ジープ コンパス【ニューモデル試乗】
カテゴリー: ジープの試乗レポート
2012/04/27
日本初となるFFのジープ
CVTにはMT操作が行えるオートスティックを採用。JC08モード燃費は10.5km/Lとされる。なお、パワーガラスサンルーフ付きは308万円
ジープ コンパスは、ジープのエントリーモデルであるパトリオットとプラットフォームを共用するSUVだ。ジープ伝統の7スロットグリルは、各スロットをクロームで縁取り、上級モデルのグランドチェロキー譲りのヘッドライトを採用。Cピラーとともにブラックアウトされたリアドアのノブなど、シティユースをメインに想定したというだけあって随所にこれまでのジープのイメージとは異なるデザインが盛り込まれている。エンジンもパトリオットと同様の2ℓ直4にCVTの組み合わせ。燃費は10.5km/L(JC08モード)と、いまどきのSUVとしてしっかり2桁を稼ぎ出す。インテリアもエントリーモデルながら、レザーシートやソフトタッチのドアトリムなど、上質な素材が用いられている。
ちなみにこのコンパス、日本に導入されたジープとしては初のFF、2WDモデルである。
“ジープ”をもっと身近に
インテリアはツートーンでまとめられ、レザーシートを標準装備。助手席のシートバックを倒すとテーブルとしても使える
今年はじめ、ジープ ラングラーの商品企画担当者にインタビューする機会があった。そのときに聞いた興味深い話がある。「アメリカで売れているラングラーの約50%は2輪駆動です」。そもそも日本には2駆のラングラーは導入されていない。インポーターの戦略か、顧客がそう望むからか。ジープ=4WD=オフロードの象徴、実はそんな固定概念にとらわれているのは日本だけで、彼の地の人々はもっとフツーに、スタイルで、足として“ジープ”を捉えているというわけだ。
乗れば良い意味で軽快である。乗り心地も相当に良い。かつてのダッジ キャリバーやパトリオットでは少々不満のあった2L直4+CVTにも驚いた。トルクの出方も不足なく、熟成の感ありだ。
298万円。日本初の2駆のジープは、素直にブランドやカタチで選んでいい、ジープだと思う。
SPECIFICATIONS
| 主要諸元のグレード | Limited | |
| 全長×全幅×全高(mm) | 4460×1810×1665 | |
| 車両重量(kg) | 1450 | |
| エンジン種類 | 直4DOHC | |
| 総排気量(cc) | 1998 | |
| 最高出力[ps/rpm] | 156/6300 | |
| 最大トルク[Nm/rpm] | 190/5100 | 車両本体価格 | 298万円 |
ジープ コンパス【ニューモデル試乗】/試乗レポート
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