日産 ブルーバードシルフィ 【プレイバック試乗記】
2009/05/22
※この記事はカーセンサー関東版38号(2000年10月12日発売)に掲載されていたものをWEB用に再構成したものです
とりたてて元気はないが、新型環境エンジンは走りにも不満はない
↑決して元気ではないが、実用エンジンとしての性能は十分。走りは乗り心地重視の味付け(左)わずかに丸みを帯びたルーフラインなどは新鮮なイメージを感じさせる(右)
日産久々の新型車としてブルーバードシルフィが登場した。ブルーバードの名前を冠しているが、モデルチェンジではなく新車種として追加されたのがシルフィだ。現行ブルーバードは引き続き販売される。
シルフィで注目されているのは、アメリカ・カリフォルニア州でゼロ・エミッション(ゼロ排気車)と認定された、新開発の環境技術を採用した1.8Lエンジン。このエンジンは有害物質を全く出さないわけではないが、少なくとも都市部の汚れた大気よりはクリーンな排出ガスレベルに抑えられている。
低公害エンジンとか低燃費エンジンというと、たいていは走りを犠牲にして実現されているが、シルフィ用のQG18DEエンジンは、走りのフィールに関しては特に不満を感じさせることがない。とりたてて元気の良いエンジンというほどではないが、中低速域のトルクや高速での伸びなど、実用エンジンとしての性能を十分に備えている。低公害であるために違和感を感じて乗らなければならないなんてことはない。
1.8L低公害エンジンとやや硬めの足回りのコンビがほしい
↑ツートーンのインストや木目調パネルなどが高い品質感を演出している(左)低公害エンジンながら120ps /16.6kg-mの実力は必要十分なレベルにある(右)
ただ、気になったのは1.8L車の足回りがかなり柔らかめのチューニングであること。先に試乗した2L車にはやや硬めで操縦安定性の高い足回りが用意されていたのだが、1.8L用は乗り心地重視の味づけなのだ。個人的には、ヨーロピアンテイストを感じさせる2L車用の足回りのほうが好感がもてる。1.8Lの低公害エンジンとやや硬めの足回りとの組み合わせが欲しいところだ。
なお、シルフィではインテリア回りの仕上げの良さもポイント。Gパッケージを選択すれば、装備も情実している。
SPECIFICATIONS
| 主要諸元のグレード | 18Vi |
| 駆動方式 | 2WD |
| トランスミッション | 4AT |
| 全長×全幅×全高(mm) | 4470×1695×1445 |
| ホイールベース(mm) | 2535 |
| 車両重量(kg) | 1170 |
| 乗車定員(人) | 5 |
| エンジン種類 | 直4DOHC |
| 総排気量(cc) | 1769 |
| 最高出力[ps/rpm] | 120ps/5600rpm |
| 最大トルク[kg-m/rpm] | 16.6kg-m/4400rpm |
| 10・15モード燃費(km/L) | 16.0 |
| ガソリン種類/容量(L) | 無鉛レギュラー/50 |
| 車両本体価格 | 176.4万円 |
松下 宏の責任採点
| コンセプト | 3点 | 取り回し | 5点 | 加速性能 | 3点 | ブレーキ性能 | 4点 |
| フィニッシュ | 5点 | 操作系の使い勝手 | 4点 | 乗り心地 | 4点 | 環境対策 | 5点 |
| 前席居住性 | 4点 | ラゲージルーム | 3点 | 操縦安定性 | 3点 | 燃費 | 4点 |
| 後席居住性 | 3点 | パワー感 | 3点 | 高速安定性 | 4点 | ステータス | 4点 |
| 内装の質感 | 5点 | トルク感 | 4点 | しっかり感 | 4点 | コストパフォーマンス | 3点 |
| 得点合計 | 77/100 | ||||||
日産 ブルーバードシルフィ 【プレイバック試乗記】/試乗レポート
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