオはタントのほうがクイックで、駐車スピード領域で車の向きを変えたい場合にやりやすい、ということ。ステアリングを回した際のフィーリングもなめらかで質感がある。
対してパレットは同じ量だけステアリングを回した状態で、タントよりもスローである(ロックtoロックは、タントが3回転半弱なのに対しパレットは3回転と4分の3ほど)。このため車の向きを同じだけ変えるには、それだけステアリングを多く回す必要があり、やや操作が忙しくなる。
ホイールベースはタントのほうが圧倒的に長く本来なら車の動きがスローになるはずだが、ステアリングレシオでバランスをとっているのかもしれない。パレットはその点で、やや甘んじてしまったのかも。
今回のまとめ
縦列駐車、オシリからの車庫入れともに、タントの扱いやすさが際立った。とはいえ、真四角だから車両感覚がつかみやすく、何より小さい軽自動車である。勝負はタントの勝ちだが、パレットだって十分に優れた取り回し性能を備えていると言える。2台の物件・相場・カタログ情報
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次回予告
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今回のテスト車両


■スズキパレット
- ・テスト車両
- 660X(2WD)
123.9万円 - ・駆動方式
- 2WD
- ・トランスミッション
- 4AT
- ・全長×全幅×全高
(mm) - 3395×1475×1735
- ・ホイールベース(mm)
- 2400
- ・車両重量(kg)
- 910
- ・最小回転半径(m)
- 4.2
- ・乗車定員(人)
- 4
- ・エンジン種類
- 直3DOHC
- ・総排気量(cc)
- 658
- ・最高出力
[kW(ps)rpm] - 40(54)/6500
- ・最大トルク
[N・m(kg-m)/rpm] - 63(6.4)/3500
- ・使用燃料
- 無鉛レギュラー
- ・燃料タンク容量
- 30L
- ・10・15モード燃費
(km/L) - 20.0
- ・タイヤサイズ
- 165/55R14


■ダイハツ タント
- ・テスト車両
- 660X(2WD)
121.8万円 - ・駆動方式
- 2WD
- ・トランスミッション
- 4AT
- ・全長×全幅×全高
(mm) - 3395×1475×1750
- ・ホイールベース(mm)
- 2490
- ・車両重量(kg)
- 920
- ・最小回転半径(m)
- 4.3
- ・乗車定員(人)
- 4
- ・エンジン種類
- 直3DOHC
- ・総排気量(cc)
- 658
- ・最高出力
[kW(ps)rpm] - 65(58)/7200
- ・最大トルク
[N・m(kg-m)/rpm] - 116(6.6)/4000
- ・使用燃料
- 無鉛レギュラー
- ・燃料タンク容量
- 36L
- ・10・15モード燃費
(km/L) - 18.2
- ・タイヤサイズ
- 145/80R13
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