BMW ミニ 【追加モデル】
2007/07/11
新エンジンと足回りのバランスが絶妙な走りを生む

◆テスト車両:
ワン(6AT) 231万円
■主要諸元:
●駆動方式:FF
●トランスミッション:6AT
●全長3700×全幅1685×全高1430mm
●ホイールベース:2465mm
●車両重量:1130kg
●乗車定員:4人
●エンジン種類:直4DOHC
●総排気量:1396cc
●最高出力:70kW(95ps)/6000rpm
●最大トルク:140N・m/4000rpm
●使用燃料:無鉛プレミアム
●燃料タンク容量:40L
●10・15モード燃費:14.2km/L
●タイヤサイズ:175/65R15
◆コンセプト
廉価版ではない魅力的プライスのワンを追加

街中でもチラホラと見かけるようになった“新型”ニューミニ。“旧型”ニューミニ同様、老若男女のオーナーが楽しんで乗っている様子だ。そんな新型にワンが加わった。「廉価版ではなく個性の一つ」だそうで、キャップレスの鉄(スチール)ホイールが標準なのもシンプルさ、プレーンさの表現手段の一つ。ルーフがボディ同色なのは先代と同じ。ほかにドアミラーキャップ、グリル内部、ハッチハンドルなどは黒色(ミラーキャップは艶消し、先代は艶アリだった)。ボディカラー10色、シート9種類、インテリア仕上げ5種類ほか、カスタマイズのバリエーションは豊富だ。
トランスミッションはすべて6速に進化(CVTは廃止)。価格は218万円からと魅力的な設定だ。
◆室内&荷室空間
独特の感触をもつ標準シートに注目

巨大なセンターメーターが構えるインパネは、基本的にほかのモデル(グレード)と共通。市販のカーナビゲーションを装着したい場合、先代同様に改造が大変そうなのは変わらないので、何らかの対策を先代に続き要望しておこう。一方でワンに標準のシートは、サラッとしたシート表皮の感触が良く、着座感も良好だ。
先代に対し異なるのは、ボンネットオープナーが右から左に移動してしまった点。これは車いじりが趣味のオーナーには少々不便。ドアポケット内側などに仕込まれたLED照明は、新型ならではの雰囲気が楽しめる演出だ。
室内スペースは先代同等。ラゲージスペースも、カタログ数値は先代に対し+10Lだから、実質的には変化なし。
◆ドライブフィール
街中主体の走りならば十分以上の走行性能

新しいワンは、実はエンジンがハイライトだ。従来はクーパーとチューン違いの1.6Lを搭載していたが、新型では可変バルタイ搭載の1.4Lを新たに搭載。最高出力は従来の1.6L+5psの95ps、トルクは同等の140N・mを発生。またMT車で17.2km/L(従来は14.0km/L)の好燃費も見逃せない。
6速ATとの組み合わせでの実際の走りは、パンチはそこそこだが、スムーズに必要にして十分な性能を発揮してくれる印象。街中主体の一般的ユーザーの使用モードなら十分の性能だろう。
ハンドリングもパワーに見合った印象で、未試乗ながら6速MTなら、フットワークの冴えがより楽しめそう。乗り心地は15インチが標準ということもあり良好で、日常的に乗っても不満はないはず。
◆こんな人にオススメ
ONEの車両本体価格は、MT車で218万円、AT車で231万円。もっともミニの場合、それで済むはずはなく、純正カタログの中からだけでも、あれこれとパーツを追加して乗りたくなる。まあそうして気軽にキット感覚が楽しめるのがミニの魅力というわけだ。ハンドリング重視派にはクーパーのスポーツサス付きもオススメ。
(Tester/島崎七生人 Photo/篠原晃一)



◆テスト車両:
ワン(6AT) 231万円
■主要諸元:
●駆動方式:FF
●トランスミッション:6AT
●全長3700×全幅1685×全高1430mm
●ホイールベース:2465mm
●車両重量:1130kg
●乗車定員:4人
●エンジン種類:直4DOHC
●総排気量:1396cc
●最高出力:70kW(95ps)/6000rpm
●最大トルク:140N・m/4000rpm
●使用燃料:無鉛プレミアム
●燃料タンク容量:40L
●10・15モード燃費:14.2km/L
●タイヤサイズ:175/65R15
◆コンセプト
廉価版ではない魅力的プライスのワンを追加


街中でもチラホラと見かけるようになった“新型”ニューミニ。“旧型”ニューミニ同様、老若男女のオーナーが楽しんで乗っている様子だ。そんな新型にワンが加わった。「廉価版ではなく個性の一つ」だそうで、キャップレスの鉄(スチール)ホイールが標準なのもシンプルさ、プレーンさの表現手段の一つ。ルーフがボディ同色なのは先代と同じ。ほかにドアミラーキャップ、グリル内部、ハッチハンドルなどは黒色(ミラーキャップは艶消し、先代は艶アリだった)。ボディカラー10色、シート9種類、インテリア仕上げ5種類ほか、カスタマイズのバリエーションは豊富だ。
トランスミッションはすべて6速に進化(CVTは廃止)。価格は218万円からと魅力的な設定だ。
◆室内&荷室空間
独特の感触をもつ標準シートに注目


巨大なセンターメーターが構えるインパネは、基本的にほかのモデル(グレード)と共通。市販のカーナビゲーションを装着したい場合、先代同様に改造が大変そうなのは変わらないので、何らかの対策を先代に続き要望しておこう。一方でワンに標準のシートは、サラッとしたシート表皮の感触が良く、着座感も良好だ。
先代に対し異なるのは、ボンネットオープナーが右から左に移動してしまった点。これは車いじりが趣味のオーナーには少々不便。ドアポケット内側などに仕込まれたLED照明は、新型ならではの雰囲気が楽しめる演出だ。
室内スペースは先代同等。ラゲージスペースも、カタログ数値は先代に対し+10Lだから、実質的には変化なし。
◆ドライブフィール
街中主体の走りならば十分以上の走行性能


新しいワンは、実はエンジンがハイライトだ。従来はクーパーとチューン違いの1.6Lを搭載していたが、新型では可変バルタイ搭載の1.4Lを新たに搭載。最高出力は従来の1.6L+5psの95ps、トルクは同等の140N・mを発生。またMT車で17.2km/L(従来は14.0km/L)の好燃費も見逃せない。
6速ATとの組み合わせでの実際の走りは、パンチはそこそこだが、スムーズに必要にして十分な性能を発揮してくれる印象。街中主体の一般的ユーザーの使用モードなら十分の性能だろう。
ハンドリングもパワーに見合った印象で、未試乗ながら6速MTなら、フットワークの冴えがより楽しめそう。乗り心地は15インチが標準ということもあり良好で、日常的に乗っても不満はないはず。
◆こんな人にオススメ
ONEの車両本体価格は、MT車で218万円、AT車で231万円。もっともミニの場合、それで済むはずはなく、純正カタログの中からだけでも、あれこれとパーツを追加して乗りたくなる。まあそうして気軽にキット感覚が楽しめるのがミニの魅力というわけだ。ハンドリング重視派にはクーパーのスポーツサス付きもオススメ。
BMW ミニ 【追加モデル】/試乗レポート
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