歴史的モデルの最終型! 各世代に思い出がある車【吉田由美の勝手にハピバ】#023日産 マーチ
カテゴリー: クルマ
タグ: 日産 / マーチ / 吉田由美の勝手にハピバ / 吉田由美
2023/05/22

こんにちは、カーライフ・エッセイストの吉田由美です!
カーセンサーの本でも連載している企画「勝手にハッピーバースデー」。
この企画では、発売したタイミングをその車の誕生日と見立てて、○年後に○歳おめでとう! と勝手にお祝いをしていきます。
日産 マーチ(4代目)を勝手にハッピーバースデー!
今月お祝いするのは2010年7月に発売された日産 マーチ(4代目)です。
▲1982年の初代マーチ発売以来、長きにわたり作られてきた日産を代表するコンパクトカー。その4代目は、2022年8月で生産終了となり最終型モデルとなった。エクステリアデザインは先代の丸みを帯びたフォルムを踏襲しながら重心を低くし、タイヤを四隅に寄せることでコンパクトながら踏ん張り感あるプロポーションを実現マーチとの思い出は、初代が登場した1982年までさかのぼります。(どんだけさかのぼるねん!)
当時、放送されていたマーチのテレビCMには、マッチこと近藤真彦さんが採用され「マッチのマーチがあなたの街にマッチする」というユニークなキャッチフレーズとともにデビューしました。
というのも、たのきんトリオのファンだった私は、マッチのおかげで初代マーチを知ったと言っても過言ではありません(話題が昭和でごめんなさい……)。
▲こちらが初代マーチ。1982~1991年に生産されたモデル続く2代目も印象深い子なんです。
それは私が「カーライフ・エッセイスト」として活動する礎となった日産ドライビングパークでのインストラクター時代のこと。
車の知識や運転スキルを叩き込まれたセーフティドライビングの教習車兼練習車として長い時間をともに過ごしました。
▲運転席に座るとちょっぴりインストラクター時代を思い出します(笑)その後、登場した3代目は日本のみならず「マイクラ」という名前で海外でも販売され大ヒット!
世界の人気者になっていきました。
個人的にも丸みを帯びたプロポーションが可愛くてお気に入りです。
▲こちらが3代目マーチ。2002~2010年に生産されたモデルそして、今回の主役4代目!

この子との出会いは日本ではなく、タイのバンコクモーターショー。
なぜかというと、当時のタイ政府は国家プロジェクトとして、国内で自動車を生産すると関税が安くなる優遇措置を実施。
そこで日産はマーチをタイで生産することに決定しました。
そんな背景があり、バンコクでお披露目となったようです。
このバンコクモーターショーは、車の展示をするだけの日本のモーターショーとは全然違い、会場で車を購入することもできちゃうんです。
そのため、会場内の各メーカーのブースには広い商談スペースがあるのが特徴!
お客さんにとってはモーターショー会場で車を購入すると、割引きがあるなどのメリットがあったり、欲しい車を同じ場所で比較して見ることができます。
なので、バンコクモーターショー期間中に会場での新車の成約は5万台前後というから驚きです。
そんなことを思い出した4代目マーチですが、第一印象はとにかく地味~!
今回、久しぶりに実車を見ましたが、やっぱり地味~(笑)。
言いかえれば、超シンプル。
ただ、よく見ると意外とダッシュボードに丸みがあったり、サイドビューも歴代マーチのラインを引き継いでいて、面影もあります。

▲ドアも丸みを帯びたフォルムが特徴的!ただ今となっては、巨大なグリルやシャープなライトを採用した車が多くなってきているので、一周回って!? シンプルなのが、むしろ個性なのかも。

13歳、ハッピーバースデー♪
▼検索条件
日産 マーチ(4代目)×全国
今回撮影協力いただいた「Car Pleasure」は、神奈川県横浜市緑区にある軽自動車から国産車を中心に取り扱う中古車販売店です。自社積載車もあり遠方のお客様でもご納車が可能。
また、 系列店の「Car Pleasure NEXT」の在庫もご紹介していただけるので、そちらもぜひチェックしてみてください。

カーライフ・エッセイスト
吉田由美
短大時代からモデルを始め、国産メーカーのセーフティドライビングのインストラクターを経て「カーライフ・エッセイスト」に転身。車回りのエトセトラについて独自の視点で、自動車雑誌を中心にTV、ラジオ、WEB、イベントなどで広く活動中。様々な車を紹介するYouTube「吉田由美ちゃんねる」も好評配信中!
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