EQE SUV▲自動車テクノロジーライター松本英雄氏が、メルセデス・ベンツ EQE SUVに試乗した際のレポートをお届け

フラッグシップEVと同じプラットフォームを採用

メルセデスの電気自動車において、基礎となるEVAプラットフォームを携えて作られたEQE SUV。

フラッグシップのプラットフォームを用いて、上位モデルのEQS SUVよりホイールベースで180mmほど、全長にして255mm短くして扱いやすさを整えている。

EQS SUVは3列シートモデルだが、EQE SUVは各部を短くしたことで乗車人数よりも扱いやすさを求めた。

nbox ▲フラッグシップSUVのEQS SUVより、一回り小さいEQE SUV
EQE SUV
EQE SUV

試乗したのは「350 4マチック ローンチ エディション 4WD」という仕様である。日本で人気のAMGラインのパッケージが標準装備されている。

アルミホイールは、EQS SUVと同様の21インチのホイールを装着している。全長とホイールベースも短くなっているため、EQS SUVに比べてややずんぐりと骨太に感じられる。

EQE SUV

アルペングレーという外装色と内装のグレーのマッチングは非常に品が良い。EQS SUVに比べてクオーターパネルが伸びやかではないためエレガントないでたちではないが、軽快感あるプライベート空間という印象だ。

同じプラットフォームなので、エレクトロ関係のシステムアーキテクチャーも共通だ。

EQE SUV
EQE SUV

高いスタビリティが安心感を与える

500N・mあるトルクはEQS SUVよりも300N・mほど少ないが、270㎏軽量なこともあるせいか軽やかな印象さえある。モーターの出力特性の恩恵というものであろう。

4マチックシステムはEVで必須の装備といえる。加減速での回生もさることながら重量が2.5tを超えるので、ブレーキ時にも四輪でしっかりと路面をとらえるに越したことはない。

EQE SUV
EQE SUV

なによりも加速性能が良好なので、スタビリティの高さが必要になるのは当たり前といえる。

EQE SUVはホイールベースが短く、直進安定性という点においてEQS SUVよりも若干劣る。これは致し方ないことだが、長年採用している4マチックのノウハウによって安定感と軽快さが担保できているのだ。

「エアマチック」というエアサスはEQS SUV同様であり、前後左右のストロークバランスも申し分ないセッティングだ。ロールも素早く抑えて乗員に不安も与えにくい。

EQE SUV

シートのストロークはEQS SUVの方がストローク感はあるが、車の動きはこちらの方が理解できる。

リアステアリングも標準で装備されているのでさらに小回りが利き、車線変更でのスムーズ感は、新たな自動車の雰囲気が満載である。

EQE SUV

車両価格の内容が標準でも満足できる仕様なので、400万円ほど差があるEQE SUVの試乗モデルと比べて装備は違うものの走りに関しては十分なパフォーマンスであって、車幅もほぼ同様である。

普段使うのであればEQE SUVの方が見た目の重厚感と存在感、全長の使い勝手も相まってプレミアムスマートな使い方ができるはずだ。

EQE SUV
文/松本英雄、写真/尾形和美

▼検索条件

メルセデス・ベンツ EQE SUV(初代)
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【試乗車 諸元・スペック表】
●350 4マチック ローンチ エディション 4WD

型式 ZAA-294612 最小回転半径 4.8m
駆動方式 4WD 全長×全幅×全高 4.88m×2.03m×1.67m
ドア数 5 ホイールベース 3.03m
ミッション その他AT 前トレッド/後トレッド 1.65m/1.66m
AI-SHIFT - 室内(全長×全幅×全高) -m×-m×-m
4WS 車両重量 2630kg
シート列数 2 最大積載量 -kg
乗車定員 5名 車両総重量 -kg
ミッション位置 不明 最低地上高 0.16m
マニュアルモード -
標準色

オブシディアンブラック、ハイテックシルバー、ソーダライトブルー、エメラルドグリーン、セレナイトグレー

オプション色

アルペングレー、ダイヤモンドホワイト

掲載コメント

※メルセデス・ミー・コネクト サービスは3年間無料です
※交流電力量消費率 WLTCモード 208Wh/km 市街地モードWLTC-L 201Wh/km 郊外モードWLTC-M 201Wh/km 高速道路モードWLTC-H 218Wh/km
※一充電走行距離(WLTCモード)528km

型式 ZAA-294612
駆動方式 4WD
ドア数 5
ミッション その他AT
AI-SHIFT -
4WS
標準色 オブシディアンブラック、ハイテックシルバー、ソーダライトブルー、エメラルドグリーン、セレナイトグレー
オプション色 アルペングレー、ダイヤモンドホワイト
シート列数 2
乗車定員 5名
ミッション
位置
不明
マニュアル
モード
-
最小回転半径 4.8m
全長×全幅×
全高
4.88m×2.03m×1.67m
ホイール
ベース
3.03m
前トレッド/
後トレッド
1.65m/1.66m
室内(全長×全幅×全高) -m×-m×-m
車両重量 2630kg
最大積載量 -kg
車両総重量 -kg
最低地上高 0.16m
掲載用コメント ※メルセデス・ミー・コネクト サービスは3年間無料です
※交流電力量消費率 WLTCモード 208Wh/km 市街地モードWLTC-L 201Wh/km 郊外モードWLTC-M 201Wh/km 高速道路モードWLTC-H 218Wh/km
※一充電走行距離(WLTCモード)528km
エンジン型式 EM0030-EM0027 環境対策エンジン -
種類 電気モーター 使用燃料 電気
過給器 - 燃料タンク容量 -リットル
可変気筒装置 - 燃費(10.15モード) -km/L
総排気量 -cc 燃費(WLTCモード) -
燃費基準達成 -
最高出力 292ps 最大トルク/回転数
n・m(kg・m)/rpm
765(78)/-
エンジン型式 EM0030-EM0027
種類 電気モーター
過給器 -
可変気筒装置 -
総排気量 -cc
最高出力 292ps
最大トルク/
回転数n・m(kg・m)/rpm
765(78)/-
環境対策エンジン -
使用燃料 電気
燃料タンク容量 -リットル
燃費(10.15モード) -km/L
燃費(WLTCモード) -km/L
燃費基準達成 -
松本英雄(まつもとひでお)

自動車テクノロジーライター

松本英雄

自動車テクノロジーライター。かつて自動車メーカー系のワークスチームで、競技車両の開発・製作に携わっていたことから技術分野に造詣が深く、現在も多くの新型車に試乗する。車に乗り込むと即座に車両のすべてを察知。その鋭い視点から、試乗会ではメーカー陣に多く意見を求められている。数々のメディアに寄稿する他、工業高校の自動車科で教鞭を執る。『クルマは50万円以下で買いなさい』など著書も多数。趣味は乗馬。