室内が広い軽自動車

近年では快適装備や先進安全技術が充実し、よりマルチに使えるようになった軽自動車。しかし、ボディサイズが限られている分、「室内の広さが気になる」という人も少なくないでしょう。

そこで今回は、室内空間がとりわけ広い軽自動車を紹介。加えて、荷室の広い車種や車選びのポイントも紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
 

 

室内が広い軽自動車ランキング! 現行モデルTOP10

さっそく、室内の広さ(室内寸法による容積)を元にしたランキングを見てみましょう。今回は快適さや安全装備の充実度を考慮し、現行モデルのみを集計の対象としています。
 

順位 車種 室内長 室内幅 室内高
1位 日産 ルークス(3代目) 2315mm 1335mm 1400mm
同率1位 三菱 eKスペース(3代目) 2315mm 1335mm 1400mm
同率1位 三菱 デリカミニ(2代目) 2315mm 1335mm 1400mm
4位 スズキ エブリイワゴン(3代目) 2240mm 1355mm 1420mm
5位 スズキ ワゴンR(6代目) 2455mm 1355mm 1265mm
6位 スズキ スペーシア(3代目) 2170mm 1345mm 1415mm
7位 ホンダ N-BOX(3代目) 2125mm 1350mm 1400mm
8位 ダイハツ タント(4代目) 2125mm 1350mm 1370mm
9位 スズキ ワゴンRスマイル(初代) 2185mm 1345mm 1330mm
10位 スズキ ハスラー(2代目) 2215mm 1330mm 1270mm
順位 車種 室内長 室内幅 室内高
1位 日産 ルークス(3代目) 2315mm 1335mm 1400mm
同率1位 三菱 eKスペース(3代目) 2315mm 1335mm 1400mm
同率1位 三菱 デリカミニ(2代目) 2315mm 1335mm 1400mm
4位 スズキ エブリイワゴン(3代目) 2240mm 1355mm 1420mm
5位 スズキ ワゴンR(6代目) 2455mm 1355mm 1265mm
6位 スズキ スペーシア(3代目) 2170mm 1345mm 1415mm
7位 ホンダ N-BOX(3代目) 2125mm 1350mm 1400mm
8位 ダイハツ タント(4代目) 2125mm 1350mm 1370mm
9位 スズキ ワゴンRスマイル(初代) 2185mm 1345mm 1330mm
10位 スズキ ハスラー(2代目) 2215mm 1330mm 1270mm
※2026年9月1日時点
※軽乗用車を対象とし、OEM供給車は供給元の車種にまとめて集計
 

1位は同率で日産 ルークス(3代目)、三菱 eKスペース(3代目)、三菱 デリカミニ(2代目)。それもそのはず。3車はベースが一緒の兄弟車なので、室内の広さは同じなのです。

印象的なのは、5位を獲得した軽トールワゴンのスズキ ワゴンR(6代目)。背の高い軽スーパートールワゴンや軽ワンボックスが必ずしも有利でないことがわかります。
 

ハシモトタカシ

ライター・ハシモトタカシただ、これはあくまでもメーカーによる室内寸法を元にした結果。乗員スペース全体の広さであり、室内の凹凸やシートサイズなどは加味されていません。つまり、実際に使える室内の広さや、乗車時の開放感とは異なります。

 

後席でも快適! 室内が広い軽自動車オススメ5選

というわけで実際の快適さや開放感、使い勝手を踏まえて、ランキング上位からオススメ車種を厳選。いずれも室内が広く、ゆったりとくつろげます。
 

 

① 三菱 デリカミニ(2代目):荷物も楽々積めるアウトドアの頼もしい相棒

三菱 デリカミニ(2代目)▲2025年10月に登場した三菱 デリカミニ(2代目)。半円形の愛らしいヘッドライトとアウトドア色の強いルックスを組み合わせ、「デリカ」の名に恥じない走破性で人気に

「オールラウンドミニバン」である三菱 デリカD:5のエッセンスを受け継ぐデリカミニ(2代目)は、広大な室内が特徴です。室内長はクラスNo.1で、室内高も1400mmを確保しています。

荷室も低床かつ大開口で、かさばるアウトドア用品の出し入れも容易。後席をスライドさせれば、足元も荷物置きとして活用できます。さらに、室内の高さと広い開口部、低いステップ高を組み合わせ、乗り降りがしやすいのも好印象です。

予防安全技術「eアシスト」を搭載し、日常使いからレジャーまで、広さと実用性、安全性を高いレベルで両立しています。
 

三菱 デリカミニ(2代目)▲ギア感を表現した内装。一部グレードでは、12.3インチのGoogle搭載インフォテインメントシステムと7インチの液晶メーターを一体化した「モノリスディスプレイ」を採用

中古車の流通台数は約900台。価格帯は総額で約180万~376万円ですが、ボリュームゾーンは総額200万~300万円となっています。

登場したばかりということもあって、価格帯は軽自動車の中では高水準ですが、物件の9割以上が走行距離5000km以下。総額180万円前後から良質な個体を狙うことができるのもメリットです。
 

▼検索条件

三菱 デリカミニ(2代目)
 

② 日産 ルークス(3代目):室内とドア開口部のゆとりはクラス最上位

日産 ルークス(3代目)▲2025年10月にデビューした日産 ルークス(3代目)。「かどまる四角」をモチーフとした都会的なデザインに、普通車と比べても遜色のない多くの先進安全技術を搭載

日産 ルークス(3代目)は、兄弟車のデリカミニ(2代目)と同様、広大な室内と後席の快適さが魅力。後席は320mmのロングスライド機構を採用し、足元には大柄な大人でも足を組めるほどの広さがあります。

後席ドアの開口幅もクラス1位で、足元操作で開閉できる「ハンズフリーオートスライドドア」もオプションで設定。両手が荷物でふさがっていても、スムーズな乗り降りが可能です。

さらに、日産が誇る高速道路での運転支援技術「プロパイロット」や先進の予防安全装備を搭載。日常の使い勝手だけでなく、長距離ドライブでの快適性と安全性も兼ね備えています。
 

日産 ルークス(3代目)▲内装は「Breeze(そよかぜ)」をコンセプトに、リラックスできる雰囲気。リアシートはソファのように足元まで厚みがある

中古車の流通台数は約1550台で価格帯は総額で約150万~340万円。ボリュームゾーンは160万~250万円ですが、180万円ほどから人気の「ハイウェイスター」を見つけることもできます。

なお、デリカミニとは多くの部分を共有しており、街乗りにおける実用性の差は少なめです。そのため、どちらかで迷ったならデザインの好みや条件に合った個体の価格感などで決めるのも一案です。
 

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日産 ルークス(3代目)
 

③ スズキ スペーシア(3代目):アイデア装備で毎日の暮らしがより便利に

スズキ スペーシア(3代目)▲2023年11月にデビューしたスズキ スペーシア(3代目)。標準仕様の他、エアロ仕様の「カスタム」やSUV調の「ギア」も設定されている

スズキ スペーシア(3代目)は、毎日の暮らしに役立つ工夫が満載です。一部グレードを除く、後席には座面先端を伸ばしてオットマンや荷物の落下防止ストッパーとして活用できる「マルチユースフラップ」を装備。広大かつ機能的な室内となっています。

低床設計のスライドドアだけでなく、荷室側からワンタッチで後席を倒せる「ワンタッチダブルフォールディングリアシート」も備え、かさばる荷物の積載も楽ちん。

全車にマイルドハイブリッドを搭載しており、好燃費なのも美点。衝突被害軽減ブレーキの「デュアルセンサーブレーキサポートII」を標準装備しており、安全性も高くなっています。
 

スズキ スペーシア(3代目)▲「コンテナ」をモチーフにしたスクエアな外装デザインによって、乗車時の頭上や左右の圧迫感を低減。随所に収納が備えられているのもありがたい

中古車の流通台数は約6800台と豊富で、価格帯は総額で約100万~330万円。ボリュームゾーンは120万~250万円ですが、下限の120万円前後から走行距離5万km以下の個体を見つけることもできます。

ファミリーで使われることが多いモデルなので、車内の細かなキズや汚れなどがないか中古車を選ぶ際はチェックしましょう。
 

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スズキ スペーシア(3代目)
 

④ ホンダ N-BOX(3代目):低床・低重心設計によって広さと走行性能が◎

ホンダ N-BOX(3代目)▲2023年10月に登場したホンダ N-BOX(3代目)。標準仕様(左)の他、デザインの異なる「カスタム」(中)と「ジョイ」(右)もラインナップ

軽自動車の中でもトップクラスの人気を誇るホンダ N-BOX。ホンダ独自の「センタータンクレイアウト」によって軽自動車とは思えないほど室内は広く、後席は2Lミニバンに匹敵する足元スペースを確保しています。

特筆すべきは、シートアレンジの多彩さ。後席の背もたれを倒すことで座面ごと床に沈み込むダイブダウン機構や、座面を跳ね上げるチップアップ機構を採用。かさばる荷物や背の高いものも、臨機応変に積むことができます。

当然、先進安全運転支援システム「ホンダセンシング」も全車に標準装備。低重心に設計されているため、軽スーパートールワゴンながら直進安定性が高いのもポイントです。
 

ホンダ N-BOX(3代目)▲ダッシュボードをフラット化することで開放的な視界を確保し、ドライバーが車幅や車両の動きを把握しやすくするなど、運転もしやすい

中古車の流通台数は約9500台と非常に豊富。価格帯は総額で約85万~470万円ですが、高額モデルはキャンピングカー仕様で、ボリュームゾーンは140万~250万円程度です。

エアロ仕様の「カスタム」がより迫力のあるデザインに変更された2026年7月以降の改良モデルも、200台以上見つかりますが、こちらの価格帯はやや高水準となっています。
 

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ホンダ N-BOX(3代目)
 

⑤ ダイハツ タント(4代目):「ミラクルオープンドア」で抜群の使い勝手

ダイハツ タント(4代目)▲2019年7月に登場したタント(4代目)。画像の標準仕様の他、「カスタム」とアウトドア色の強い「ファンクロス」を用意

タントの代名詞である、助手席側のピラーレス構造「ミラクルオープンドア」は4代目でも健在。助手席と後席のドアを開けると広大な開口部が現れ、かさばる荷物の出し入れや乗り降りが楽にできます。

助手席に最大380mmのロングスライド機構も便利。最大540mmの運転席ロングスライド採用車も一部に用意されており、運転席と後席の行き来や、後席に乗るお子さんの世話も簡単に行うことができます。

2022年10月の改良以降は、上下2段調節式デッキボードも採用。取り外してテーブルとして使えます。2026年8月の改良で予防安全機能「スマートアシスト」の検知範囲が拡大し、安全性がアップしているのもうれしいところでしょう。
 

ダイハツ タント(4代目)▲こちらはカスタムの内装。ファミリー色の強いタントだが、スポーティな仕様が設定されているのもGOOD

中古車の流通台数は約8100台と豊富。価格帯は総額で約30万~280万円ですが、ボリュームゾーンは120万~180万円となっています。

総額100万円以下で走行距離5万km以下・5年未満の「L」グレードを見つけることもできますが、コスパ重視なら「X」、走りを優先するなら「Xターボ」「RS」がオススメです。
 

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ダイハツ タント(4代目)
 

たくさん積める! 荷室が広い軽自動車オススメ3選

続いて、広い荷室を備えたオススメ軽自動車を紹介。荷室は寸法だけでなく積みやすさも重要ですが、荷室の広さを重視するなら、軽バンも有力な選択肢となるでしょう。
 

 

① スズキ エブリイワゴン(3代目):広くて効率的な空間で趣味車に最適

スズキ エブリイワゴン(3代目)▲2015年2月に登場したエブリイワゴン(3代目)。商用ワゴンのエブリイをベースとした乗用モデル。全車ターボ仕様なのも利点

スズキ エブリイワゴン(3代目)は、商用軽バン譲りのキャブオーバー構造を生かした圧倒的な空間容積を誇る軽ワンボックスです。

前席下にエンジンを配置することで、室内長2240mmと室内高1420mm(ハイルーフ)という軽スーパーハイトワゴンをも凌ぐスペースを確保。頭上から荷室後端までスクエアで、スペース効率に優れています。

後席を前方に倒せばフラットな空間が出現。車中泊や長尺物、大量のアウトドアギアも難なく積載できます。自転車を2台積載できるなど“趣味車”として最適。もちろん、衝突被害軽減ブレーキなど予防安全装備も採用されています。
 

スズキ エブリイワゴン(3代目)▲内装や装備は商用車ベースなのでシンプル。ただし、快適性重視の乗用モデルとは一線を画す積載性を有している

中古車の流通台数は約1380台で、価格帯は総額で約45万~420万円ですが、高額モデルはキャンピングカー仕様車が中心です。

ボリュームゾーンは100万~250万円と幅広く、商用利用でハードに使われたと思われる個体もチラホラ。走行距離だけでなく細かな傷や汚れなど、丁寧に使われているかも確認したいところです。
 

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スズキ エブリイワゴン(3代目)
 

② ダイハツ アトレー(6代目):レジャーにうれしい装備が盛りだくさん

ダイハツ アトレー▲2021年12月にフルモデルチェンジしたダイハツ アトレー。6代目からは軽ワゴンから軽商用車に変更されたが、これまで同様、乗用車ライクな装備内容となっている

ダイハツ アトレー(6代目)の特徴は、後席の「水平格納式リアシート」。その名のとおり、床下格納にすることでフルフラットな床面を確保できます。荷室床面には防水素材が使われているので、アウトドア用品や自転車なども気にせず積み込めるでしょう。

エンジン停止中でも開閉可能なポップアップ機構付きリアガラスを採用するなど、レジャーを見越した装備が多数搭載されているのもトピックです。

さらに、予防安全機能「スマートアシスト」も搭載。全車ターボ仕様なので、車中泊やキャンプなどでの遠出もしやすくなっています。
 

ダイハツ アトレー▲室内は軽バン然とした仕上がり。上級グレードの「RS」などでは両側電動スライドドアを備えるなど、プライベートユースを意識

中古車の流通台数は約930台。価格帯は総額で約85万~630万円ですが、こちらも高額モデルはキャンピングカーやカスタムカーが中心です。

ボリュームゾーンは120万~200万円で、日常使いであれば装備が充実している「RS」グレードが狙い目。室外に荷台を備える「デッキバン」は汚れ物や車内に入れるのをちゅうちょする物もガンガン積み込めるので、キャンパーや釣り人などから人気です。
 

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ダイハツ アトレー(6代目)
 

③ ホンダ N-VAN(初代):乗用車ライクに使えて助手席までフルフラットになる

ホンダ N-VAN(初代)▲2018年に登場したホンダ N-VAN(初代)。乗用車感覚で使える「ファン」グレードは、キャンプや釣りなどの趣味人から高い支持を得ている

ホンダ N-VAN(初代)は、軽バンながらFFベースの「センタータンクレイアウト」を生かした超低床設計が自慢です。荷室床面の地上高は525mm(2WD)と極めて低く、重量物や長尺物、自転車などの積み降ろしもスムーズです。

助手席側のピラーレス構造による大開口部に加え、後席と助手席にダイブダウン機構を採用しているのも秀逸。一般的な軽ワゴンとは異なり、シートを薄型化することで、運転席以外をフラットにつなげることができます。

安全面では「ホンダセンシング」を標準装備し、乗用車と同等の安全性能を確保。ただし、2021年2月の改良前には非装着仕様も設定されているため、中古車では搭載の有無を確認しましょう。
 

ホンダ N-VAN(初代)▲後席と助手席シートの格納状態。低床フロアと相まって助手席からテールゲートにかけてフラットな空間が広がる

中古車の流通台数は約1940台で、価格帯は総額で約35万~400万円。ボリュームゾーンは50万~200万円とリーズナブルな物件も探しやすくなっています。

価格重視であれば「G」や「L」ですが、普段使いもするなら愛くるしい丸目ライトにハイルーフを組み合わせた「ファン」がイチオシ。ターボ車や希少なMTモデルも見つけることができます。
 

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ホンダ N-VAN(初代)
 

広い軽自動車を選ぶポイント

ここまで室内空間の広い軽自動車を紹介してきましたが、実際に選ぶ際はどのような点に気をつければいいのでしょうか? 軽自動車で失敗しないための、重要なポイントは次の4点です。
 

  • ① 後席は広さと装備を見比べる
  • ② 荷室は広さと形状、使い勝手を確認する
  • ③ 広さと燃費・走行性能とのバランスを考慮する
  • ④ 先進安全装備の充実度を比較する

① 後席は広さと装備を見比べる

1列目は優先的に必要十分な広さが確保されている傾向にあるため、軽自動車の広さを比較する際は後席に注目。具体的には、快適さに直結する「前後席間距離」と「ヘッドクリアランス(頭上の空間)」がポイントです。

両者の具体的な数値はメーカーサイトなどに記載されていないことも少なくないため、足元や頭上のゆとりは実車で確認することが大切です。

さらに、後席の装備内容も見比べたいポイントでしょう。例えば、スライド機構やパーソナルテーブル、防汚シートなどが採用されていれば、後席でも快適にすごせるはずです。
 

三菱 デリカミニ(2代目)▲「室内長・室内高が大きい=前後席間距離・ヘッドクリアランスに余裕がある」とは限らない。広さにこだわるなら実車での確認は必須だ。写真は三菱 デリカミニ(2代目)

② 荷室は広さと形状、使い勝手を確認する

荷室は広さ(容量)だけでなく、形状や使い勝手にも注目しましょう。大きな荷物を積むなら、床面が低く、開口部がスクエアな方がスムーズ。後席を倒した際に床がフラットになるかどうかも、積載性を大きく左右します。

荷室の奥行きを調整できる後席のスライド機能や、ユーティリティフックの有無なども見逃せません。また、水気や泥に強い防水・防汚仕様の素材であれば、アウトドア用品も気兼ねなく積むことができます。

シートアレンジを含め、実車で荷室を確認する際は、使用用途を事前に想定したうえで確認しましょう。
 

ハシモトタカシ

ライター・ハシモトタカシ定められたボディサイズの中で乗車スペースを最大限確保している軽自動車は、荷室容量は限られてしまいがち。それでも、しっかりと吟味すれば日常使いには十分な容量が備わっています。

③ 広さと燃費・走行性能とのバランスを考慮する

軽自動車は全長と全幅が規格の上限まで使われる傾向にあるため、室内空間を広げるには全高を高くするのが通例です。しかし、背が高くなるほど車両重量や空気抵抗が増し、燃費性能や走行安定性は悪化しやすくなります。

つまり日常の走りや維持費も重視したいなら、用途に合ったバランスを意識することが大切。必要な広さをきちんと見極め、それ以上を求めないことが肝心です。

また、高速道路での移動や山道・登坂での走行などが多いならパワートレインにも注目。力強いターボ車や、モーターによるアシストで発進・加速も燃費も良いマイルドハイブリッド車を選ぶのがオススメです。
 

室内が広い軽自動車▲背が高いと走りがフラつきやすくなるのは重心が高くなるから。最近の車種は背が高くても安定して走れるが、低重心な方が有利なのは変わらない。

④ 先進安全装備の充実度を比較する

先進安全装備の充実度もチェックポイントです。現行モデルでは衝突被害軽減ブレーキの装着が義務化されていますが、車種によって歩行者や自転車、昼間/夜間など検知対象・範囲は異なります。

高速道路の長距離移動が多いなら、全車速追従機能付きの「アダプティブクルーズコントロール(ACC)」や車線維持支援機能、電動パーキングブレーキの有無にも注目。運転疲れを大きく軽減してくれます。

こういった運転支援機能は上位グレードのみ、またはオプション設定となるケースは珍しくありません。運転に自信がある方でも、きちんと装備内容を確認しておくのがベターです。
 

▼検索条件

三菱 デリカミニ(2代目) × 日産 ルークス(3代目) × スズキ スペーシア(3代目) × ホンダ N-BOX(3代目) × ダイハツ タント(4代目) × スズキ エブリイワゴン(3代目) × ダイハツ アトレー(6代目) × ホンダ N-VAN(初代)
文/ハシモトタカシ 写真/尾形和美、三菱、日産、ホンダ、スズキ、ダイハツ
※記事内の情報は2026年9月14日時点のものです。
ハシモトタカシ

自動車ライター

ハシモトタカシ

大学時代はプロダクトデザインを専攻する傍ら、自動車系ニュースサイトで学生記者としてアルバイト。卒業後は大手自動車ポータルサイトに入社し、広告営業・編集者として約10年間コンテンツ制作に従事し独立。愛車でサーキット走行に興じる傍ら、車3台・バイクを3台を所有し大型免許も保有する無類の乗り物好き。

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