ステップワゴンハイブリッド、公称燃費でライバルを圧倒
2017/04/16
▲堂々としたフロントビューを目指し、現行モデルでは切れ上がっているヘッドランプがスクエア基調に変更される。あわせて、外板パネルの一部も見直されるというから手の込んだマイナーチェンジになりそうだ公称燃費は28km/Lを達成?
背高ミニバン市場でライバル車の後塵を拝しているステップワゴンが、大整形手術を受け押し出しの弱さを克服する。同時に国内マーケットで重要なキーワード、ハイブリッドを掲げる点も見逃せない。
現行ステップワゴンは、いかにもホンダらしいユニークな「わくわくゲート」を引っさげて登場したものの、トヨタのノア3兄弟、日産 セレナが勢力を伸ばしているミニバン市場において伸び悩んでいる。
家具を意識したカジュアルなシート表皮や、左右非対称ボディ、小排気量ターボなど、見どころは多いが、競合車の陰に隠れてしまっているのが実情だ。
国内市場において、大きなマーケットとなる背高5ナンバーミニバン市場で、もっと販売台数を稼ぐため、2017年秋、現行ステップワゴンはマイナーチェンジが施されて、待望のハイブリッドモデルが加わるようだ。
▲現行ステップワゴンは、2015年4月に登場。荷物の積み込みに便利な「わくわくゲート」や、ダウンサイジングユニットの1.5Lターボを採用するなど、気合の入ったモデルチェンジであったホンダ独自のi-MMD方式の長所を生かしたハイブリッド
搭載されるハイブリッドシステムは、オデッセイやアコードで実用化されている、2モーター式のi-MMDだ。この機構はトヨタが使っている、THS-IIよりもモーター走行領域が広く、エンジンが発電役に徹してシリーズハイブリッドのような走りを見せる場面もある。
JC08モード燃費は、ノア3兄弟のハイブリッドの23.8km/Lを上回る、28km/Lに迫るのでは? と期待が高まる。何しろボディが大きくて車重の重いオデッセイハイブリッドで、26.0km/Lを実現しているわけだから、これを越えることは間違いないだろう。
なお、ハイブリッド追加と同時に、フロントマスクも大きく手直しされる。現行モデルのヘッドランプは、切れ上がっていて精悍な反面、マスク全体がワイドに見えない弱点を抱えている。これを解消すべく、バンパーやフェンダーパネルも刷新される模様。押し出しの強さが演出されるだろう。
※2017年4月16日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
【SPECIFICATIONS】
■予想発表時期:2017年10月
■全長×全幅×全高:4690×1695×1840(mm)
■搭載エンジン:2L 直4+モーター
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
あわせて読みたい
6台を所有する根っからのスポーツカー好きのイチオシは、“ノーマル戻し”のトヨタ スープラ70
新型デリカミニの上級グレードが290万円超で絶望した人に贈る「半額で買えるこれ、代わりにどうですか?」5選
2025-2026 日本カー・オブ・ザ・イヤーの10ベストカー発表! ところで去年の受賞車はいくらで買える? 中古車状況を解説
3代目BMW X1が支払総額400万円台で狙える! 中古車市場に登場してから2年半、今のオススメの買い方・選び方は?
新型エルグランド発表! ところで3代目最終モデルの中古車状況は? モデル概要やオススメの狙い方を解説
新型CX-5が待ちきれないあなたに贈る「納車までの期間、代わりにコレどうですか?」5選
新型日産 エルグランドの発売が待ちきれないあなたに贈る「代わりにコレ、どうですか?」5選
現行型セレナが200万円前半で狙えるってほんと!? ファミリーに大人気のミニバン、中古車状況やオススメの狙い方を解説
他人とかぶりたくない! 中古の輸入車が買えるほどチューニングしたオレンジのトヨタ 86
【頭文字D 特集発売中】本気で買いたい人に贈る 中古で手に入る作中車5選









