ソリオ▲デビューから2年近くたち、新車よりもお得な価格の物件が多く流通するようになってきた現行型のスズキ ソリオ

中古車では低走行でお得なものが見つかる

昨今の情勢により、世界的に新車の製造に影響が出ている状況が続いています。現行型ソリオも、一部では納車までに半年弱かかる場合もあるようです。

そこで注目したいのが、中古車市場。上級グレードの登録済未使用車こそ新車よりも高値で販売されている中古車があるものの、初年度登録から1年以上経過したものだと新車より安い価格で販売されている物件も見つけやすくなってきました。

ここでは現行型ソリオのモデル紹介と、どんな条件のものがお得になっているのか詳しく説明します。
 

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スズキ ソリオ(現行型) × 全国

【モデル概要】標準モデルとカスタム系のバンディットの2種類

ソリオ ▲先代の親しみやすい雰囲気から精悍なイメージに変わったソリオ

ソリオは、使い勝手と居住性の良さを追求した両側スライドドアを備えるハイトワゴンです。このパッケージは軽自動車で多く用いられていますが、ソリオは軽自動車ではなく登録車。

「便利なスライドドア付きがいいけど、ミニバンのような大きな車は必要ないのでハッチバックが欲しい」という人から支持されているモデルです。
 

ソリオ ▲リアガラス下のメッキガーニッシュが広がり感を強調

現行型ソリオは、標準モデルの「ソリオ」とカスタムモデルの「ソリオバンディット」の2種類があります。両車はエンジンなどの動力性能は同じですが、外観やインテリアの意匠が異なります。

現行型は先代よりもエンジンフードの選択を上げることでフロントマスクの厚みを増し、押し出し感が高められました。グリルやヘッドライト内のシグネチャーにより先代よりも高級さを感じるのも特徴です。
 

ソリオ ▲クールな雰囲気のソリオバンディット

ソリオバンディットは、上下2段のフロントライトにより独特の風貌が与えられています。

グリルやバンパーも標準モデルより立体的な造形になっていて、クールなイメージが強調されました。
 

ソリオ ▲ソリオのインパネ。明るい色を使い開放感が高められた

ソリオのインテリアは、ホワイトとネイビーを基調として広がり感が演出されています。

ドアトリムは、後方に向かって流れるようなラインが施された立体的なデザインを採用。また、シート表皮は縞柄のものが採用され、高級感のあるものになっています。
 

ソリオ ▲ソリオバンディットのインテリア

一方のソリオバンディットは、ボルドーとブラックを基調としたシックなインテリアに。シートもボルドーとブラックで統一され、大人な雰囲気に仕立てられています。

現行型は先代からボディサイズが全長80mm(バンディットは70mm)、荷室床面帳が100mm拡大され、たくさんの荷物が積めるようになりました。また、後席左右の肩まわりのスペースが拡大され、後席に3人で乗ったときの快適性が高められています。

パワーユニットは最高出力67kW(92ps)、最大トルク118N・m(12.0kg-m)を発揮する1.2L 直列4気筒エンジンを搭載。ハイブリッドMZとハイブリッドMXの両グレードには、ISGと専用リチウムイオンバッテリーを組み合わせたスズキ独自のマイルドハイブリッドシステムが採用されています。

このマイルドハイブリッド車は、2WDのFF車で19.6km/L(WLTCモード)の低燃費を達成しました。
 

ソリオ ▲スズキセーフティサポート搭載車にはアダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)も搭載される

スズキの先進安全装備パッケージであるスズキセーフティサポートは全グレード標準装備。その内容は以下のとおりです。

■夜間の歩行者も検知するデュアルカメラブレーキサポート(衝突被害軽減ブレーキ)
■誤発進抑制機能
■車線逸脱警報機能
■ふらつき警報機能
■先行車発進お知らせ機能
■ハイビームアシスト
■後退時ブレーキサポート
■後方誤発進抑制機能
■標識認識機能
■アダプティブ・クルーズ・コントロール(全車速追従機能付き)

ただし、ハイブリッドMXとGの2グレードにはスズキセーフティサポート非搭載車が設定されているので、中古車購入時は注意が必要です。
 

 

【グレード構成】ソリオは3グレード、ソリオバンディットは1グレードの設定

ソリオ ▲ソリオは8色、ソリオバンディットは7色11パターンのボディカラーを用意

2022年8月時点で、現行型ソリオには4つのグレードが設定されています。グレード構成は以下のとおりです(価格は新車時)。

■ソリオ
・G:マイルドハイブリッド非搭載で、装備を簡素化して価格を抑えたグレード。FF:158.18万円/4WD:170.72万円(※スズキセーフティサポート非搭載車は6.6万円安)

・ハイブリッドMX:運転席と助手席のシートヒーター、USB電源ソケットなどの快適装備の他、アイドリングストップシステムが備わるハイブリッドモデルの量販グレード。FF:185.02万円/4WD:197.56万円(※スズキセーフティサポート非搭載車は8.25万円安)

・ハイブリッドMZ:ヘッドアップディスプレイ、LEDヘッドライト、車内の空気を循環させるサーキュレーター、本革巻ステアリングなどが備わる上級グレード。FF:202.29万円/4WD:214.83万円


■ソリオバンディット
・ハイブリッドMV:ヘッドアップディスプレイ、LEDヘッドライト、サーキュレーター、本革巻ステアリングなどが備わる。FF:200.64万円/4WD:213.18万円

 

【中古車の流通状況】低走行のデモカーアップ車が狙い目

ソリオ ▲積載性、居住性に優れるソリオの中古車が買いやすくなってきたのは大きなニュース

現在、現行型ソリオの中古車は410台程度流通。価格帯は総額130万~310万円となっていて、登録済未使用車は100台ほど流通しています。

ソリオの中古車が買いやすくなったのは、ディーラーの試乗車や展示車両として使っていたり、ディーラー自身が社用車として使っていたりしたと思われる走行距離1万km以下の中古車が増えているから。

登録済未使用車に比べると走行距離は多いものの、中古車としての条件はまだまだ良好。低走行車は時間がたつにつれだんだんと少なくなるので、今がかなり狙い目です。

ソリオとソリオバンディッドの比率を見てみるとソリオが250台強で、ソリオバンディッドは150台ほど。ソリオの内訳を見てみるとガソリンモデルは100台ほど流通していて、150台強がマイルドハイブリッド搭載車です。

ガソリンモデルはほとんどが新車価格より安い車両本体価格で販売されていて、中には支払総額が新車価格より安いものもあります。ソリオを少しでも安く手に入れたいという人にとっては魅力的な存在でしょう。
 

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スズキ ソリオ(現行型) × ガソリン車

マイルドハイブリッドのエントリーグレードとなるハイブリッドMXの流通量は、60台ほどとやや少なめ。

ただ、支払総額は160万~240万円と新車よりも安い価格帯から手に入ります。ちなみに、最高値の物件には上位モデルのナビが装着されていました。
 

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スズキ ソリオ(現行型) × ハイブリッドMX

ボディカラーなど自分の条件に合ったモデルを探したい人はマイルドハイブリッドの上級モデルであるハイブリッドMZ狙いで。流通量は100台ほどあり、支払総額は170万~270万円となっています。

こちらも新車価格より安くて走行距離が少ない中古車が見つけやすくなっています。また、登録済未使用車でも支払総額が新車価格とあまり変わらない中古車もあるので、条件に合うものをじっくり探してください。
 

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スズキ ソリオ(現行型) × ハイブリッドMZ
ソリオ ▲マイルドハイブリッド仕様の中古車も探しやすい

ソリオバンディットの価格帯は総額200万~310万円。高価格帯はショップのカスタムカーが占めています。狙い目は200万円台前半の低価格帯で、オプションの全方位モニター用カメラが装着されているものが見つかるため、積極的に狙っていきましょう。

人気装備である両側電動スライドドアが付いている中古車は70台ほど流通していて、総額210万円から買うことができます。
 

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スズキ ソリオ(現行型) × バンディット

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スズキ ソリオ(現行型) × 全国

※記事内の情報は2022年9月7日時点のものです。
 

文/高橋満 写真/スズキ

高橋満(たかはしみつる)

自動車ライター

高橋満(BRIDGE MAN)

求人誌編集部、カーセンサー編集部を経てエディター/ライターとして1999年に独立。独立後は自動車の他、音楽、アウトドアなどをテーマに執筆。得意としているのは人物インタビュー。著名人から一般の方まで、心の中に深く潜り込んでその人自身も気づいていなかった本音を引き出すことを心がけている。愛車はフィアット500C by DIESEL