BMW 4シリーズ グラン クーペは個人的に最高にグレートなファミリーカーだった
2014/12/25
▲3シリーズ内のクーペ/カブリオレをカテゴリー分けし2013年に登場した4シリーズ。2ドアクーペ、そしてカブリオレに続き登場した4ドアクーペ、その名も「グラン クーペ」に乗ってきました
車が大好きな親父のためのファミリークーペ!
車の好みに偏りのあるわたくし編集部のV8たろう。そんなわたくしが今回乗ってみたのは「BMW 4シリーズ グラン クーペ」。BMWかぁ。V8じゃないし……、などと考えながら、いざ駐車場にいってみると……神々しいのですよ、尋常じゃなくカッコイイのです! 乗り込みんでみると、内装も……カ、カッコイイ。走り出したらもう、欲しくなっていました。
走りに関しては専門家にお任せするとして、わたくしからお伝えしたいのは、この車のカッコよさと、クーペであることを忘れてしまうほどの利便性。とにかく便利なんです。もし、2ドアだったら、いい年齢になってきた両親にリアシートに乗ってもらうというのはちょっと酷ですし、子供がサイドシルやシートベースの樹脂パーツを平然と踏み越えていくことに思わず激怒してしまうかもしれません。
そんな自分の家族を夢想すると、「2ドアクーペはいつの日か……」となってしまいます。
だけど、ドアが4枚あるだけで……あら不思議! リアシートへの乗り降りも不便を感じずに済みますし、ラゲージの容量も十分なうえ、出し入れも楽々。コス○コとかで大量買いしたってヘッチャラです。走り好き、車好きに妥協を強いず、しかも家族を満足させる超一流のファミリーカーなのではないかと思いました。
▲男は2ドアクーペ! と思っていますが、ドアの枚数が気にならないデザイン。BMW 4シリーズ グラン クーペはカッコ良さと利便性を重ね備えた、わたくし的パーフェクトなファミリーカーでした
▲フロントバンパーリップが超カッコイイ
▲白と黒のコントラストも絶妙で「洗練」という言葉がピッタリ。ただ、白って汚れが気になるんですよね。それにしても見事な白でした
▲後席の足もとや膝もとの空間がゆったり広くて驚き。座り心地も良いので長時間でも疲れないでしょう
▲ラゲージも広い。家族旅行の荷物くらい楽々収納しちゃいます。リアシートを倒せば1300Lという広大なスぺ―スが生まれます
【SPECIFICATIONS】
■グレード:435i Gran Coupe M Sport ■乗車定員:5名
■エンジン種類:直6DOHCターボ ■総排気量:2979cc
■最高出力:306/5800[ps/rpm] ■最大トルク:400/1200-5000[N・m/rpm]
■駆動方式:FR ■トランスミッション:8AT
■全長×全幅×全高:4670×1825×1395(mm) ■ホイールベース:2810mm
■車両重量:1690kg
■車両本体価格:809万円(税込)
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
あわせて読みたい
あの名車は今? その後継モデルたちは……20年という時の流れは車をどう変えたのか。SL、ムルシエラゴ、911…
M・ベンツのセダン狙いのあなたに推したい“粋な別解”4ドアクーペ CLSクラス。新車で1000万円超えが今中古車なら総額300万円台! オススメの選び方は?
スバル クロストレック ウィルダネスエディションが抽選500台のみに絶望した人に贈る「この小型クロカン、代わりにどう?」3選
ジープ コマンダーが400万円台前半で狙えるけど買っても平気なの? グランドチェロキーより安い7人乗りSUVの中古車状況、オススメの狙い方を解説
3代目BMW X1が支払総額400万円台で狙える! 中古車市場に登場してから2年半、今のオススメの買い方・選び方は?
R32型 スカイラインGT-Rが50万円から? あの時買っときゃ良かった……のモデルを振り返り“後悔を楽しむ”
トヨタ ランドクルーザー300にPHEVを導入か? 3列シートのパッケージは……
トヨタ センチュリーがブランド化! クーペタイプも公開された今、改めて歴代モデルを振り返ってみよう!
「大人になったら絶対にこの車に乗ろう!」と子供の頃の夢を叶えた86(初代)
’07 フェラーリ F430|空力とヘリテージが息づくV8ミッドシップ【名車への道】









