8月16日、鈴鹿サーキットでレクサス、ホンダ、日産の3社が2014年シーズンを戦う新型SUPER GTマシンを初披露した。

SUPER GTは来シーズンよりGT500クラスの車両規定を大幅に変更し、ドイツで行われているDTM(ドイツツーリングカー選手権)と基本的な車両規則を統一、共通のモノコックや部品を使い、DTMとの交流や性能の均一化、コストの削減を実現させる。ただしエンジンに関してはSUPER GT独自の規定とし、現行の3.8LのV8エンジンから変更され、最高出力550ps以上を発生する2L直列4気筒直噴ターボエンジンが搭載される。

レクサスはこの新規定にあわせ、昨年のパリモーターショーで発表した2ドアクーペコンセプトLF-CCをベースにマシンを制作、ホンダはデトロイトショーで初披露したNSXコンセプトを、そして日産はGT-Rをそれぞれベースにしたニューマシンを作り上げ、SUPER GT第5戦が行われた鈴鹿サーキットで初披露した。

なかでも注目を集めたのは5シーズンぶりにサーキットへの復帰を果たすことになるNSXだ。2015年に発売予定という未発売のモデルをベースにしたレーシングカーであり、元々FR用の共通コンポーネントを実車同様にミッドシップレイアウト化させている点など、ホンダらしいこだわりが詰まったものになっている。

各モデルの参戦台数やチーム、ドライバーラインナップの発表は年末以降になる模様だが、3モデルが再び顔を揃える来シーズンのSUPER GT開幕が今から待ち遠しい。なお日産は12月1日に富士スピードウェイで行われるニスモフェスティバルで同車の展示およびデモ走行を行う予定だ。

Text/石川茂幸

ホンダは発売前のミッドシップスポーツカー、NSXコンセプトをベースにしたNSXコンセプトGTを初披露。久しぶりにNSXがサーキットに戻ってくる

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NSXコンセプトGTとともにデモ走行を行った日産のGT-R。開発段階のマシンらしく、カーボンの外装がむきだしになった姿はなかなかの迫力だ

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3社の新型GTマシンが公開されたが、レクサスの走行はマシントラブルにより見送られた。この3台によるサーキットでのバトルが今から楽しみ

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