トヨタ エスティマ 3L・6気筒モデル 【プレイバック試乗記】
カテゴリー: トヨタの試乗レポート
2008/02/05
※この記事はカーセンサー関東版6号 2000年2月17日発売号に掲載されていたものをWEB用に再構成したものです
■スムーズかつトルクフルな走りを可能にしたV6 3Lエンジン
![トヨタ エスティマアエラス フロントスタイル|ニューモデル試乗](http://www.carsensor.net/contents/article_images/_3694/thum-toyota-estima-aeras-1.jpg)
![トヨタ エスティマアエラス リアスタイル|ニューモデル試乗](http://www.carsensor.net/contents/article_images/_3694/thum-toyota-estima-aeras-2.jpg)
↑ボディサイズは先代のエスティマよりもやや小さめの3ナンバーサイズ(左)従来のイメージを継承しながらもシャープな印象を与えるデザインに変身した(右)
エスティマとルシーダ/エミーナを統合して登場した2代目エスティマは、2.4L直列4気筒エンジンならびに3L V型6気筒の2種類のエンジンを搭載する。まず試乗したのは3L車だ。これまでのエスティマはエンジンを床下に搭載していたために、2.4Lの専用エンジンしか搭載できなかったが、今回のモデルではFF方式を採用することで、V6エンジンを搭載することも可能になった。
これによる走りの進化は非常に大きい。まず変わったのが静粛性の高さで、エンジンが床下にあるのに比べると格段に静かになり、振動レベルも低下している。
従来の床下ミッドシップには発想の素晴らしさとバランスの良い運動性能などの魅力があったが、同時に振動や騒音などの面でのデメリットがあった。それを完全に解消したのが今回のモデルである。
■エンジンの吹け上がりのスムーズさは6気筒ならでは
![トヨタ エスティマアエラス インパネ|ニューモデル試乗](http://www.carsensor.net/contents/article_images/_3694/thum-toyota-estima-aeras-3.jpg)
![トヨタ エスティマアエラス エンジン|ニューモデル試乗](http://www.carsensor.net/contents/article_images/_3694/thum-toyota-estima-aeras-4.jpg)
↑センター部分の出っ張りも、操作性とウォークスルーのバランスがとれている(左)新搭載のV型6気筒は余裕十分の実力を示す。静かでスムーズなのが魅力だ(右)
エンジンの吹け上がりのスムーズさも6気筒ならではのものだし、排気量の余裕からくるトルク感の大きさにしても、従来のモデルに比べると大幅に進化している。これもフロントエンジンによって実現した。ボディサイズは先代のエスティマよりもやや小さめの3ナンバーサイズだ。従来のルシーダ/エミーナのユーザーにとってはやや大きく感じられるはず。ただ最小回転半径は従来のエスティマよりも小さく、ルシーダ/エミーナ並みの5.6mと扱いやすい。
取り回しの面では特に不満を感じることはないので、これまでのルシーダ/エミーナのユーザーも違和感を感じることなく乗れるサイズと思っていいだろう。
主要諸元のグレード | アエラス(V6・2WD) |
駆動方式 | FF |
トランスミッション | 4AT |
全長×全幅×全高(mm) | 4770×1790×1770 |
ホイールベース(mm) | 2900 |
車両重量(kg) | 1810 |
乗車定員(人) | 8 |
エンジン種類 | V6DOHC |
総排気量(cc) | 2994 |
最高出力[ps/rpm] | 220ps/5800rpm |
最大トルク[kg-m/rpm] | 31.0kg-m/4400rpm |
10・15モード燃費(km/L) | 9.4 |
ガソリン種類/容量(L) | 無鉛プレミアム/70 |
車両本体価格 | 272.0~334.0万円 |
コンセプト | 4点 |
フィニッシュ | 5点 |
前席居住性 | 5点 |
後席居住性 | 5点 |
内装の質感 | 4点 |
取り回し | 4点 |
操作系の使い勝手 | 4点 |
ラゲージルーム | 3点 |
パワー感 | 4点 |
トルク感 | 4点 |
加速性能 | 4点 |
乗り心地 | 4点 |
操縦安定性 | 4点 |
高速安定性 | 5点 |
しっかり感 | 4点 |
ブレーキ性能 | 4点 |
環境対策 | 4点 |
燃費 | 3点 |
ステータス | 4点 |
コストパフォーマンス | 3点 |
得点合計 | 81/100 |
トヨタ エスティマ 3L・6気筒モデル 【プレイバック試乗記】/試乗レポート
あわせて読みたい
ビルトインガレージと中庭がある家で、屋外にも屋内にも“非日常”を【カーセンサー×SUUMO東海】
車&バイク愛好家も、おうち時間ラバーも、家事動線重視派も! ガレージハウスのススメ【カーセンサー×SUUMO東海】
新型フリードが発表されたけど、2代目の中古車価格は今はいくら? 最新相場とオススメな選び方を紹介
足らないからこそ楽しめる。家族色に染められた2代目カングー
トヨタ ヴェルファイア(3代目)をマンガで解説! ラージサイズミニバンの王者はどんな車?【人気車ゼミ】
【PR】コスパ最強ミニバンの筆頭格、先代セレナ e-POWER。現役パパが1週間乗ってわかった超便利ポイント
日産 セレナの旧型中古車価格が1年で50万円ダウン! 人気ミニバン、今オススメの買い方・選び方は?
新型トヨタ アルファードの新車価格約540万円に絶望した人に贈る「半額でコレ、代わりにどうですか?」5選
8人乗りミニバンなら高コスパな先代セレナがオススメ!! 超便利なシートアレンジも徹底解説【PR】
8人乗りの車オススメ10選|SUVやミニバンの新車&中古車価格、選び方も解説!