愛犬とのドライブに最適な車 5選(ファミリー編)
カテゴリー: カーライフ
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2016/03/06
▲自動車メーカーの純正アクセサリーとして、写真のようにシートに固定しやすいキャリーバッグを用意しているところが増えている。写真はルノーのペットキャリー愛犬とのドライブはゲージなどが必須
今や子供と同じ数ほどいるといわれている愛犬。一緒にドライブを楽しみたい人も多いだろうが、同乗させる前にあらかじめ頭に入れておきたいことが2つある。
1つ目は、『犬は車酔いしやすい』ということ。振動する車の中に、いつまでいなければならないのか分からずストレスを抱えてしまうからだ。芳香剤やタバコの臭いなどもストレスの原因になる。そのため、ラゲージなど安定した場所に乗せてあげ、頻繁に休憩して外に出してあげることが大切だ。
2つ目は、『安全に注意する』こと。膝の上に載せて運転しているドライバーをたまに見かけるが、じゃれたりすると運転ミスを起こしやすいし、万が一、衝突事故が起きたら、シートベルトがないのだから簡単に車外に放り出されてしまう。また、窓やドアから突然飛び出したりすれば、後続の車やバイクにひかれる可能性もある。
つまり、ドライブ中はゲージやペットキャリー、あるいはペットシートを用意してリード(首輪ではなく胴体を押さえる胴輪もある)で飛び出さないようにするなどの配慮が必要だ。赤ちゃんを乗せる際に、当たり前にチャイルドシートを利用するのと同じこと。愛犬も赤ちゃんも、大事な家族の一員としての配慮が必要だということだ。
200万円以内で狙う「家族向け愛犬仕様車」
以上を踏まえ、家族で利用するということは、ゲージなどを乗せた状態でも3人以上が乗車可能な大きめサイズが必須。今回紹介するのは、小型犬用ゲージを乗せたうえで最大4~6名の乗車が可能なモデルだ。
加えて想定しておいた方が良いのが「愛犬を乗せた車はどうしても臭いが取れにくいため、売却時の査定額が低くなりがち」ということ。つまり、最後まで乗り倒すつもりで検討した方がいいだろう。ピックアップしたのは、いずれもミニバンクラスで本体価格 200万円以内に収まるものだが、この価格帯であれば、「乗り倒す」ことが可能な状態で出回っていることが予測できる。
各車の検索リンクも記事末尾に用意したので、ぜひ参考にしてほしい。
※乗車人数は、小型犬用ゲージサイズで( )内に表記している乗せ方の場合。場合によっては前後する可能性あり
▲広々“リビング”に愛犬を乗せられる「マツダ ビアンテ(現行型)」【ゲージ(2列目シート全体)+5名】 : トヨタ ヴォクシー・ノアより数センチ大きな3ナンバー箱形ミニバン。2列目シートの足元を最大で863mmまで拡大できるリビングモードがあり、家族の真ん中に愛犬を乗せてドライブできる
▲愛犬をドライヤーで乾かせる「トヨタ エスティマハイブリッド(現行型)」【ゲージ(2列目シート1部)+5~6名】 : 低燃費はもちろん、いざというときに4WDになる走破性や、AC100V(1500W)アクセサリーコンセントを装備。愛犬と雪のある地方へ遊びに行くのに心強く、雪などで愛犬が濡れてもドライヤーが使えて便利
▲すき間を埋めて愛犬がさらに快適に「メルセデス・ベンツ Vクラス(2代目)」【ゲージ(2列目シート全体)+5名】 : 広々としていてシートアレンジも多彩なミニバン。同社のアクセサリーグッズには、2列目シートの座面を延長するように前席とのすき間を埋めるペットシートスペースクッションが用意されている
▲脱臭ファンで愛犬の臭いも気にならない!?「スバル レガシィアウトバック(初代)」【ゲージ(2列目シート1部)+4名】 : 釣り人にも人気のあるSUV。そのためラゲージには魚を入れたクーラーボックスなどの臭いを取る「脱臭ファン」が3.0Rに標準、他はオプション設定されていた。愛犬の臭いが気になる人にも使える!?
▲オプショングッズもある「ボルボ V70(現行型)」【ゲージ(2列目シート1部)+4名】 : 大型犬のゲージは大きいゆえお出かけのたびに載せるのが手間だが、V70はラゲージの1/2を愛犬のゲージにできるオプショングッズ「ドッグゲート」が用意されている。まだ現行モデルの今のうちなら、ディーラーで手に入れやすい【関連リンク】
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