第211回 ホンダ アコードワゴン スポーツパッケージ【見つけたら即買い!?】
2012/05/16
■高速走行に照準を合わせたグランドツーリングワゴン
7代目アコードは国内と欧州では「アコード」として、北米では「アキュラTSX」として発売されました(北米で「アコード」として発売されたのは、日本の「インスパイア」)。日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、グランドツーリングカーとして評価の高いモデルです。今回はワゴンに設定された「スポーツパッケージ」をご紹介します。2002年11月のデビュー時から、上級グレードの「24T」に設定されていた「スポーツパッケージ」。2003年の8月にはエントリーグレードの「24E」にも追加設定されました。新車時の車両本体価格は236万~290万円。2005年11月のマイナーチェンジまでラインナップしていたモデルです。
旧型アコードワゴンのドライブトレインは全車2.4Lの直4DOHCですが、24Eスポーツパッケージは最高出力160psのレギュラーガソリン仕様、24Tスポーツパッケージは同200psのハイオク仕様となっています。ミッションはいずれも5ATで、ぞれぞれ4WDをラインナップ。24Tスポーツパッケージのみ、タイヤとホイールが17インチとなっています。
特徴的なのは低さと硬さ。他グレードとは違い、アイポイントがスポーツクーペのように低くて見切りが悪い一方で、車両との一体感は感じやすくなっています。市街地ではワゴンとしては不釣り合いなほど硬めのセッティングですが、高速道路ではスマートな乗り心地と絶妙の安定感をもたらしています。完全にロングツーリングシフトのモデルといえるでしょう。
装備面ではエアロバンパーやテールゲートスポイラー、サイドシルなどのエアロパーツ類を標準で装備。さらにメッシュタイプのフロントグリルやフォグランプが他グレードとの違いを主張しています。他の装備はベース車に準じていますが、HiDS(車間や車線を制御するシステム)は設定されていないので、注意が必要です。
本稿執筆時点でカーセンサーnetに掲載されている物件数は15台。価格は48万~89.8万円とかなりリーズナブルになっています。総額表示車が11台と、かなり多めなのも嬉しいところです。ただし走行距離は全体的に多めで、5万km以下の物件はわずかに2台(うち1台は修復歴車)となっています。
高い剛性と優れた走行安定性で、日本よりもむしろ欧州のアウトバーンに合っている印象の旧型アコードワゴン。その高速道路シフトをより突き詰めたのがこのスポーツパッケージです。高速走行が中心という方にはまさにピッタリの1台といえるでしょう。興味を持った方は下の検索窓に「アコードワゴン スポーツパッケージ」と入力して、検索してみて下さい。
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
第211回 ホンダ アコードワゴン スポーツパッケージ【見つけたら即買い!?】/旬ネタ
あわせて読みたい
3代目BMW X1が支払総額400万円台で狙える! 中古車市場に登場してから2年半、今のオススメの買い方・選び方は?
新型CX-5が待ちきれないあなたに贈る「納車までの期間、代わりにコレどうですか?」5選
トヨタ センチュリーがブランド化! クーペタイプも公開された今、改めて歴代モデルを振り返ってみよう!
【シティーハンター】主人公 冴羽リョウの愛車「ローバーミニ」のモデル概要&オススメの買い方を徹底解説!
【今が狙い目!】昨年2024年登場のメルセデス・ベンツ Eクラス(6代目)の中古車平均価格が1年間で約70万円ダウン!オススメの買い方・選び方を紹介
’73 シトロエン DS|独自のデザインと乗り心地、そのすべてに“哲学”がある【名車への道】
トヨタ アクアが、プリウス顔に大胆イメチェン! でもマイルドな見た目がお好きなら、前期型もいいんじゃない? 中古車相場をチェック!
新型T-Rocが海外で発表されたけど初代なら100万円台で買える? 日本にぴったりのコンパクトSUV、中古車相場やオススメの狙い方を解説!
新型デリカミニが発表されたけど初代の中古車価格は? 三菱の遊べる軽SUV、オススメの狙い方を解説
【悲報】レクサス ISが“ほぼ”生産終了。絶望したあなたに贈る「代わりにコレ、どうですか?」5選














