BMW 330eは輸入PHEVが流行るきっかけになる可能性を持つ車だ
カテゴリー: BMWの試乗レポート
2016/03/16
▲単に環境性能に優れ、経済性も高いというだけではなく、PHEVにしかできない走りのよろこびをしっかりと持っているのが魅力。逆に言えば、この走りにホレて、我儘を通して手に入れたとしても、実は他にも様々なメリットがついてくるというわけである輸入車PHEVの起爆剤になるかも!?
BMW 3シリーズに新たにラインナップされた330eは、外部電源からの充電が可能なプラグインハイブリッド車(PHEV)である。そのパワートレインは、従来のアクティブハイブリッド3の直列6気筒3Lターボから直列4気筒2Lターボになり、電気モーターの出力も大幅に向上している。
充電量が十分なら発進、そしてその後の走行は電気モーターだけで行われ、「AUTO eDrive」モードでは80km/h、「MAX eDrive」モードなら120km/hまでエンジンをかけずに走行できる。このときも走りは十分に力強く、痛痒を覚えることはない。電気モーター走行の航続距離は最長で36.8kmに達する。
その先の速度域や一定のアクセル開度を超えたときにはエンジンが始動して、電気モーターと協調しながらの走行となる。加速はパワフル。アクセルを踏み込むと電気モーターが即座にレスポンスし、その後でエンジンが爽快な伸びを示す、その走りは快感だ。
フットワークもよく練られている。ステア特性はほぼニュートラルで、3シリーズらしい爽快感を味わえる。車重増のネガは最小限に抑えられて、乗り心地も満足できる。
3シリーズの一番人気はクリーンディーゼルの320dだが、もし自宅や会社などで充電が可能なら、330eはランニングコストの面でも、そして走りの上質さでも、大いにアピールしてくる。価格は554万円(税込)。320dより約50万円高い程度でしかないのだ。これは悩ましい。
さらに言えば、この価格は同じPHEVのメルセデス・ベンツ C350eより、ベースプライスで約150万円も安いのだから衝撃的だ。もしかするとこの330eは、輸入PHEV普及の起爆剤になるかも? そんなふうに思えたのだが、さて?
▲8ATと一体化されたモーターを搭載。PHEVでも約50:50の前後重量配分を実現する
▲スマホから車両情報へのアクセスやエアコン起動、充電場所確認/ナビへの送信などができるリモートAppを備えた
▲左フェンダー部に充電口を、バッテリーはラゲージ床下に配置。200V/15Aで満充電まで約3時間【SPECIFICATIONS】
■グレード:330e ■乗車定員:5名
■エンジン種類:直4DOHCターボ+モーター ■総排気量:1998cc
■最高出力:184/5000-6500+88[ps/rpm]
■最大トルク:290/1350-4250+250[n・m/rpm]
■駆動方式:FR ■トランスミッション:8AT
■全長×全幅×全高:4633×1811×1429(mm) ■ホイールベース:2810mm
■車両価格:554万円
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