▲需要を刺激するべく、投入される特別仕様車は、GLAMPERを名乗る。画像はシエンタGLAMPER ▲需要を刺激するべく、投入される特別仕様車は、GLAMPERを名乗る。画像はシエンタGLAMPER
▲アクアGLAMPER▲アクアGLAMPER
▲ポルテGLAMPER▲ポルテGLAMPER
▲スペイドGLAMPER▲スペイドGLAMPER

共通名はGLAMPER(グランパ−)

2019年10月に控えた、消費増税に合わせ、トヨタはコンパクトカー4車種の特別仕様車をリリースして、需要を刺激するもくろみのようだ。

ベースに起用されるのは、シエンタ、アクア、ポルテ/スペイドで、最近トレンドになっている、アウトドアテイストが織り込まれる。

投入されるモデルの名称は、「GLAMPER(グランパー)」だ。
 

ボディカラーは北米向けピックアップ譲り

4車に共通して見られる特徴は、ブラック塗装のドアミラーとドアハンドル、ホイールキャップで、車種によっては、ラジエターグリル周辺のモールもブラック仕上げとなる。

専用ボディカラーとして、グレイッシュブルーMが設定される点も見逃せない。この色は北米でタントラやタコマといった、ピックアップに設定されている。
 

▲インテリアの意匠にも手が加えられており、差し色にコハク色と呼ばれる差し色を採用▲インテリアの意匠にも手が加えられており、差し色にコハク色と呼ばれる差し色を採用

ブラウンの差し色が目立つインテリア

インテリアには、トヨタでコハク色と呼ばれている、ブラウンが差し色として起用される。

併せて、アクアではブラック天井トリムが、ポルテ/スペイドでは、合皮シートが採用される。

シエンタの内装に配されている、オレンジのアクセントカラーは取り払われ、コーディネイト全体をジャマしないブラックに変更される。

アクアには、似たようなインテリアを売りに掲げている、GLAM(名称も似ている)が、現在ラインナップされている。これもGLAMPER投入に伴って廃止される。

さすがのトヨタも、増税後の需要低下に危機感を抱いていることは、特別仕様車の準備を抜かりなく進めていることからも垣間見える。

※2019年7月12日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

■予想発表時期:2019年10月4日


text/マガジンX編集部
photo/マガジンX編集部