フォースバリエーション(ふぉーすばりえーしょん)|走り

フォースバリエーションとは、タイヤを転がした際に接地面に生じる力の変動(バリエーション)のこと。FVと略される。タイヤが車軸と路面の間の距離を一定に保った場合、トレッドゴムの厚さのばらつきや、各材料・繊維のつなぎ目があることなどによって、車軸は数kgから数十kgの力の変化を受け、振動や騒音を発生する原因となることがある。力の方向を上下左右と前後に分け、前後方向の変動をトラクティブ・フォースバリエーション、横方向の変動をラテラル・フォースバリエーション、半径方向の変動をラジアル・フォースバリエーションと呼ぶ。