オーバー200馬力GTスポーツ中古車 ポテンシャルテスト≪前編≫
2007/06/26
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| SKYLINE | ||
| 日産 スカイライン GTS25t タイプM(1993~1998年) | ||
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| 250psの直6ターボを搭載、走りと居住性を両立のR33 | ||
| R32で磨いた走りをさらに熟成、居住性にも配慮しボディを3ナンバーサイズ化。スポーツモデルGTS25tタイプMに搭載されるエンジンは2.5L直6DOHCターボで最高出力250psを発生。新車時価格は280万円(MT)。中古車平均相場は57万円。テスト車は7年式、走行距離は10.8万km、48万円 | ||
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| FAIRLADY Z | ||
| 日産 フェアレディZ 300ZX ツインターボ(1989~2000年) | ||
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| 3RV6ターボを搭載した国内初の280psクーペ | ||
| 元年に登場した4代目フェアレディZ。3ナンバーボディに、国産車で初めてとなる280psを達成した3LV6ターボを搭載。ビスカスLSDやアルミキャリパーブレーキなど走りの装備も充実した。新車時価格は410万円だが、現在の中古車の平均価格は74万円。テスト車は元年式、8.6万km、35.9万円 | ||
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| 基本性能テスト by 斉藤慎輔 | ||
| ■0~400m ■急制動 ■パイロンスラローム | ||
| SKYLINE | ||
| 日産 スカイライン GTS25t | ||
| 気持ちの良い走りが楽しめる、ただしABSなしブレーキは要注意 | ||
| 10万kmをすでに突破している車だが、全体のコンディションは今回のテスト車の中で一番良かった。チューニング歴も見当たらないことから、前オーナーはかなり大切に乗っていたことがうかがえる。加速テストでは、エンジンパワーも出ていて、非常に気持ちのよい走りが楽しめた。またスラロームでもFRならではのスポーティな走りが存分に味わえる。ただし、他の車同様ブレーキには注意が必要。年式的にはまだABSを全車標準装備していたモデルではないのだ。ブレーキテストでは凄まじいスキール音とタイヤスモークを上げホイールロックしたまま進み続ける。現代の車との制動力の違いは明確だ。 | ||
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| FAIRLADY Z | ||
| 日産 フェアレディZ 300ZX ツインターボ | ||
| 今も十分な満足度が得られる車、ただしミッションとブレーキは心配 | ||
| この車は前ユーザーの手によりマフラーとCPUが替えられている。加速テスト時に燃調が少しおかしいことに気づいた。とはいえ全体的な印象は悪くない。まだまだボディにはしっかり感が残っている。見栄が晴れて、独特のアメリカンテイストを味わうという目的なら十分に満足感が得られる。気になるのはAT。280psのパワーを誇るエンジンと組み合わされるため、負荷も大きい。これは要チェックだ。またブレーキは著しく利かないという印象。スタッドレスタイヤを履いているのにタイヤがロックしない(ABSも付いていない)というのは問題だ。購入後はまずブレーキに手を加えることをオススメする。 | ||
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| サーキットテスト by 飯田 章 | ||
| ■茂原ツインサーキット | ||
| SKYLINE | ||
| 日産 スカイライン GTS25t | ||
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| 年式が古い割にかなり速い!GTカーらしさが堪能できる車だ | ||
| 何も手を加えていないこの状態で、チューニング済みのエボよりもあっさり速いタイムが出せた。年式が古い割には本当によく走る車だね。ターボらしい力強い加速とFR(後輪駆動)ならではの操る楽しさを持ち合わせている。これならGTカーらしさを十分体感できると思う。 購入後は足回りを替えれば、さらに走りが楽しめる車になっていくと思う。チューニングのベース車としてもオススメできる車だね。 | ||
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| FAIRLADY Z | ||
| 日産 フェアレディZ 300ZX ツインターボ | ||
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| そもそもミニサーキット向きではないが、3LV6の雰囲気は十分に楽しめる | ||
| Zらしさは、今でも十分にある。3LのV6エンジンだぜ、という雰囲気が伝わってくる。今回はミニサーキットでテストをしたけれど、本来この車ではこういうところで遊ばないよね。どちらかというとこのスポーティなスタイルを街で楽しむという車。スタイルは今見てもかなりいい。タイヤ&ホイールを交換するだけで、さらにカッコ良くなる。フェアレディZならではのテイストが存分に楽しめることがわかったよ。 |
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| 総合評価 | ||
| 最新型にはない軽快な走りは大きな魅力だ | ||
| ブレーキの利きの悪さは常に念頭に置いておく | ||
| 50万円以下となったかつてのスポーツモデルでも、今の車たちとほぼ同等の走る楽しさをもっていることがわかった。スポーツカーは安全性向上のために、年々車体が大きくなり、装備も増えてきた。そのおかげで車両重量は大幅に増加した。現代の車と比較をすれば、当時の車たちは、圧倒的に車体が軽い。最高出力では最新モデルに劣るものもあるが、軽い車体を武器に、実に軽快な走りを見せるのだ。またスポーツカーとして作られたモデルは、車体剛性も高く、現在でもしっかり感を維持している。劣化が避けられない、タイヤやサスペンションの交換で走りはよみがえるはずだ。
マイナスポイントはブレーキの利きが悪いこと。そもそもローター径が小さく、またABS非装着車が多いからだ。これは購入前も、購入後も念頭に置いておいたほうがいい。それを除けば、まだまだ走りが楽しめるスポーツカーが50万円という価格で手に入るのはとても魅力的だ。今回のスカイラインは、僕自身も気に入ってしまったほどだ。 |
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| Report/石川茂幸 Tester/斉藤慎輔、飯田 章 Photo/桜井健雄、橋本 玲、篠原晃一、安岡 嘉 取材協力/ライジングインターナショナル、カーコンビニ倶楽部ウィズ、ユーマックス | ||
| ※この記事は、カーセンサー関東版12号(2007年6月7日発売)の特集をWEB用に再構成したものです |
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