第149回 三菱 パジェロ(現行型) 【おいしい中古車】
2010/10/15
■快適性もアップしたSUVの日本代表
三菱のパジェロといえば、一昔前なら誰もが知るクロカン/SUVの代表的存在でした。しかし、輸入車のSUVが台頭してきたこともあり、いつしか存在感は希薄なものになってしまいました。今では現行型でありながら、半額近くで売られている中古車もチラホラ登場するようになってきました。4代目となるパジェロが登場したのは、2006年の10月。ボディタイプは大きく2タイプに分かれ、7人乗りのロングボディと5人乗りのショートボディがあります。ロングは上質さと高級感を追求し、ショートは軽快で躍動感あるスタイリングが特徴です。
↑スタイリングは、一目でパジェロとわかる歴代のデザインテイストを踏襲。オフロードでの走行機能をカタチにした力強い直線を基調としている(左右)
パリ・ダカなどでおなじみのパジェロだけに、その開発シーンはかなり厳しい環境で行われています。標高2500mのヨーロッパアルプスや、氷点下40度の北欧を模擬した適合性試験のほか、アフリカの砂漠やオーストラリアの荒地での悪路走破試験など、世界中の過酷な走行状況を想定した試験をクリアしてきているのです。
そしてもちろん、ラリーをとおして得られた走破性や耐久性を高めるための技術やノウハウも、しっかりフィードバックされています。例えば、あらゆる路面で高い走破性能を発揮する4輪独立懸架、スーパーセレクト4WD-IIや、リアデフロックとの同時装着を可能にしたASTCなど、数多くの技術が盛り込まれているのです。
エンジンはV6の3Lと3.8Lの2種類。ミッションは、3Lモデルに4ATと5MTが採用され、3.8Lモデルは5ATとなっています。走行モードは4パターン用意され、路面状況によって、適切な走行モードを選択できるようになっています。
そのほか、サスペンションは従来型からの踏襲ながら、スプリング、ショック、スタビライザー、ゴムブッシュの特性を改良することで、ロールの少ない安定感の高いコーナリング特性と、フラットな乗り心地を両立させています。
↑インテリアは、高級感や乗り心地の良さが大幅にアップしている(左・中) スーパーエクシードには、ロックフォードのプレミアムサウンドシステムを搭載(右)
■修復歴なし、走行1.7万kmでも半額近い!
このように、定評だった高い走破性能をさらに進化させつつ、乗り心地などオンロードでの実用レベルも大幅にアップしたパジェロですが、販売面では一時期ほどの勢いはありません。それゆえ、中古車市場ではかなり狙い目の一台です。国産車のSUVはなぜか相場が落ちにくい傾向があるのですが、このパジェロは半額近くで販売されている中古車もあります。しかも、修復歴車や多走行車ではありません。
例えば、2007年式の3.0ショート VR-Iの修復歴なし、走行1.7万kmの中古車。このグレードの新車価格は245.7万円なのですが、それが129.9万円で販売されているんです。走破性だけでなく高級感や快適性も兼ね備える現行パジェロ、かなり狙い目の一台といえるのではないでしょうか。
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