プラットフォーム刷新の好影響が随所に見られる、ホンダ フリード/フリード+
カテゴリー: ホンダの試乗レポート
2016/11/16
▲「7days Wonderful Mobility」をコンセプトに、いつでも、どこでも、だれでも用途に応じて思い通りに使えるコンパクトミニバンとして開発された新型フリード/フリード+。先代フリードで好評の“ちょうどいい”をさらに進化させた車となっているガソリン車でも意外な静粛性を発揮
モビリオの後継車として“ちょうどいい”をキーワードに登場したコンパクトな3列シートミニバン。初代登場から8年が経過し、新型へバトンタッチした。ガソリン車(3列シートのフリード)とハイブリッド車(3列シートのフリードと2列シート5人乗りのフリード+)に試乗した模様をお伝えしよう。
▲3列シートで6/7人乗りのフリード(写真)と、2列シートで5人乗りのフリード+の2系統。それぞれガソリン車とハイブリッド車を用意。全車、両側スライドドアとなる
▲フリード+(写真)のインテリアは硬質なギア感を演出まずは、ガソリン車の3列シートのフリードから。驚いたのはアイドリング時の静粛性の高さ。振動は皆無でハイブリッド車かと見まちがうほどだ。エンジンは1.5LのNAながらスイスイ走れる。負荷がかかる上り坂でも、エンジンのノイズと振動が気にならない。
また、先代より直進安定性がすこぶる高い。強風下の高速道路でも不安なく真っすぐ走れる。ロードノイズも低くとてもコンフォートだ。パワーステアリングのマナーも良く、唐突な動きがない。シャシー剛性が向上した恩恵で、サスペンションの動きの精度が上がった。その結果として安定感につながっている。
続いてハイブリッド車。3列シートのフリード、2列シートのフリード+ともに、エンジンのスポーティさが際立っている印象を受けた。7速ツインクラッチシステム(DCT)のスポーティなシフトスケジュールと相まって、ドライブする楽しみが増す。
ステアリングフィールは、コーナー出口での戻り具合にやや唐突感があるのが気になった。また、ホイールの違いにも注目。アルミホイールを装着したフリード+より、スチール製だったフリードの方が静粛性と乗り心地は良い印象を受けたのだ。
新型フリードは車作りの根幹であるプラットフォームの剛性を高め、路面から入る力を正確無比にサスペンションで捉えることで、コンパクトだが乗り心地と安定感ある接地性をドライバーと同乗者に伝えることに成功したと言えるだろう。
▲ハイブリッド車のエンジン(写真)は環境性能の高いアトキンソンサイクルとなる
▲フリード+は荷室用ユーティリティボードを標準装備。軽量・高強度で、写真のようにフルフラットのアレンジをすれば、セミダブルサイズのマットレスが敷けるスペースが出来上がる。床下収納スペースも確保
▲ボードを外せばゴルフバッグを縦に積める【SPECIFICATIONS】
■グレード:フリードB ■乗車定員:6名
■エンジン種類:直4DOHC ■総排気量:1496cc
■最高出力:96(131)/6600 [ kW(ps)/rpm]
■最大トルク:155(15.8)/4600 [N・m(kgf・m)/rpm]
■駆動方式:2WD(FF) ■トランスミッション:CVT
■全長×全幅×全高:4265×1695×1710(mm) ■ホイールベース:2740mm
■車両重量:1340kg
■JC08モード燃費:19.0(㎞/L)
■車両価格:188万円(税込)~
■グレード:フリードプラス ハイブリッドG ■乗車定員:5名
■エンジン種類:直4DOHC ■総排気量:1496cc
■最高出力:81(110)/6000 [ kW(ps)/rpm]
■最大トルク:134(13.7)/5000 [N・m(kgf・m)/rpm]
■モーター最高出力:22(29.5)[kW(ps)]
■モーター最大トルク:160(16.3)[N・m(kgf-m)]
■駆動方式:2WD(FF) ■トランスミッション:7AT
■全長×全幅×全高:4295×1695×1710(mm) ■ホイールベース:2740mm
■車両重量:1420kg
■JC08モード燃費:27.2(㎞/L)
■車両価格:251.6万円(税込)~
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