ボルボ V40 【プレイバック試乗記】
2009/04/20
※この記事はカーセンサー関東版37号(2000年10月5日発売)に掲載されていたものをWEB用に再構成したものです
外観の差異は少ないが、いいものは長く愛用する北欧の思想が感じられる
↑15インチ化された新サスペンションの採用でボディとの一体感が高まり、乗り味はしなやかに(左)T-4は16インチホイール、リアルーフスポイラーなどを装備する(右)
実に500点以上の部品を改良、3年/約250万km(地球60周分)のテスト走行を重ねて登場したという、2001年モデルの“新型ボルボV40”が登場した。
といっても外観上の差異は、ごく小さいもの。フロントバンパーは、プロテクターが左右2分割になり、よりボディラインに融合したデザインに変わった。テールランプもガーニッシュとレンズが一体となり、造形が異なるのだが、その差は、よほど洞察力の優れた人でも見分けがつかないはず。いいものなら長く愛用する……そんな北欧の思想が息づいていると理解できる。
また、新ユニットにはオールアルミ製のRNエンジンやCVVTなどにより、実用領域の使い勝手だけでなく、低燃費と低排出ガスも向上させている。
新型エンジンを搭載し、洗練されたスポーティな走りが楽しめる
↑テールランプレンズが、ガーニッシュと一体となりフラッシュサーフェス化した(左)地面から荷室までは67mm、ラゲージスペースは415Lから最大1421Lになる(右)
走りの面ではより洗練されたと表現可能な進化を遂げた。今回、結果的にフロントトレッドが15mm拡大され、ホイールベースも10mm延長されている。が、走らせてわかるのは、標準で15インチ化された新サスペンションは、ボディとの一体感をより高め、しなやかな乗り味と、ワインディング路での自然な身のこなしとを、これまで以上に両立している。この点は、2000年の夏前、本国で試乗した際に強く感じたが、日本の公道でも同様のイメージだ。そして気になるのが、250台限定で導入される“黄色い高性能車”こと、T-4だ。馬力表示で200ps/30.6kg-mの1947ccターボエンジンを搭載、16インチホイール、専用チューンのサスペンション……のハイスペック。とはいえ、実用領域での扱いやすさと、その気で走ると楽しい爽快感も味わえる、魅力的なモデルに仕上がっている。
SPECIFICATIONS
| 主要諸元のグレード | 2.0T |
| 駆動方式 | 2WD |
| トランスミッション | 4AT |
| 全長×全幅×全高(mm) | 4515×1720×1460 |
| ホイールベース(mm) | 2560 |
| 車両重量(kg) | 1370 |
| 乗車定員(人) | 5 |
| エンジン種類 | 直4DOHC+ターボ |
| 総排気量(cc) | 1947 |
| 最高出力[ps/rpm] | 165ps/5250rpm |
| 最大トルク[kg-m/rpm] | 24.5kg-m/1800-4500rpm |
| 10・15モード燃費(km/L) | 9.5 |
| ガソリン種類/容量(L) | 無鉛プレミアム/60 |
| 車両本体価格 | 375.0万円 |
島崎七生人の責任採点
| コンセプト | 5点 | 取り回し | 5点 | 加速性能 | 4点 | ブレーキ性能 | 4点 |
| フィニッシュ | 4点 | 操作系の使い勝手 | 4点 | 乗り心地 | 4点 | 環境対策 | 5点 |
| 前席居住性 | 4点 | ラゲージルーム | 5点 | 操縦安定性 | 4点 | 燃費 | 4点 |
| 後席居住性 | 4点 | パワー感 | 4点 | 高速安定性 | 4点 | ステータス | 4点 |
| 内装の質感 | 5点 | トルク感 | 4点 | しっかり感 | 4点 | コストパフォーマンス | 4点 |
| 得点合計 | 85/100 | ||||||
ボルボ V40 【プレイバック試乗記】/試乗レポート
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