M・ベンツ F700【東京モーターショー2007】
2007/11/02
低燃費と最上級の快適性をもつ“移動ラウンジ”
メルセデス・ベンツが示す「次世代の最高級ツーリングセダン」、というとやはりどうしても期待が高まる。そのコンセプトを見事に具現化したこのF700は、その期待に応えてくれるに違いない。この「移動ラウンジ」は、ディーゼルの長所を取り入れ、直噴1.8Lで3.5LV6並のパワーを発揮する同社の次世代エンジン「DIESOTTO」を搭載する。またレーザー照射で進路の路面状況を予測し、それによってサスペンションのダンピング量を最適化、乗り心地を向上させるという「プレスキャン」サスペンションを装備。さらにナビゲーションや車両設定などの操作を、ディスプレイに表示されたバーチャルアシスタントとの会話によって行えるという。また最高級ツーリングセダンとしての流麗なデザインや、後ろ向きにして車内を会議室のように使える後席など、同社の次世代への提案がギッシリと詰まった一台となっている。

↑ガソリンエンジンのパワーはそのままに、排気量を半分にすることを目指したエンジン「DIESOTTO」。燃費は40%改善

↑4名分のたっぷりとしたシートが備わる。後席は後ろ向きにすることが可能で、その体制でパソコンなども打てるらしい
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M・ベンツ F700【東京モーターショー2007】/旬ネタ
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