日産 ノートオーラ▲高い質感や走行性能を有する日産 ノートオーラ。その中古車がだいぶ安くなってきた!

人気国産プレミアムコンパクトのノートオーラが安くなっている!

“エンジンで発電し、モーターで駆動する電気自動車の新しいカタチ”として2016年11月に登場したノートe-POWERは瞬く間に人気車種となり、一躍日産を代表する車種のひとつとなりました。

そんなノートは2020年12月に現行型へとフルモデルチェンジを果たし、2021年6月にはノートの上級車種として「ノートオーラ」が登場しました。

ノートの良さはそのままに、上級車種からのダウンサイジングにも対応する上質さを兼ね備えたノートオーラは当然ながらノートよりも高額車種となっていますが、そのノートオーラの中古車価格が1年で50万円ものダウンを見せているのです。

まずは下記グラフをご覧ください。

日産 ノートオーラのグラフ

昨年末までは320万円前後で推移していた中古車平均価格でしたが、2023年に入ると徐々に下がり始め、3月には初めて300万円を割りました。その後も値落ちは進み、直近9月は276.4万円となっています。

その要因は様々ですが、最も大きな要因は掲載台数が一気に増えたことが挙げられそうです。

昨年9月は332台だったものが急激に増え始め、現在は600台超となっており、豊富な物件を選びやすくなっています。

日産 ノートオーラのグラフ

なお、ノートオーラの新車価格は約270万円~となっており、一見すると中古車価格はそこまで買い得感がないようにも見えます。

しかし、日産のウリのひとつである運転支援システムの「プロパイロット」は純正ナビとのセットオプションとなっており、その価格はおよそ40万円であるため実質的な新車価格は310万円~と言えるでしょう。

そのため、相場よりもグッと安い物件についてはプロパイロット非装着の可能性もあるので、購入時は装備内容のチェックは必須と言えそうです。

では、そんなお買い得感がアップしているノートオーラの中古車を狙うなら、どんな物件がオススメなのか見ていきましょう。

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日産 ノートオーラ(初代・現行型)×全国
 

【モデル概要】ノートベースのプレミアムコンパクトカー

日産 ノートオーラ▲ 日産 ノート(左)をベースにサイズをアップして、より上質感が高められたのがノートオーラ(右)だ

2021年6月に登場したノートオーラは、5ナンバーサイズのコンパクトカーであるノートをベースに全幅を45mm拡大し、ボリューム感のあるデザインをまとった上級車種としてリリースされました。

5ナンバーサイズの制約から解き放たれたそのデザインはコンパクトなハッチバック車としては非常にグラマラスで、デザイナーが本来形にしたかったのはこっちだったんだろうな、と思えるほど秀逸なもの。

また、ヘッドライトもノートよりもシャープな形状のものを採用し、テールランプも横一文字のLEDを採用したことでノートとは明らかに異なるモデルであることを静かにアピールしています。

日産 ノートオーラ

室内も基本的なレイアウトこそノートを踏襲していますが、インパネやドアトリムにはツイード調織物の表皮を採用したり、木目調フィニッシャーを採用したりと明らかに上質な仕立てとなっており、メーターには12.3インチの大型TFTディスプレイが採用されるなど、先進性もノートを上回るものとなっています。

また、オプションで設定される「BOSE パーソナルプラスサウンドシステム」は、高性能な8つのスピーカーと革新的な信号処理技術を採用し、まるでコンサートホールにいるような臨場感あるサウンドを提供してくれます。

日産 ノートオーラ▲落ち着いた車内空間が広がる
日産 ノートオーラ▲オプションの「BOSE パーソナルプラスサウンドシステム」は、臨場感あるサウンドを実現

搭載される発電用エンジンはノートと同じく1.2Lとなりますが、駆動用モーターはノートよりも15kW/20N・m高出力な100kW/300N・mのものを搭載し、上級車種にふさわしい動力性能も持ち合わせている点も魅力です。

そしてノートにも設定されているリアにも駆動用モーターを搭載した4WD仕様もノートオーラで選ぶことが可能で、降雪地帯のユーザーだけでなく、きめ細かな制御が可能なモーター4WDは、オンロードでの走行安定性にも寄与していることから、走りにこだわりを持つユーザーからも選ばれているようです。

グレード体系はメイングレードとなる「G」と、Gをベースにシート表皮に本革を採用した「G レザーエディション」の2グレード(それぞれに2WDと“FOUR”が付く4WDを設定)を基本とし、スポーツコンバージョンモデルとなる「NISMO」が別途用意されています(NISMOは2WDのみ)。

日産 ノートオーラNISMO▲専用のエクステリアデザインが与えられるNISMO

NISMOは他車種のNISMOと同じく専用のエアロパーツやホイール、スポーツ性能を高めた足回りが採用されている他、走行モードもNISMO専用にチューニングがなされ、より俊敏な加減速ができるような味付けとなっているのが特徴です。

このように上質な装備と走りが魅力なノートオーラですが、前述したようにプロパイロットやナビゲーションはメーカーオプションとなっており、ステアリング&シートヒーターなどの快適装備も全グレードでセットオプションとなっています。

メーカーオプションは基本的に後から追加装着することができないため、必要であるならば中古車を購入する際はそれらが装着されているかどうかの確認はマストと言えます。

では、今ノートオーラの中古車を狙うのであれば、どんな選択肢がオススメなのでしょうか? 以下よりニーズ別に見ていきましょう。

 

とにかく安く狙うなら「総額250万円以下」を中心に

デビューから2年ほどが経ち、グッと手が届きやすくなったノートオーラ。具体的には総額250万円以下の物件も増えています。

また、この価格帯でもグレードや走行距離、ボディカラーなどのバリエーションが豊富なため、自分好みの1台も見つけやすそうです。

一方で、修復歴あり物件が多いのも事実です。修復歴なしのものに比べると、選ぶ際にはより一層現車チェックをしっかりと行う必要がありますが、中には総額200万円を切るものや、ディーラー保証が付いているもの、プロパイロットやナビ、BOSE パーソナルプラスサウンドシステムなどのオプションが付いた物件もヒットします。

以上を踏まえ、とにかく安く手に入れたい場合には、まずは総額250万円以下の物件をチェックしてみることをオススメします。

▼検索条件

日産 ノートオーラ(初代・現行型)×総額250万円以下×全国
 

4WDモデル狙いなら「Gグレードのディーラー保証付き」がお得

日産 ノートオーラNISMO▲4WDモデルは走行性能の面においても評価が高い

リアにも駆動用モーターを搭載し、俊敏かつ安定した走行を楽しむことができる4WDは、降雪地帯のユーザー以外からも高い評価を集めています。ただ2WDに比べると新車価格で25万円以上の価格差があるため、ちょっとちゅうちょしてしまうところ。

しかし中古車となると、修復歴なし、走行距離1万km未満のプロパイロット装着のモデル(Gグレード)のディーラー保証付きの物件が総額260万円台から狙うことができ、かなり買い得感が高いと言えるでしょう。

もちろん、ディーラー保証が必要かどうかは人それぞれ異なるかと思いますが、ディーラーならではの高い基準を満たした物件ということもあり、コンディションが良い物件と言い換えることもできます。

降雪地帯などで使用されることも多い4WDモデルだけに、コンディションにはこだわりたいところ。この条件の物件はぜひチェックしてみてください。

ただし、4WD車は台数が少なく、執筆時点では480台中67台のみとなっているので、気になる物件が見つかったら早めにアクションする必要がありそうです。

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日産 ノートオーラ(初代・現行型)×「1.2 G FOUR 4WD」×ディーラー保証付き×全国
 

人気の「NISMO」の中古車状況は?

日産 ノートオーラNISMO▲より走行性能が高められているNISMO。気になる中古車の状況は?

スポーツコンバージョンモデルのNISMOは他車種でも根強い人気を誇るグレードとなっていますが、ノートオーラでもその傾向は変わらず、執筆時点では99台の掲載がありました。

修復歴なし、走行距離1万km未満でも安いものは総額250万円台から見つけることができますが、こちらはプロパイロット非装着となっている点に注意したいところ。ただ運転支援はいらないから純粋にNISMOの走りを楽しみたい、という人であれば狙い目と言えるかもしれません。

一方、プロパイロットを装着したNISMOとなると、同様の条件でも総額280万円を切るものはなく、できれば300万円くらいの予算は見ておきたいところ。

ただNISMOは安定した人気を誇っているので、手放す際の価格を考えれば決して高い買い物とも言えないと思われるので、気になっているなら狙ってみる価値はあるでしょう。

▼検索条件

日産 ノートオーラ(初代・現行型)×NISMO×全国

100%モーター駆動でありながら、ガソリンを入れれば走行ができるe-POWERというパワーユニットに、上質さやプレミアム感もプラスしたノートオーラ。平均価格が下がったとはいえ、まだまだ低走行高年式車も選び放題ですので、今が旬の1台といって間違いないでしょう。

▼検索条件

日産 ノートオーラ(初代・現行型)×全国
文/小鮒康一、写真/阿部昌也

※記事内の情報は2023年10月26日時点のものです

小鮒康一(こぶなこういち)

自動車ライター

小鮒康一(フナタン)

スキマ産業系自動車ライター。元大手自動車関連企業から急転直下でフリーランスライターに。中古車販売店勤務経験もあり、実用車からマニアックな車両まで広く浅く網羅。プライベートはマイナー旧車道一直線かと思ったら、いきなり電気自動車のリーフを買ってしまう暴挙に出る。現在はリーフを手放し3代目インサイトをメインに、NA、NB2台のロードスターや初代パルサー、S660に17系クラウンなど雑多な車種を所有中。

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